10/20
aulico HIGH NECK PULLOVER
color WHITE×BLACK
price 41800-
size M / L
空も虫の声も匂いも、あー秋になったなぁと思えば、昨日は一転して湿度・気温共に夏を感じさせる1日でした。
服装も薄手のものを着て、それでも汗をかいていましたが、今日はまた一転して長袖に長袖を重ねるくらいの寒さ。
忙しい天気に、身体が追い付いていません~。
寒暖差に気を付けつつ、暖かい飲み物をゆっくりと飲みながら過ごす日曜日にしたいと思います。
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aulicoから楽しみにしていたプルオーバーが届きました。
大胆に配置されたバッファローチェック、ボリューム感とチェック柄が存在感を際立てる秋冬シーズンならではの1枚。
首元のハイネックもしっかりと立ち上がり、立体的なフォルムをキープ。
着る時期やタイミングはいつ頃なのか。。。少しイメージが湧きにくいかもしれません。
しっかりとした厚みウール100%の素材の持つ保温性を考慮するとお住まいの場所によってはアウターライクに捉えるも良いでしょうし
寒さが厳しい地域では、上からダウンベストあたりも真冬の着方としては説得力があるように思います。
ただ何となく着用するものとは方向性が全く異なるアイテムですので、着る意思と自分なりのアイデアを明確にすると
服との距離が一気に縮まる・・・そんな複雑さも含めて面白い立ち位置の洋服になるはずです。
数シーズン前に作製したニットをきっかけにして、布帛アイテムのアプローチ方法ががらりと変わった印象があるaulico。
ニットにしか出せないイメージ、角のない丸みのあるフォルムに出来る限り近づける工夫がされていて
着用した際にべったりと身体に沿うものではなく、洋服の輪郭のみが強調されているように思います。
着ている本人はほとんどのストレスが掛からずに、空間の中に身体を通しているだけ。
着心地も(素材感はもちろんのこと)当たり前に捉えている洋服の感覚を刺激したりハッとさせられたり
それなりに洋服に触れてきた自負や自身を、良い意味でフラットにしてくださっているなと思っています。
脇下と背中と袖口・裾のみの縫製で始末しているため、肩線などはありません。
必要最小限のみで、繋ぎ合わせているのですが、立体的に見せるパターンと秀逸さは目を見張るものがあります。
インナーは中肉のカットソーくらいの合わせがベスト。
肌あたりはデリケートな僕でもチクチクする感覚は殆どないですが、もしその辺りが気になったりする時は
寒さ対策と併せてタートルとの合わせもお勧めです。
背中の柄合わせも、全体に纏まりが出るように見事なまでにきっちりとしています。
大判のブランケットを羽織っているような姿に見えるかもしれません。
サイズ展開はMとLの2サイズ。着用しているサイズはLになります。
僕が着てLサイズはジャストなイメージですが、ざっくりと大き目に着る着方もお勧め。
アウターライクに着られるプルオーバーですので、サイズ感を決め過ぎずにお試しいただくと
頭の中で描いている想像の枠を超えてくると思います。
少し先になりますが、12月頃にHIGH NECK PULLOVERを作るきっかけになったニット類も入荷予定。
冬を過ごす楽しみになったり、外へ出るきっかけになる、そんな洋服を提案出来ればと思っています。
このままの勢いで二宮にも秋が居座ってくれることを懇願しつつ、季節の移ろいに身を委ねて
汗をかいたり・くしゃみをしたり、今日着たいもの、心地よい服は何か??を自問自答しながら過ごしていこう。
2024年10月20日 | 12:23 PM | aulico