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SOWBOW    蒼氓シャツG

color       WOOL BROWN(別注)

price      30800-

size       1    /    2    /    3

急に涼しい。。。ですね。
昨日は寝る際には久しぶりに冷房を消し、窓を少し開けたくらいにして丁度良い温度と風。いや朝方はそれでも少し寒かった。
それはそうです、もう9月末。いくらなんでも秋の気配を感じないと、色々がおかしくなりそうだったので、ほっと胸を撫で下しています。
着るものも完全に夏モードだったので、気温差にあたふたしてしまい何度も着替えをしてベストな温度を探ってようやく落ち着いた所。
今時期は日中は気温が上がるので、朝夕との温度差を調整するのが洋服屋としては何とも言えない楽しみがあるのですが
それは逆に言うと服装の難しさでもあるなと思っています。

ここまで気温が下がってくると、なんだか急にウール素材がちらつき始めます。
まだ着るのには少し早いですがSOWBOWに別注でお願いしたシャツが届いたのでご紹介。
たまたま目に留まったウールチェック地。チェックは第一印象で引っかかるかどうかだと思うのですが、ぐっと心を掴まれる感覚。
何か出来ないかと模索していたところに、SOWBOW別注の案が急浮上。
昨年、自分用に久留米絣のコットンチェック地でオーダーしたラウンドしたテールシャツが、思いのほか使い勝手が良かった。
Tシャツの上からボタンを幾つか掛けて羽織る(羽織物)として重宝したことが頭をよぎり、このデザインに落とし込んで頂きました。
ロンTの上からざっくりと着るか、もう1つはあえてサイズアップでスウェットとの組み合わせなんかも想像出来たりして
木々の紅葉が始まる頃に、ブラウンチェックの色目もしっくると馴染んでくるはずです。

シャツGの特徴としては、何と言ってもテールの長さとラウンドの形状。
最初に見たときは、イメージが膨らまずにどうだろう。。。とオーダーを見送っていたのですが、
徐々に吉村さんの洗脳に(笑)いや丁寧な接客にやられて脳裏に焼き付いてしまいました。
当たり前に想像をするシャツ。ボタンを全部留めて着るちゃんとしたシャツとはニュアンスが違う着方が出来ると理解してから、
シャツGの本当の意味での格好良さ、使い勝手の良さにようやく気付きました。遅いと指摘されそうですが。。
個人的にはトップ釦と2つ目を開けて、インナーをしっかりめに覗かせる着方が特にお勧め。
釦の感覚が広く、オープンカラーシャツの様な見え方に。
今回選んだチェック地はウール95%・ナイロン5%のブラウンを基調とした中肉の素材感。
厚すぎず・薄すぎずの適度なボリュームがあり、ノスタルジックな空気があって絶妙に着になるなぁってところがお気に入り。

前丈と後ろ丈で、かなりの落差(約7cm)を付けることで、大胆なシルエットを構築。
シャツ自体は水を通した状態で納品されていますが、縮率が気になる方はやさしく手洗い→軽い脱水。
更に気になる方はドライクリーニングを推奨します。
ここ数年ほとんど手にしてこなかったチェック地。久留米絣のチェック地に出逢ってから、印象が変わったように思います。
シンプルな服装ばかりしていると、それはそれで良いのですが、毎日だとどうしても飽きてしまうのです。
気分転換にはうってつけで、一回チェックを挟むとシンプルな着こなしが、また新鮮に戻れて◎
自分だけの思考(固定観念)を頼りにし過ぎると、年齢と共に徐々に選択肢を狭めてしまっているなぁと反省。
人の影響を受けることの大切さや、当たり前に囚われ過ぎない事をチェックから学んだような気がします。
気温もようやく落ち着いたタイミングで、デニムやチノパンなどのデイリーなパンツと合わせて頂けると間違いないはず。

生地の特性で少し縮みが出ているので、いつものシャツGよりも気持ち小さく上がっているように思います。
スペックの詳細はオンラインストアに載せてありますので、参考にして頂けると幸いです。
因みに、着用しているサイズは2。インナーは中肉のロンT。
※身長178cm 体重62キロ 着た感覚としてはM-L位のイメージです。
後日に、お馴染みになりつつある(僕の中で)イージーパンツワイド(裏付き)も入荷予定ですので
そちらも楽しみにしていてください。

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