9/13
SOWBOW TYPE F CARDIGAN
color BLACK
price 31900-
size 1 / 2 / 3
夏はどこまで続くのか。。。終わりの見えない暑さがなかなかに堪えます。
来春夏に向けた各メーカーさんの展示会も真っ盛りで、東京への出張が続いている中で
グリーン車の本当の意味での素晴らしさを40代中盤になって、ようやく気付きました。
二宮から東京方面(渋谷とか新宿あたり)に行くのに、距離にして80キロないくらい。時間で1時間20分~30分くらい。
行きはとても空いているので、景色や本を見ながらゆらゆら・うとうとしていると案外すぐに東京着。
歩き回ってドロドロになってからが本題です。
初めて渋谷から二宮まで帰るのに、グリーン車に乗り込みましたが全然違いますね。快適すぎてびっくり。
時間と空間はお金で買うって、ひと昔前に何かの本で読んだ気がしましたが、その言葉がぴったり。
ずっとあの二階建ての車両が、どこから?どうやって?と気になっていたので、乗り方が知れたのも良かったですし
夏場の帰り道だけでもグリーン車を♩と思うと、東京へ行くのが少しだけポジティブになれそうな、そんな体験でした。
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暑い暑いと言っても時間は確実に過ぎていきます。
SOWBOWのカーディガンの”TYPE F”を久しぶりにセレクトしました。
天気予報を見ていると9月末から最低気温がぐっと低くなる予報が出ていたので、一安心。
半袖のカットソー(日中はちゃんと暑いので)に何かを羽織る。そんなスタイルになりそうな2週間後の9月後半。
ある程度、風抜けが良い方が着ていてストレスにならなそうだと思うのですが、うってつけとも言える素材が
パナマクロスと呼ばれる通気性の良い平織り生地。リネン55%・コットン45%のややシャリ感のある着心地。
名前だけは聞いたことがある素材ですが、実際に着たりしたことはなかったので、自分でも試してみて
着用するタイミングと機能性を色々と肌で確かめてみたいと思います。
展開されているカラーは2色。
まずは、間違いなく使い勝手の良いブラック。
手元にあれば、組み合わせを考え過ぎずにさっと羽織って出かけられる万能な1枚。
シャツの上からも良いのかなと思いつつも、カーディガンのVゾーンに合わせるのであれば
丸首カットソーの方が納まりの良さを実感していただけるのではないかと。
デザインはジャケットとカーディガンのちょうど中間をとったような、なかなか見かけない雰囲気だと思います。
以前はサイドにポケットが無かったのですが、何シーズンか前に優しさを優先してスラッシュポケットを完備。
フロントは白い有田焼のボタンがずらりと並び、SOWBOWの魂ともいえるディテールがきらりと光ります。
ニット・カット素材ではなく、布帛素材のカーディガンという点がやはりポイント。
着用した時のライン(特に襟元のV)が直線的に見えるので、しゃきっとした印象になり、背筋をちょっとだけ
伸ばして出かけたくなるかもしれません。
このブログで何度も書き続けている、季節の狭間の何を着ようか問題。洋服の難しさでもあり、一番楽しい悩みでもあります。
季節ががらっと変わってしまえば、着るものを迷うことが減るのですが、1日の寒暖差や絶妙に着るものを悩む温度(25度いかないくらい)に
カーディガンジャケットのような役割を果たしてくれる羽織ものは、素材違いで何枚持っていても役に立ちますし
ここのところの気候で、一番気になる湿度との関わりも意識するようになったので、リネンの配合率が高い生地は
蒸れにくくて快適に着用出来るはずです。
color PINK
price 31900-
size 1 / 2 / 3
ブラックの汎用性とは反対側に位置するピンクの可愛さよ。
明るい色に慣れてしまった僕は、何も抵抗がなく着用が出来るのですが、ハードルはやや高め。
色に関して言えることは、着用したことの無いものは単純に見慣れないですし着こなせない、プラスして誰かに何か言われないか。。。
という、やや自意識過剰とも取れる判断やネガティブ要素が大まかな理由になるのではないかと。
実際に自分もこの2つの理由を盾のように振りかざして、色物を着てこなかったのですが、今となってはなんであんなにも頑なになっていたのか
振り返ると笑ってしまうほどに、色物への抵抗はほとんど無くなりました。
色物を着ると、着ている日はなんだか不思議とハッピーな気持ちになれますし、周りからもポジティブな反応が多くあるから不思議なものです。
ダークトーンな日と明るい色を着る日と、決めつけ過ぎずにいる方がきっと物事はより面白くなると思いますし
結局は他人から受ける影響が大きいのです。それから住む場所の地形だったり、その地域で採れる物によっても
服装に影響がありそうですし、グラデーションも自然と出てくるはずです。
そんなことを考えながら洋服を着たり、選んだりする人はどのくらいいるのか分かりませんが
僕は割と毎日、そんなことを考えたりどうでも良くなったりしていますよ(笑)
二宮は海が目のまえにあるので、空がどこまでも広く感じ太陽の日差しも明るい印象があります。
東海道が通るので人の行き来があった背景からも、あまり壁がなくポジティブな土地柄もあって、
明るい色の洋服は無理なく自然と馴染む感覚がありますし、自分が今ここに来て思う感覚を
服装やセレクトする洋服で少しずつ表現していければと思っています。
久しぶりにセレクトしたTYPE Fカーディガンですが、素材が変わるとがらっと雰囲気も変わって改めて良いなと。
まだウールやコートなどは着用(試着するのさえ難しい)出来ないくらいの気候ですが、この辺のアイテムですと
Tシャツの上からさらっと羽織れるので、イメージが湧きやすいのではないでしょうか。
一応洋服屋なので、季節を半歩くらいは先取りしておこうかなという思いは持ちつつも、慌てずに現実世界とも
照らし合わせながら、少しずつご紹介をしていければと思っています。
2024年9月13日 | 5:45 PM | sowbow