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トートーニー    045 バッグ

color       ブラック

price        33440-

size        9×27×27

年の瀬ではありますが、二宮で迎える年越しもお正月も初めてという事で年内はお店をいつも通り営業してみようと決めて
今日ものんびりと開けています。ちょこちょことお店に来たいですというラブコールを貰えているので、とても有難いことですし
天気がとにかく良いので、相模湾と空のコントラストが最高です。寒さはありますが、日中は耐えられないほどではなく
海沿いを散歩してみたり、吾妻山に登ってみるのもとてもお勧め。最近のマイブームは吾妻山・釜野口コース!!

トートーニーから先日オーダーしたアイテムがずらりと届きました。
ずっと考えていたお店奥のコーナー。色々と自分の中での構想があるのですが、先ずは見てみたかった景色としての第一弾。
100ピースシリーズの展開。
お店のフィッティングルーム(床の間)に使っているマットがあるのですが、布系にするのか置かずにそのまま上がってもらうか、
など数日うーんと考えを巡らせた結果、ピンと来ました。そうだ、トートーニーの100ピースシリーズがあった!
床の間の大きさに対して丁度良いサイズが見つかり、神田さんに相談して直ぐに手配をして頂きました。
実際に置いてみると床の間×レザーの組み合わせが絶妙にマッチ!我ながら良いものを選んだなぁと自画自賛。
これを機に、お店の展開方法が少しずつ見えてきたタイミングで100ピースシリーズをオーダーしようと心に決めたのでした。
見た目は柔らかく感じるのですが、ピシッと固い芯のようなものがあるのがトートーニーのプロダクトの格好良さであり
独特な間合いがあると思います。トートーニーのプロダクトは大よそのアイテムが自分の中で心地良くフィットしたり
イメージが膨らむまで少し時間がかかってしまうことが多いのですが、逆に瞬発的になり過ぎない距離感のあるものの方が
結局は長く付き合えるというか、最後まで飽きずに手元に残してあったり、持ち続けられるのかなとも僕は思っています。

100ピースシリーズは、トートーニーを知った頃から存在していたはずなので8年以上は続けているシリーズだと思います。
商品を作る際に、どうしても出る裁ち落とし部分を有効的に活用は出来ないかと考えて辿り着いた1つの答え。
045バッグは「ピースB」という9cm×9cmの正方形に型抜きされたパーツを27枚繋ぎ合わせて作製されたショルダータイプのバッグ。
1つ1つピースの表情が違うので、プロダクトでありながらもアートワークな空気も持ち合わせているのが面白い。
持ち手の長さは100cmに設定されているので、革が馴染んでくると斜め掛けはよりし易くなると思いますし
大き過ぎず、小さ過ぎずの汎用性を優先する方には、しっくりときそうな容量とデザインです。

カラーは2色での展開。
ブラックは真ん中にグレー系のピースが混ざっています。
色の指定はできませんが、その時に在る、偶然性と必然性との調和を楽しんで頂けると嬉しいです。
大きさとしてはB3サイズが入る大きさ。貴重品+@で水筒だったり小ぶりな折り畳み傘なども入るぐらいの容量。
デザインも性別問わずに、薄手アウターくらいまででしたら気軽に斜め掛け・肩掛けして持つようなイメージです。

color       ナチュラル

price        33440-

size        9×27×27

ナチュラルは染色無しのいわゆる”ヌメ革”ですね。使い込むと必然的に飴色に変化をしてきます。
経年変化がお好きな方や、強くなく素朴で少し抜けた空気が好みな方にお勧めしたいカラー。
オイルなどを使いながら色を増していくのも良いですし、逆に手入れをし過ぎずに使っていくのもお勧め。
あまりに乾燥しているなと感じた頃に、軽くメンテナンスするくらいの使い方が僕は好きです。

素材に牛のレザーを使っていますが、驚くほどに軽い。
レザーの特性上、どうしても重量が増す傾向にあるのですが、トートーニーは見た目も重さもとても軽快。
色々と購入して試して使ってきて辿り着く先には、洋服もバッグも靴も複合的な意味で”軽さ”がキーになります。
軽いけれどチープな訳ではなく、真面目にふざけているような軽さ。
ナチュラルは色の雰囲気も相まって、気を使い過ぎずに気軽に持てるレザーバッグとして重宝しそうです。

トートーニー    059 バッグ

color       ブラック

price        20900-

size        18×18×18

二つ目に選んだのは、ハンドルタイプの正方形のカタチをしたバッグ。
045と同様に、ピースBを20枚縫い合わせて出来た、ボックス型のバッグです。
必要最低限の荷物を入れて持ち運ぶのに適した大きさでありデザイン。
レザーバッグはどちらかと言えば秋冬に持つことが多いのですが、通年を通して活躍してくれそうです。
適度に気が利いていて、何かの象徴であったりロゴなど過度になり過ぎないバランスが良いなと思います。

正方形というカタチが織り成すコロンとした曲線的なフォルム。
ちょっと近所に買い物に行く際や、旅先に折りたたんでバッグの中に忍ばせてみたり
もしくはセカンドバッグとして持ち歩くそんな使い方がイメージ出来ます。
また持ち手を活用して、季節のものだったり見せる収納だったり、持ち運べる小物入れとしてもお使いになれます。

color       ナチュラル

price        20900-

size        18×18×18

色展開はブラック・ナチュラルの2色。

バッグだけれどカゴのようでもあります。
実際にボックスタイプも一緒に並んでいるのですが、そちらはバッグなのかな?とご覧になる方も多く
使い方が限定されない、使う人にある程度まかされているような、物自体には一定の規律があるけれど
その使い道には自由さが広がっているところも、今の自分たちが選ぶ物の基準だったり感覚にしっくり馴染んで
提案したいなと思いました。

トートーニー    049 バッグ

color       ナチュラル

price        17050-

size        6×12×18

最後は最小限のパーツで作製したバッグ。
こちらは「ピースA」という6cm×6cmの正方形のパーツを20枚縫い合わせています。
画像から、この小ぶり具合が伝わるかどうか気になりますが、本当に必要最低限を詰め込むだけの
極力、物を持たないでいたい方。もしくは小さなバッグ好きの方にお勧めの、ちょい持ち仕様。
小さくなればなるほどに機能性は失われていきますが、その分の可愛さは増していくから不思議なものです。

トートーニーはバッグの他にも、曽田耕さんと作製している小物類なども入荷済み。
お店の奥に展開する何かをずっと考えていたのですが、モノが入ってみると想像していたよりも空間に奥行きと面白味が出ました。
考えているだけではやっぱり駄目で、行動するのみとディスプレイされている商品を見て実感しております。
完璧を目指さずに、どんどん変化していく過程を面白がったり、誰かの正解を追い求めずに
自分の中から生まれる好奇心や興味、やってみたい・形にしてみることを一番に考えて取り組めればと思います。
悩んだり壁にぶち当たることもありますが、それが試せる場所と空間をめいいっぱい使って表現していれば
いずれ、この空間が新しいrasikuらしいものになっていくことと信じています。

年内は今日30日(月)と明日31日(火)2日間、通常営業10:00-17:00まで。
明日の日中は天気も良く暖かい予報なので、お散歩をしながらお立ち寄り頂ければ嬉しいです。

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