SOWBOW 蒼氓シャツJ
color CHAMBRAY INDIGO
price 28600-
size 1 / 2 / 3
今日で9月も終わり、明日からは10月なんですね。
今年も残り3か月かと思うと、本当に月日の流れが年々早くなっている気もしますし、
毎年同じことを言っているなぁとも思いつつ、時間だけは平等にある。
季節の移ろいを感じながら、楽しいことを考えて日々を過ごしていこうと思います。
・
SOWBOWから新型のシャツが届きました。
先ず目に飛び込んでくる、大胆な大きさに設定されたフラップ付きポケット。
釦の1つ1つの間隔を広く取り、通常のシャツよりも釦の数を減らしたフロント。
前立てはフレンチフロントの仕様、想像するシャンブレーシャツとは良い意味で違っていて、とてもすっきりとした表情。
シャンブレーシャツと言えば、3本針ステッチ、空間仕上げなど特徴的なディテールを想像しがちですが
ごちゃっとした雰囲気をあえて取り除き、全体の空気感でSOWBOWらしさを醸し出しています。
シルエットはボックス型、ゆったりとした余白を感じらる着心地。
両サイドに深くスリットを入れて動きを出しつつ、パンツポケットへのアクセスもし易くなっています。
シャンブレーシャツは洋服で言えば定番的な立ち位置なのかもしれませんが、僕自身はどうしてなのか…
あまり触れてこなかったこともあってここにきて、シャンブレー熱が急上昇の予感。。。
着こなしのイメージはアメカジライクな雰囲気よりも、かりっとした黒のパンツ、ナイロンパンツなどに
合わせたら格好良いかなと思いながら眺めています。
着用写真はきちんとボタンを留めて撮影しましたが、シャツジャケットのように羽織る着方も
このシャツのシルエットや生地感から、いい感じではないかなと思います。
今時期は半袖Tシャツの上に、季節が進めばタートルネックを合わせて着るのも良い。
シャンブレーシャツが人気な理由はきっと、デニムと同じような感覚で着用出来るからではないかと思うのですが
素材の経年変化もそうですし、ざぶっと洗って干したらかりっとなる、あの何とも言えない感触。
そこには長年に渡り植え付けられてきた固定観念というのか、ちょっとしたロマンが詰まっているんだと推測しつつ
SOWBOWのシャンブレーシャツは、軽快に颯爽とした方向性で纏う方が格好良いだろうと思っています。
着用しているサイズは2。
(モデル身長178cm)
大きすぎず、適度な空間を感じられるサイズ感。
1=S-M 2=M-L 3=L-XL と思っていただければ間違い無いです。
SOWBOW 蒼氓EZ PANTS WIDE
color CHAMBRAY INDIGO
price 31900-
size F
すっかりお馴染みになりましたSOWBOWが提案し続けている「EZ PANTS WIDE」
何年か前に違うシャンブレー素材でリリースしていたのですが、個人的に季節の変わり目に着用する回数が多く
後継者を探していたので、願ったり叶ったりです。
生地のウェイトから想像すると、これから本格的に寒くなるまで1か月半くらいでしょうか。
冬の寒さが和らぐ、3月頃にまた出番がやってくる、中継ぎ投手のような役割を果たしてくれる1本。
シルエットはお尻周りワタリとしっかりと太さをキープしながら、裾口にかけて徐々にテーパード。
裾口でもボリュームを感じられる太さ。
日常着から、ちょっとした外遊び、使える幅が広いのですよ。
僕は海に行くにも、吾妻山に登るのにも、東京へ出張へ行く際にも、SOWBOWイージーパンツワイドを素材を変えて愛用しています。
シャンブレーはデニム感覚で穿けるので、着合わせも考え過ぎずに手が伸びやすいのではないでしょうか。
二宮で過ごす本格的な秋が、どんな移り変わりをしてどんな服が合うのか、探るのがとても楽しみ。
シャツにちょっとした羽織物、シャツ1枚でインナーを長袖にして過ごせす気候も良いものです。
流石に明日からは10月。洋服を着ることが一番楽しい時期に突入するので、あれこれ試しながら
気候と気分に合った服装をして、お店でお待ちしております。
2024年9月30日 | 4:49 PM | sowbow
holk smock dress
color navy
price 34100-
size 0
私用のため数日間、北海道の実家へと帰省をして戻ってきたら二宮はやっぱり暑い・・・けれど、風が涼しい!
なので思ったよりも、気温にそう大差がないようにも感じてしまう。狭くて広い、広くて狭い日本。
北海道も一時、極端に冷えた日もあったそうですが、滞在中は完璧な秋晴れで、
一応念のため持って行ったカーディガンも羽織るとじわり汗ばむほどでした。
人生がはじまったばかりの尊い命に対面し、そして人の一生について考える時間でもありましたし
秋に帰るのは久しぶりだったので、冬になる前の生き生きと人が賑わう札幌の街と大通
果てしない壮大な美しさが広がる、北海道ならではの秋の空に出会えてうれしかったです。
快く送り出してくれて、ひとり営業もしてくれた家族にもありがとう。
・
そんな訳で居なかったほんの数日の間にも、秋冬の服の新着がありましたよ。
どしどしご紹介をすすめてまいります。
一度知っていただけると深みにハマるholkの服と物作り。
先にご紹介していたこちらも、ご購入してくださったのは主にリピートのみなさまでした。
今回は、同じ生地を使用した定番のかたち”smock dress”をご紹介いたします。
スタンドカラーの襟元に寄せられたギャザーが、顔や肩周りをふわりと包むので
可愛らしい雰囲気かと思えば、キュッと詰まった袖先や裾へ向かうラインの潔さ。
着ると見頃には適度なゆとりがあるのですが、どこか気持ちが引き締まるように感じるのは
生地の雰囲気か、それとも深い紺色が放つ気配なのか。
フルオープン仕様なのでコートのように羽織っても良いですし、きちんとボタンを留めても着ていただくのも格好いいです。
肩の位置は少しだけ落として着心地を楽に。両サイドにはスラッシュポケットとスリットを設けています。
かたちは大きくは変わらずに、シーズンによって微妙に変化を加えながら、素材と色の違いで
毎回新鮮さと発見を与えてくれるsmock dressは、季節ごとに素材違いで欲しくなってしまう一着です。
使用している生地は、細番手の糸を超高密度に織り上げたタイプライター。
前回と同じ表現になってしまうのですが、ハリがあって硬いのに同時に柔らかくもある。
相反する質感を一枚の生地が持ち合わせているというのが、とても凄いことだなと
毎回思うことではありますが、それを可能にしているのはやはり織物を産業とする地場の強み。
そういった地場産業や伝統を維持していくことも容易ではない時代ですが、holkは物作りを通して
工場と職人の方との繋がり、そして直営店にて作り手と購入してくださる方との繋がりを育み
関わり合う方それぞれの心が豊かになるプロダクトを手掛けています。
洋服の販売に携わって月日もだいぶ経ってきましたが、いつでも答えの出ない問いの中に
いるような気持ちになったり、やっていることに矛盾を感じたりする日もあったりして。
それでも何か喜びを繋ぐ役割として自分たちが出来ることを。と思い取り組む日々において
holkというブランドや、生み出す方々の姿勢にとても励まされたりもしているなと思います。
釦をお好みのバランスで留めて着ていただくのがお勧めです。
もう少し首元を開けて、背中側に落としても素敵ですし、モックネックやタートルなど
インナーとのバランスと、ボトムを細身のラフなパンツから、ワイド、スカートなどなど
移り変わりに合わせて、着方も工夫してみてくださいね。
まだまだ、ここからが本番な秋冬の装い。
holkのルックがとてもとてもツボなので、こちらのリンクもぜひご覧くださいね。
物欲、服欲、掻き立てられちゃいますよ~
2024年9月29日 | 2:23 PM | holk
SOWBOW BARAILLE & GARMENTS別注 MIYAKONOJO – L/S TEE
color NAVY
price 14300-
size M / L / XL
定休日明けの27日の金曜日。もう9月も残り僅か。
びっくりなほどに涼しくなった気候も、また30℃付近をいったりきたり。
昨日は、訪れてみたかったお隣のお隣の街、秦野市にある「出雲大社相模分祠」へ。
年齢を重ねるごとに神社仏閣が気になるのは、必然なのでしょうか。。。
神社内にお豆腐がセルフで売られているのが、土地のもたらす恩恵と名産品がマッチして良かったな。
今度行く際には、クーラーボックスを持って出掛けよう。そうしよう。
ちょこっと足を延ばして「じばさんず」で頼んだ落花生のジェラートも、外のベンチで食べれて最高な1日でした。
・
ここ最近になってようやくロンTの良さに気づき始めているのですが、SOWBOWがBARAILLE & GARMENTSに
別注して作製しているTシャツシリーズ。半袖・長袖ともに非の打ちどころのない素晴らしいカットソーだと思っています。
少し前に長袖の染色バージョンをご紹介しましたが、今回は染色ではない先染めのタイプ。
色は王道のネイビーとホワイトの2色を選択。
神奈川県に拠点を変えて、ロンTの着る期間と着用頻度がなんとなく増えるのではないかと想像をしているのですが
その辺りも含め、まずは実生活の中でどんな服装が心地良いのか探っていきたいと思います。
BARAILLE & GARMENTSはアンダーウェアを作製するブランド。
オリジナルはどちらかと言えば、インナーに適したフィッティングで提案。
SOWBOWが別注することで1枚着として違和感なく着用出来るサイズ感に置き換えています。
ですので、全体的にゆとりを持たせ体と生地に余白のあるシルエット。
オーバーサイズの定義は感じ方は違うので難しいのですが、選ぶ際には普段着られているサイズの表記通りで間違いないはず。
僕は普段大よそL~XLの洋服を着用しますが、BARAILLE & GARMENTS別注TシャツはLで丁度良いバランスに感じます。
首回りはしっかりと詰まったクルーネック。
袖口のテンションもきつすぎず、緩すぎずに丁度良い。
ここがきついとストレスに感じることが多いのですが、細部にまで気が利いていますし
超長綿ならではの光沢感と品の良さ。チープさが一切見受けないあたりは流石だなと感心してしまいます。
ボディに用いられるシーアインランドコットンは、コットンのランクで最上位にくる品種。
リサイクルなどの糸を一切混ぜていないため、ある程度着用を繰り返してもキックバックがあるのでヨレにくく
袖を通した瞬間から、明らかな違いが分かるクオリティの高さを実感。
つるっとした着心地で、生地離れが良く、このTシャツを着ている日はなんだかご機嫌になってしまいます。
※未洗いでの納品なので、全体的に少し縮みが入ります。
color WHITE
price 14300-
size M / L / XL
白いTシャツは、何枚あっても困らないアイテムの1つ。
汚れが気になるるなぁというタイミングで、新しいものに新調をしながら出来る限りフレッシュな状態での着用がお勧め。
肌に触れるものを新しくするだけで大げさではなく気分が一変しますし、消耗品としての買い替えはいた仕方のないことなので
その中でも価値観を優先する際の、選択肢の1つとしてご提案出来ればと思っています。
気持ちの良い季節はロンTにウールのカーディガンを合わせて、外で暖かい珈琲を飲むのが理想的。
二宮の店舗は贅沢にも縁側が付いていたので、早く秋服に身を包み秋風を感じながらのんびりと時間を過ごしたいものです。
店頭に並べていても、見た目がシンプル故に通り過ぎてしまったり、価格もそれなりなので思いきれず。。。
というのは頷けますし、定番的な立ち位置のアイテムなので、何かのタイミングで気になる可能性もあるのかなと。
僕の今までの経験上、上質なカットソーは絶対に嘘をつかない。と自負していますし
価格以上の何か付加価値的なものを実感して頂けると思います。
2024年9月27日 | 11:39 AM | sowbow
明日25日(水)・明後日26日(木)は定休日でお休みです。
27日(金)10時からお待ちいたしております。
2024年9月24日 | 4:17 PM | diary
SOWBOW 蒼氓シャツG
color WOOL BROWN(別注)
price 30800-
size 1 / 2 / 3
急に涼しい。。。ですね。
昨日は寝る際には久しぶりに冷房を消し、窓を少し開けたくらいにして丁度良い温度と風。いや朝方はそれでも少し寒かった。
それはそうです、もう9月末。いくらなんでも秋の気配を感じないと、色々がおかしくなりそうだったので、ほっと胸を撫で下しています。
着るものも完全に夏モードだったので、気温差にあたふたしてしまい何度も着替えをしてベストな温度を探ってようやく落ち着いた所。
今時期は日中は気温が上がるので、朝夕との温度差を調整するのが洋服屋としては何とも言えない楽しみがあるのですが
それは逆に言うと服装の難しさでもあるなと思っています。
・
ここまで気温が下がってくると、なんだか急にウール素材がちらつき始めます。
まだ着るのには少し早いですがSOWBOWに別注でお願いしたシャツが届いたのでご紹介。
たまたま目に留まったウールチェック地。チェックは第一印象で引っかかるかどうかだと思うのですが、ぐっと心を掴まれる感覚。
何か出来ないかと模索していたところに、SOWBOW別注の案が急浮上。
昨年、自分用に久留米絣のコットンチェック地でオーダーしたラウンドしたテールシャツが、思いのほか使い勝手が良かった。
Tシャツの上からボタンを幾つか掛けて羽織る(羽織物)として重宝したことが頭をよぎり、このデザインに落とし込んで頂きました。
ロンTの上からざっくりと着るか、もう1つはあえてサイズアップでスウェットとの組み合わせなんかも想像出来たりして
木々の紅葉が始まる頃に、ブラウンチェックの色目もしっくると馴染んでくるはずです。
シャツGの特徴としては、何と言ってもテールの長さとラウンドの形状。
最初に見たときは、イメージが膨らまずにどうだろう。。。とオーダーを見送っていたのですが、
徐々に吉村さんの洗脳に(笑)いや丁寧な接客にやられて脳裏に焼き付いてしまいました。
当たり前に想像をするシャツ。ボタンを全部留めて着るちゃんとしたシャツとはニュアンスが違う着方が出来ると理解してから、
シャツGの本当の意味での格好良さ、使い勝手の良さにようやく気付きました。遅いと指摘されそうですが。。
個人的にはトップ釦と2つ目を開けて、インナーをしっかりめに覗かせる着方が特にお勧め。
釦の感覚が広く、オープンカラーシャツの様な見え方に。
今回選んだチェック地はウール95%・ナイロン5%のブラウンを基調とした中肉の素材感。
厚すぎず・薄すぎずの適度なボリュームがあり、ノスタルジックな空気があって絶妙に着になるなぁってところがお気に入り。
前丈と後ろ丈で、かなりの落差(約7cm)を付けることで、大胆なシルエットを構築。
シャツ自体は水を通した状態で納品されていますが、縮率が気になる方はやさしく手洗い→軽い脱水。
更に気になる方はドライクリーニングを推奨します。
ここ数年ほとんど手にしてこなかったチェック地。久留米絣のチェック地に出逢ってから、印象が変わったように思います。
シンプルな服装ばかりしていると、それはそれで良いのですが、毎日だとどうしても飽きてしまうのです。
気分転換にはうってつけで、一回チェックを挟むとシンプルな着こなしが、また新鮮に戻れて◎
自分だけの思考(固定観念)を頼りにし過ぎると、年齢と共に徐々に選択肢を狭めてしまっているなぁと反省。
人の影響を受けることの大切さや、当たり前に囚われ過ぎない事をチェックから学んだような気がします。
気温もようやく落ち着いたタイミングで、デニムやチノパンなどのデイリーなパンツと合わせて頂けると間違いないはず。
生地の特性で少し縮みが出ているので、いつものシャツGよりも気持ち小さく上がっているように思います。
スペックの詳細はオンラインストアに載せてありますので、参考にして頂けると幸いです。
因みに、着用しているサイズは2。インナーは中肉のロンT。
※身長178cm 体重62キロ 着た感覚としてはM-L位のイメージです。
後日に、お馴染みになりつつある(僕の中で)イージーパンツワイド(裏付き)も入荷予定ですので
そちらも楽しみにしていてください。
2024年9月24日 | 12:24 PM | sowbow