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AULICO    HIGH NECK LONG SLEEVE TEE SHIRT

color     SAX

price     23100-

size     M    /    L

夏の甲子園も佳境に入り、ベスト8が出揃いました。
毎日立ち寄ってくれるおじいちゃんとも、結果についてあーだこーだと話すのが日課に。
昨日はたまたま第4試合(早稲田実業 対 大社)を見たのですが、9回裏に敷かれたあのシフトで
僕はほぼ見たことが無いですが、見事そこに打球が飛ぶ。しかもスコア上はまさかのレフトゴロ!
(気になる方は、調べてみてください~)どちらも甲子園の第一回大会に出ている高校同士で
解説のとある高校の監督も興奮するくらいの漫画のような展開は、何十年に一度あるかないか。
もしかしたら朝野球のTBCなら起こり得るかも?いや、ないな。(笑)
そんなプレーを見れたことにとても感動してしまいました。
明日が準々決勝。ここからは駆け足であっという間に夏が去っていきそうです。

AULICOから届いた首元のデザインが特徴的なハイネックタイプのプルオーバーシャツ。
リネン100%で、しなやかな厚みの生地が立体的に映ります。
首元をしっかりと覆ってくれる安心感と見た目のインパクトがあって、実際に着るのは
もう少しだけ先になりそうですが、でもきっと間もなく。
タンクトップ・半袖・長袖と合わせるインナー類を変えながら季節毎、気候に応じた着合わせを
見つけて頂きたいです。季節を断定し過ぎない、揺らぎのある1枚になると思います。

先ず、目につくのはやはり首元。
大胆な立ち上がりに見えますが窮屈な印象は一切無く、脱ぎ着もスムーズ。
布帛なので生地の伸びはありませんが、パターンが秀逸に出来ている印象を受けます。
全体的に丸みのあるシルエットで、身体を包み込むような雰囲気です。

AULICOが得意とする肩線が無く、脇の下と背中の中央で合わせる縫製。
必要最低限の縫製のみで仕上げることで、継ぎ目のない布を纏うような一体感が生まれるのと同時に
何処かアンバランスにも見える独特の表情が交差するような洋服。
最初に袖を通した際にはなんとも見慣れない服に、躊躇する方も多いのですが
逆に、瞬間にピタッとお顔に合うというかしっくりと馴染む方も。
自分たちとしてはどちらにせよ、時間の経過とともに不思議と違和感が無くなっていく
そんな過程も含め、気になる方には袖を通していただけたら嬉しいなと思います。

サイズ展開はM・Lの2サイズ。
断定するようなサイズ感ではないのですが、大よそのイメージとして。
MでレディースM~Lサイズ、メンズのSサイズを着られる方に心地良さそうです。
LはメンズのM~L体型くらいの方が合いそうです。
袖口にカフスなどの装飾がなく、肩から袖の具合はゆるやかにラフに着用が出来るので
袖をくるっと捲ってあえて大きめに、ゆったりとした着方をしていただくのもお勧めです。

color     WHITE

price     19800-

size     M    /    L

染色を施したSAXも良いですが、WHITEも同じくらいに魅力があります。
AULICOの平原さんにお逢いする前は、自分の中で染色してある方が何となく良いモノと思い込み
解釈をしていました。理由としては生地が”染まる”という過程に、何か特別で神秘的なものを
感じていたからだと思います。勿論、今でも染色されている洋服は大好きなのは変わらないのですが
同じ視点で染色されていないものも見れるようになったのは、ここ数年の中での大きな発見でした。
染料が入っていれば染まる、染料が入っていなければ染まらないというシンプルな構造ではあるのですが
見落としている点としては、染める前段階としての水と生地の関係性を詳しく聞いた時に
完全な理解までには至らずとも、何だかやっと腑に落ちる感覚があったのです。

身長178cmがLサイズを着用した印象。
白の潔さ、ハイネックのしゃきっとし過ぎない曖昧さのある着心地。
程度の大きさはあるにせよ、着る人に委ねられている部分が大きい洋服に袖を通すと
とてもワクワクした気持ちにさせられますし、ファッションという捉え方にプラスして
もう少し奥行きのある、着ている本人にしか見出せない何かがあるような気もしています。

リネン100%の生地の厚みも、秋へのステップとしては丁度良く感じて頂けそうです。
手にして直ぐに着こなすのは難しいかもしれませんが、ちょっとずつ距離を縮めていく洋服には
何度となく手に取っては戸惑う時間の経過があって、ある日突然これだ!という光が弾けるような
何もかもしっくりとくるタイミングが必ず来るはずです。
僕もWHITEを納得出来る着こなしを模索しながら、季節の変わり目を楽しんでみたいと思います。

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