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toe to knee    積み木スツール 四角

color       GRAY A

price       49500-

SIZE       高さ37cm ・ 横30cm ・奥行30cm

今日も厚く覆われた曇り空。気温は落ち着いているので、洋服を選ぶのには良い気候。
半袖も良いでしょうし、風の抜ける素材の長袖をくるっと捲って着るのも丁度良さそう。
来週に迫った近所のお祭りの準備が着々と進んでいて、家の前の電柱にしめ縄飾りがつきました。
引っ越しをしてから初めて見るお祭りなので、ちょっとワクワクした気持ちになりますね。

今日は洋服ではなく、rasikuに並ぶ初めての家具・・・のようなオブジェ!?とも
捉えられる創作物のご紹介を。
いつの事だったかは定かではないのですが、確か昨年かその前の年ぐらいだったと思います。
トートーニーの神田さんのお店を訪ねたのですが、そこに鎮座していた不思議なカタチをした椅子。
最初は見た目のインパクトがあまりに強く、頭の中に??がぐるぐると回っていたように思います。
それがこの積み木スツールとの出逢い。

その時の目的はセレクトするアイテムのピックアップだったのですが、商品を選びながらも
スツールが脳裏に焼き付いて離れない。
盛岡に戻り頭の中を整理している時も、あのスツールが放つオーラがどうしても忘れられない。
それからしばらく月日は経って二宮への移転を決め、お店の構成を一からイメージし直していると
置きたいものの一つとしてパッと浮かんだのが、あの時のスツールのこと。
自然とお店をこれまでとも少しニュアンスを変えたいと思っていたので、すぐに神田さんに相談。
スツールのサイズ感などに関しては、一見するとバラバラに見えるかもしれませんが
規格はある程度決まっていて、その規則に沿った上でその時あるもので作製しているとのこと。
僕がお店に似合うのではと考えていたカラーを伝え、作製を依頼したのが引っ越ししてすぐのこと。
GRAY・GREENの2色を基調としたスツール4脚が完成しました。

積み木スツールはトートーニーの神田さんと、革職人の曽田耕さんと共同制作のプロダクト。
共通のルールを設けた中で、自由な発想でもの作りをするお二人。
僕の中ではプロダクトとしての捉え方なのですが、程度の問題だと思うのですが
再現性(全く同じ物は無いですが)があって、緻密に計算されていることがとても面白い。
洋服に例えるならば、世の中の評価や価値感ではなく、やられたー!と思う古着を見つけた時と
同じ興奮を覚えます。余計に伝わらないかもしれませんが。。

座面と木材の間にサンドされている革は裁ち落としと呼ばれる無作為に切り落とされた部分。
木材は廃材と呼ばれるもの。その2つの素材を使って作製されているスツール。
よっこいしょと腰を掛けて貰うと分かるのですが、ちゃんと椅子としての機能が備わっているのが
十分に理解出来ます。機能的な一面と、ただそこに置いておくだけでも良いアートピースのような
作用的な顔を持ち合わせているのが、このスツールにしか出せない魅力だと感じています。

color       GREEN A

price       49500-

SIZE       高さ37cm ・ 横30cm ・奥行30cm

座るという目的に限定せずに、良い場所にドドンと置いて眺めても良いですし
座面の上にもう一枚何かを敷いて飾り台にしても良いですよね。
使う側に余白を与えてくれるような、とても無造作にも見えるデザインが
ある空間に置かれた瞬間から、その場所の空気や景色が自分の中に心地良く響きます。

color       GRAY B

price       49500-

SIZE       高さ38cm ・ 横30cm ・奥行30cm

一番下が窄まっていても、全体としてそこそこの重さが在りますので
全く不安定さはなくて、むしろずしりと安定したバランス感を保ちます。
上から見下ろして、そして側面から眺めて、その日その日で気持ちに引っ掛かるものや
発見があるのもとても面白いなと思いますし、木と革のリズムはそれぞれ違うので
これはぜひ実物を見て頂きたいです。

color       GREEN B

price       49500-

SIZE       高さ37cm ・ 横30cm ・奥行30cm

感性とか感覚とか、一途に追いかけてきたものが、たまたま出逢う人によって
ふいに違う引き出しが開いて、思ってもいなかった感情が生まれてくるから
自分は自分であって、実は自分ではないことを、良い意味で考えさせられる
そんな積み木スツールとの嬉しい出逢いでした。
僕がそうだったように頭の片隅にずっと残り続け、奥底の好奇心が擽られるような
そんな出逢いをしていただけると嬉しいです。

□トートーニー神田さんにも僕らのこと、積み木スツールの事をご紹介いただいております。
こちらからどうぞ ⇒ https://toe-to-knee.com/diary/?code=7920

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