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holk     M-51 field parka   

color     navy

price     58300-

size      1    /    2    /    3  SOLD

秋と言って良いんだと思います。
昨日から今日にかけて随分と過ごしやすい気候に変わり、新調した長袖シャツに袖を通しましたが
何もかもが丁度良い。特に午後、陽が落ちはじめたくらいからの縁側は最高な気分。
古い家屋を選んだ理由、縁側があることの素晴らしさよ。と自分を褒めたい気持ちになりますね。
こう気候が良くなると動きたくなるのも人間の本能なのか、今日は国道一号線も自転車・走るランナーがとにかく多い。
僕はこのまま吾妻山に登って、おにぎりでも食べたら最高だろうな~と、やや運動からの食に想いを馳せる日曜日。

心地良さの波に乗って、いよいよ秋冬物の本命とも言えるコート・ニット類を少しずつご紹介していこうと思います。
数シーズンから前からリリースし続けているholkが提案するフード付きのコート。
ミリタリー物からデザインを踏襲しながらも、ムキムキな印象ではなく柔らかなタッチで仕上げられています。
何度もオーダーをしようと思いつつタイミングを逃し続けて、ようやく初オーダー。
ずっと気になっていながらも、他にも選びたいものが多すぎて・・・という嬉しい楽しい悩みではあるのですが
泣く泣く諦めてしまったりで、ようやく告白出来たー!そんな心境。(笑)
その中でも今回は、僕が理想とする色と素材感(コットン50%・ポリエステル50%)で
holkオリジナルファブリックでリリースされたのが、ドストライクだったのもオーダーの決め手となりました。

近所の散歩から展示会のための出張、旅行に着ていけることを想定した際に、求める条件は軽さ雨風を防げる防風・撥水性があること。
単純にアウトドア系で良いのでは。。という発想になる訳ですが、そこはアパレル魂を宿す人間の譲れない点。
合理性を一番に考え作られているものは、それはそれで完璧で素晴らしいと理解しつつも、本当に納得して着れるのか。
という天邪鬼体質が顔を覗かせます。今までも散々、それらを手にし手放してを繰り返してきた過去。
洋服メーカーが作る洋服に対しての考え方と表現したいこと、そもそものスタート地点が違うと思うのです。
機能性とデザインのせめぎ合いの上で、どちらにも偏り過ぎずに心地良い落としどころ。
あくまでも街着を前提としての洋服。holkはそのバランスに長けているモノづくりだと感じています。

首元のトップ釦のみ剥き出し、残りは比翼で隠れる仕様。
テールはややラウンドをさせつつ、後ろの中央にスリットが入ります。
ウエスト部分にシルエットを変えられるドローコードなど、機能的な側面は残しながら全天候型のコートに仕立てています。
素材は超長綿の代表格「エジプト綿」とリサイクルポリエステルを掛け合わせた、ローテクでもハイテクでもない
僕は勝手に「中テク」素材と呼んでいる部類。
天然繊維×化学繊維 70年代頃から出始めたロクヨンクロスに代表される素朴さの残る素材がどちらかと言えば好み。
超細番手の糸を超高密度に織りあげているので、表面に光沢があって明らかに表情が良いです。
化学繊維特有のチープな印象は無く(コットンの質が高い)、触れて頂ければ品質の高さに納得して頂けるだけの生地を
オリジナルで作れる、holkならではの強みを最大限に活かした素材、そんな印象を受けています。

仕立ては1枚。裏も奇麗にパイピング処理をして細部にまで抜かりなし。
袖付けはラグランスリーブ、お馴染みの1枚袖を採用。
インナーは厚みのあるニット類を着てもスムーズな着脱が可能で、コートを手に取る際の大切な要素。
住む地域によって感じ方は異なると思いますが、真冬の冷たい風を防ぎ、春先までしっかりと引っ張れる素材感。
ユーティリティに活躍するコートをお探しの方には、価格、素材感、デザイン、どこを切り取っても
万能な1枚になることは間違いありません。

丈の長いコートを実際に着るのは11月頃からでしょうか。
今日もちらほら半袖Tシャツの方を見かけますが、そろそろの衣替えのタイミングになりそうです。
毎年何かしらのコートは購入してきまたし、これからも変わらずに色々を着続けるつもりでいますが
住む場所が変わると、その土地に合うものを探すのも、また楽しみだったりします。
軽い着心地のコートを探していたので、展示会で見た時には理想としていた1枚が見つかったと嬉しい気持ちになりました。
満を持して店頭に並べています。オンラインショッピングにも掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

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