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tsuzuli    EZ DENIM PAINTER PANTS

color     ONE WASH

pri      30800- 

size      1    /    2

今日は朝から一日雨予報の二宮。気温も15℃予報と肌寒さを感じながら過ごす日曜日になりそうです。
こういう時にちょっとした丁度良い(この塩梅がとても難しいのですが。。。)羽織があると便利だなと思うのですが
今シーズンRiverで作製したコットン×ウール素材のカーディガンがとにかく秀逸。軽くてほんのりの暖かい。
20℃に届かない日はロンTに羽織って丁度良い温度を保ってくれています。
微妙な温度を服装でコントロール出来るようになると洋服の面白さをより実感しますし、外に出掛けることへの
ポジティブなイメージがより一層膨らんでくると思っています。

昨日に引き続き、tsuzuliのパンツをご紹介します。
今まで展開してきたモデルは5ポケットのデニムでしたが、新作としてリリースされたペインターパンツ。
デニムが12OZの生地を使用しているのに対して、ペインターパンツは10OZとよりライトな生地感。
この位まで薄手の素材感になると、暑い夏場でもギリギリ穿けそうな気がしてきます。
そして、ブランドの真骨頂とも言えるウエストの後ろにゴムを付けることでストレスフリーな着心地に。
お尻周りからワタリ、裾口にかけて迫力あるシルエットは、トップスが軽快になる季節に全体のバランスが取り易く
なると思います。5Pデニム同様にペインターパンツも正解を求めて追い続けてしまうアイテムかもしれません。

デザインソースは50年代のBIG MACのペインターパンツを参考にしながら作製。
ヴィンテージでコットン100%のペインターパンツを探すと、価格もそれなりですしサイズとグッドコンディションを
探し当てるのに相当な労力と時間を要するはず。比較的新しい年代になると、ポリエステル混の素材が圧倒的に増えてしまい
理想的なペインターパンツを手にすることの難しさを、ここ何年かのあいだずっと痛感してました。
ヴィンテージにはヴィンテージにしか出せない空気と良さがありますし、新品の良さはサイズがある程度自由に選べる点と
今の時代に合わせたモノづくりという点もあって、何が正解かは特に無く人それぞれの考え方で良いのだと思います。
1つの選択肢としてtsuzuliは面白いニュアンスに感じて頂ければ嬉しいです。

ペインターパンツの象徴的なディテールとして、3本針での縫製、ツールポケットは欠かすことが出来ません。
現代でツールポケットの役割はそれほど重要視されていませんが、当時のロマンが詰まっていることの象徴でもあり
機能美という視点で見るのも洋服の面白さの1つだと思います。そしてペインターパンツの良さはデニム同様に
適当に穿ける感じが良いのですよね。ワークパンツならではの雑多な感じが残っていて、ファッションの要素は含みつつ
現代においても解釈はそう変わらないような気がしています。人を魅了し愛され続けるものにはモノとしての
何かしらの共通項があり、時代は変われどライフスタイルに密接に関り続けているのだと思います。

身長178cm 体重63キロ 着用サイズ2、ベルトをして着用しています。
サイズ2=ぐるり計測でウエスト74cm~で、昨日ご紹介しました5Pデニムよりもやや大らかなバランスに。
お尻周りなどがゆったりとしている為、あまり強くゴムを締め付けすぎると生地が寄り過ぎるため丁度良い塩梅を
探した結果での着地だと思います。

フロントはZIP+スナップ釦で開け閉め。

コインポケットはスマートフォンが入る大きさに拡大。
リベットはドーム型のモノを採用し、適度な抜け感ある表情に仕上げています。

5Pデニムと比べるとニッチなアイテムではありますが、穿いた時のどこか可愛いげな姿はペインターパンツならでは。
プリントTシャツに合わせてみても良いでしょうし、ビーチサンダルに麦わら帽子なんかも頭に浮かんできます。
ちょっとずつ穿きならして、もう少し先の気候が良くなる頃には新品のよそよそしい顔から生活の匂いがパンツに
乗り移る感じがきっと格好良いだろうと想像しています。tsuzuiの新作パンツ、ぜひお試しください。

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