
明日29日(水)・明後日30日(木)は定休日です。
明後日31日(金)も10時より元気にオープン。ご来店お待ちしております。
◇冬休みのお知らせ◇
箱根駅伝の応援からはじまり、あっという間に1月が終わってしまいそうです。
吾妻山や町中の、菜の花の満開も目前。梅の香りも漂うように季節は移ろっていきますね。
2月のはじめ、5日間の充電と補修のための冬休みをいただきます。
店内の内装も気になるところ満載なのでペンキを塗ったり、レイアウトを考えたり、入荷に備える準備をしつつ
半年間のスケジュールをしっかりと決める時間にしたいと思います。
今のところ遠出の予定はありませんが、まだまだ気になるお店があるので養生と遊びの両面からリフレッシュして
季節の分かれ目と立春、芽吹きの季節へと元気に過ごしていけたらと思います。。
↓ 以下、営業日とお休みの日程になります。ご確認をよろしくお願いいたします。
2025・1
31日(金) 通常営業 10:00 ― 17:00
2025.2
1日(土) 通常営業 10:00-17:00
2日(日) 通常営業 10:00-17:00
3日(月) 冬休み
4日(火) 冬休み
5日(水) 定休日
6日(木) 定休日
7日(金) 冬休み
8日(土) 通常営業 10:00-17:00
店内・SALEは、本日28日(火)で終了となります。
オンラインショップのSALE表記は作業を伴うため、明日29日(水曜日)朝9時までとさせていただきます。
もし気にっていなるお品物がございましたら、ぜひ滑りこみご利用いただければ幸いです。
2025年1月28日 | 4:19 PM | diary

homspun ムラ糸裏毛 長袖PO
color サックス
price 13200-
size F SOLD

陽射しは淡く差し込み、梅の蕾がむくむく大きくなって、産直には柑橘のほか葉物がたくさん並ぶようになり
これまでの感覚よりは、だいぶ足早な春の足音に浮かれそうになってしまう今日この頃。
ただ忘れてはいけないのは、今は大寒で明日は旧正月。冬の冷え込み、侮るなかれです。
昨夜も急にぞくぞくっと背筋を通る何かを感じて、これは嫌な予感がするぞとセンサーが発動したので
ごはんは消化が良くて芯から温まる野菜たっぷりのうどんを食べ、葛根湯を投入し、汗をかける体制で枕元に水分。
早々に布団にINしました。店主の買い出しと美味しいごはんのおかげさまで、何とか風は通り過ぎていきました。
早めの・・・は、とても大事ですね。モリモリ動き出したいやる気と衝動と、体力気力とのバランスに葛藤しながら
出来る限り穏やかに、自分なりの心地良さを探りながら、様々な変化に順応していけたらなと思います。
こちらをご覧くださっているみなさまも、どうぞ体調にお気をつけて無理なくお過ごしくださいね。
・
2月を前に、まだ少ないですが届きたてほやほやの春物をご紹介いたします。
柔らかなムラ糸裏毛の肌触りと、ふわりと袖を通した時の着心地に足取りも思わず軽くなるはず。
そんなプルオーバーがhomspunより届いております。



首元が適度に詰まっていて、春先の風がスースーする感じにも対応しつつ肌触りがソフトなので
防寒しているぞという感じもなく、おおらかな気持ちで着ていただけます。
要所要所のデザインが大胆かつ可愛いのに、着ればそれらがすっと整った顔つきになるのが見事すぎて・・・
これはhomspunにしか出来ない、デザインセンスとバランス感覚なんだと突きつけられますし
その魅力にいつまでも浸りながら、歳を重ねても楽しく服を着ていたいなぁとも思うのです。




曲線的な広〜い袖ぐり。およそ20cmほどの袖リブ。
ゆったりとしたデザインにはなっていますが、着丈は短めで見た目はスッキリと。
なかなか見慣れないデザインのはずなのですが、homspunの手にかかれば馴染みあるような服になり
躊躇なくウキウキした気分で袖を通すことができます。



素材のふわふわ感と、このサックスブルーの色味。
一枚で着ても適温で過ごせるような、穏やかな陽気の日が待ち遠しくなりますね。
気持ちが季節の先へ先へと向かっている方は、薄手のインナーを中にしっかり着込んで
ボトムや上着はあたたかなものと組み合わせて、一足早い春の装いをお楽しみください。
繰り返しますが、まだ冷えますので油断はなさらずに◎

color グリーン
price 13200-
size F SOLD




お色展開は3色あったうちの、サックスとグリーンの2色をチョイス。
今思えば、もう1色のトープも良い色だったなと、そんなオーダーの反省を繰り返してばかりの13年。。。
気を取り直して、どちらの色にこのヒッコリーのボトムを合わせようかと悩んでいたら
即答でグリーンが可愛いよ。と言われたので、その案に乗ってみたらまんまと可愛い!
グリーンは好きだけど、実は服は持っていないことに気付いたりして、この組み合わせごと欲しい!となりました。
この色合いがお好きな方はいるだろうなと思うので、ビビッと来た方はお早めにぜひ☆






すぐに袖をたくしあげる癖があるという方に向けて、少しだけキュッと袖をあげてみると幅広の袖ぐりから
袖の切り替え部分が、自然とふんわりとしますよ。そして肩周りに締め付けがないので、着心地もお気楽です。
袖を下ろしても、ちょっとあげても、良いデザイン。
春物の入荷はこれから!ですので、急かすつもりもないのですが、冬が長い北国の感覚がしっかり備わっていて
冬服、飽きた・・・春服、早く着たい!!の気持ちが溢れてくるのが、ちょうど今頃でした。
見るだけでも気持ちがふわふわと浮上する気もしますし、フライングするも良し。
気分に合わせて、春服もじわじわ取り入れていただけたらと思います。
2025年1月28日 | 3:24 PM | homspun

明日27日(月)は私用の為、12時OPENとさせていただきます。
半年後にこの場所で楽しいことが出来る準備の為の時間に充てたいと思います。
1月27日(月) 12:00-17:00 短縮営業
2025年1月26日 | 9:23 PM | diary

toe to knee 066 カップ
color A
price 4400-
size (9~10)×(9~10)×h(9~10)(底面8×8) ※ひとつひとつ個体差があり、目安となります。




穏やかな空気が流れる日曜日。
吹き荒れていた北風もおさまり、陽射しの柔らかさは日を追うごとに増してきているように思います。
一月もまもなく終わろうとしているところで、2025年前半のぼんやりとしていた予定を少しずつ固めねば。と
ようやく重い腰を上げたところです。
・
昨年末、トートーニーより初めてオーダーしていたもの達を届けていただきました。
今回は気になっていた小物とバッグ類を中心に、自分達も使ってみたいと思っていた曽田耕さんとの合作シリーズの中から
3つの小物類をピックアップ!
曽田耕×トートーニーと言えば、二宮でお店をオープンする際に満を持してオーダーしていたこちらのスツールが
来店される方の脳内を大いに刺激するアイテムになっていますが、もう少し世界観をしっかり広げられたらと思い
用途もよりイメージがし易くて、手に取りやすい小物もぜひご覧いただけたらと思いオーダーしました。
先ずご紹介する1つめはカップ型の入れ物。
何を入れるかはさておき、立体型のフォルムが何とも言えない佇まい。
素直に考えるとペン立てとしての使い方が思い浮かびますし、もちろんその様に使っていただいて問題ありません。
ただ、ペン立てと断言してしまうのではなく、カップという容器に対する自由な発想と使い道の落としどころは傍に置いておくことで、
そのうちふとした瞬間にぽんっと降りてきたり、イメージの広がりが出てきたり、時間の経過とともに決まってくるのだと思います。
ぽっかりと空いた空間に対して物事を決めつけ過ぎるのではなく、使う側に余白を持たせてくれている点が好みなバランスです。

color B
price 4400-



曽田さんと出逢ったのは、2年前の盛岡で行われた「北のクラフトフェア」
トートーニーの神田さんから、いつかご紹介したいと言われていたはず。。。と記憶しているのですが、出展者として出られていて
自分たちのお店を開けなければならないので、実際にモノを見たりすることは出来ませんでした。
知り合いが遊びに来ていて、ちょうど、このカップを購入したのを見せて頂きました。こんな事を言うのは少し恥ずかしのですが
初見では自分にあるアンテナに、そこまで響かなかったというのが正直な感想。
その時の感覚を冷静に振り返ってみると、美しいもの好きなものの捉え方が一辺倒(正面と表面だけをなぞる程度)で、
それとは相反する美の感覚が0に等しかった。。。
言い訳として、だからではないですが、出逢えるタイミングで出逢うことが出来て、今までとは違う感覚と感性を刺激してもらったからこそ
お店に並べるまでに至ったのだと感じています。さらに言えば、誰かを介して出逢うというのが一番の理想でもあります。

color C
price 4400-




トートーニーと曽田さんの製品は、規格を決めた中で、捨ててしまう裁ち落とした革の材料を出来る限り加工を施さずに
そのまま利用しながら、決められた枠の中に納めて作製されるというもの。よ~く考えると、それは凄いことで
普通は決められた材料で同じ製品を作る(プロダクトの流れ)を、バラバラな材料で同じ規格にもっていくということ。
考えれば考えるほど、見れば見るほどに、立体物として当たり前に置かれている製品の凄みに気づいてしまったのです。
それがあたかも1点モノです。という雰囲気や謳い文句ではなく、1点モノを量産品として捉えて扱っているところがポイント。
言い換えれば逆説的なプロダクトの凄みに、最初は気付かず。ある時に、気付かされた時の衝撃たるや。。。

toe to knee 069 ナベシキ
color A
price 4950-
size (20~22)×(20~22) ※ひとつひとつ個体差があり、目安となります。


続いてのアイテムは”ナベシキ”
木や藁のもの、思い浮かべるのはそういう素材ではないでしょうか。レザーのナベシキは初めてお逢いしました。
神田さんにお話を聞くと、レザーはとにかく万能な素材ということ。丁寧に取り扱わないといけないみたいな先入観が
あるかもしれないけれど、そこまで気を遣わず、多少雑に扱っても問題ないですよとのこと。
恐る恐るアツアツのやかんを置いてみましたが、全くもって大丈夫でした。
もう言えることは、存在感抜群の見た目ですよ。パズルのようなパーツにぐるぐる走るステッチ。
アートピースの様な存在が1つ生活の中に入るだけで、その場の空気は一変します。
フラットであって、裏面も可愛いので、気分によって使い分けしても◎

color B SOLD
price 4950-




color C
price 4950-




toe to knee 067 ソーサー
color A
price 4400-
size (18~20)×(18~20)×h2 ※ひとつひとつ個体差があり、目安となります。


最後のアイテムはナベシキと見間違いそうですが、微かに立体的なフォルムのソーサー。
真ん中の底の方が少しくぼんでいて、側面がゆるやかに立ち上がっている。絶妙。
当たり前に捉えると、家の玄関に鍵類を置いておくのに良さそうなカタチであり、大きさもちょうど良いイメージ。
ベタ過ぎる発想ではありますが、最初は思い浮かぶ置き方・使い方をしながら段々と家や作業場に合う場所を探る。
その時間の経過がモノと距離を縮める楽しさだと思うのです。

color B SOLD
price 4400-




color C SOLD
price 4400-



実際に届いた製品をずらりと並べてみると、築100年の古民家の空間に時折、違和感のような空気が流れて
それが、とても面白い発見でした。
建物と空間と、製品としてのモノと、使う道具やモノが、一辺倒にならずに一体感が出る瞬間が僕は好きです。
そこには分かり易い回答や正解は無くて、複雑に絡み合う調和や佇む姿、変で面白くてとても格好良い!
曽田さん×トートーニーの製品を並べて改めて、ワクワクする気持ちや、自分の思う良いものをどう伝えるかを
よくよく考えるきっかけになっている気がします。
人が真っ直ぐ美しいと感じる感性やアンテナを、また違った側面から震わせることで、今までに無い刺激によって
感性が揺さぶられるような、そんなきっかけになって頂ければ嬉しいです。
2025年1月26日 | 9:22 PM | toe to knee

homspun 80/1 ギンガム/無地 ロングシャツ
color ギンガム レッド×ブラック
price 30800
size F SOLD



以前ご紹介した、homspunの心躍るブラウス→☆
薄手のやわらかなコットンローンを使用したブラウスと、同じタイミングでロングシャツもリリース。
展示会の際はあまりにブラウスに心を射抜かれ過ぎて、シャツのオーダーをうっかりしてしまったのですが
こそっとお聞きしたらロングシャツも一着ご用意があったので、ありがたく追加いたしました。
ブラウスの方はホワイト・ブラックの無地、ギンガムも白黒のモノトーンだけを選びましたが
ロングシャツはレッド×ブラックのキリリと格好良いギンガムが届いて、これもまた良いですね!と
にやにやして見ております。(笑)



ロングシャツのデザインは、またお会いできて嬉しいという気持ちでいっぱいになる好きなかたち。
前には三つのポケットが配置されて、そのうち一つはフラップがついていて可愛かったり
0番手のステッチが、遊び心でもありキレ味として効いていて、軽やかさや緩やかさをぼんやりさせずに
引き締め役としても力を発揮していて凄いなぁと思います。
きゅっと詰まった丸首にぽつんとある、包み釦もきゅんとなるポイントとなっていて、留めてもOKですが
外してインナーに黒や紺のタートルを着てみたり、スカーフ的なアイテムをプラスしても素敵です。



着丈はお尻までしっかりと隠れる長さ。
ふわりと軽くて柔らかな生地が腰回りを覆ってくれますが、着心地も見た目も重さを感じさせずに
季節に合わせて重ね着したり、さらりと羽織ったりを楽しみながら着ていただけます。
今でしたらざっくりとしたニットを被って、裾をヒラっと出して着るのも良いですし
ベストも合わせたくなりますよね。繰り返しますが、シャツはとても薄地なので内か外側かどちらかでも
しっかり保温して、あたたか要素をお忘れなく。



気温自体も本当に3月並みに上がって、射し込む光にも春っぽさを感じてしまうのですが
とは言え、まだ1月の終盤。ここで冬が終わるわけがない・・・はず。
むしろここからは再び寒暖差に気をつけつつ、芽吹きのエネルギーに圧倒されないように体力だったり
気力だったりを、今一度少しずつ心身に備えていくような時期なのかなと思います。
春服もほんの少し届いたり、道端の直売所にフレッシュで多種多様な柑橘たちがキラキラ並んでいるのを見ると
ついつい浮かれてしまいそうになりますが、気候と体調と照らし合わせながら、着るものもじわじわと
変化を受け入れて、取り入れていただけたら嬉しいです。
2025年1月24日 | 4:33 PM | homspun