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SOWBOW 別注シャツG 半袖
color ベンガラ×墨
price 30800-
size 1 / 2 / 3
連休の実感は無いけれどとにかく朝から快晴なので良し。最高気温は22℃予報。
湿度も低くカラッとしていて、お出掛けにも申し分のない日曜日になりそうですね。
昨日も閉店後にホットコーヒーを水筒に入れて(盛岡Waltzさんの珈琲豆を頂いたもの)おやつを持って海へ。
風は強かったのですが、温かいコーヒーを飲みながらぼぉーっと他愛のない話をして過ごす時間がとても良かった。
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先日Riverでご紹介したワンピースに続いて、SOWBOWに別注をお願いしていました。
“シャツG 半袖”と”EZ PANTS WIDE”の夏に着るセットアップ。もうそろそろ着れるかなーと前のめりモードで
お気楽に考えていましたが、流石にまだ早かったですね。微妙な寒さに気をつけないと。
そんなこんな半袖シャツ自体を、今まで殆ど着たことが無かったのですがそうも言っていられません。
昨年の二宮の夏は想像以上、相当に暑かった。コットン100%のTシャツで過ごすのも勿論良いのですが、
布帛を纏う方が風が抜けて涼しさを感じられる。そうなると選択肢としてリネン素材がベスト。蒸れないことが大切。
この生地を見つけた時に、真っ先に思い浮かんだのがSOWBOWが作っているシャツのイメージでした。
そして最近個人的にとても気に入って着ている、テールが長いシャツGを作りたいと思い企画の吉村さんに相談。
快くOKを頂けたので夏のセットアップとして半袖シャツとイージーパンツの2型を別注アイテムとしてお願いしました。
前回のBLOGで説明した通り、生地はリネン100%。ベンガラ染×墨染で茶色をより濃くした色目に仕上げています。
ウェイトは軽すぎず・重すぎずの丁度中間くらいの印象。超高密度で張りのある素材感。
着用を繰り返した際の経年変化が大いに期待出来る魅惑のリネンと言ったところ。
天然染料ならではの奥行きを感じる色目が、SOWBOWの温故知新なモノづくりの姿勢と親和性とリンクしたこと
クラシカルなイメージながらも現代の空気を違和感なく纏える1枚に仕上がりました。
シャツGは生地の分量をふんだんに使うデザイン、生地が身体に纏わりつきにくく風が身体を抜けていくので
涼しさをより実感して頂けるシャツになると思います。生地を多く使う分、着心地もリッチな気がするのは僕だけでしょうか。
ひと昔前に良く見かけたアメリカ製シャツのディテールで、後ろのテールが長く設定されているもの。
恐らくはタックインが目的だと思うのですが。古き良き時代のシャツをイメージしながら、ブランドのコンセプトである
“着流し”という表現にフィットするようなパターンとバランスに整えらえています。
最初はテールの長さにやや戸惑うこともあるかと思うのですが(自分がそうだったように)、慣れてくると羽織る感覚のシャツ
ならではの良さをじわじわと実感出来るから、洋服は本当に不思議ですし面白いなと思ってしまいます。
自分の感覚や感性を磨くのは、もちろん自分自身ではあるのですが、結局自分だけではどうにもならない事が殆どで、
人だったり場所だったり周りのものから刺激を受けて、それを咀嚼することで今までになかった感覚や感性が目覚め
少しずつ少しずつ磨かれていくものなのかもしれません。
半袖と言っても、肘が隠れるくらいの長さに設定をされているので5分袖くらいの感覚になるのではないかと。
子供っぽく見えるから懸念していた半袖シャツのイメージと、ここ何年かで僕がイメージする半袖シャツの捉え方は
大きく変わったような気がします。逆に大人っぽい雰囲気と色気が出るのが今の半袖シャツかもしれません。
インナーにaulicoのタンクトップを合わせて、麦わら帽子を片手に、アンライニングのスウェードスニーカーあたりが
イメージし易いのかなと。初夏から夏のスタイルがぼんやりと浮かんだり膨らむと嬉しいです。
SOWBOW 別注EZ PANTS WIDE
color ベンガラ×墨
price 29700-
size 1 / 2
こんなにもこのパンツを推すお店はあるでしょうか(笑)
もうお馴染みになりましたSOWBOWが作る”EZ PANTS WIDE”は、好きすぎて毎シーズン何かしら別注でお願いしています。
秋冬は厚地のチェック地でしたが、春夏はリネン100%ベンガラ×墨のスペシャルファブリック。
写真を撮る為に穿いた時の感覚は、生地の厚みも丁度良さそうですし染色の雰囲気がとにかく抜群。
真夏を過ごすのにも適したウェイトですし、茶系ですが黒に近い色目ということも着易さに繋がる理由。
夏の暑さを想像すると何だか怖い部分もありますが、涼しい素材の洋服を纏うことの楽しさもあるので
外に出掛けるのが少しでもポジティブになるようなご提案が出来ればと思っています。
サイズ展開は1と2の2サイズ。
着用しているのはサイズ2。とにかく色々が丁度良い。僕が気にするポイントとしてポケットの大きさと深さ。
SOWBOWのEZ PANTS WIDEは、理想的というか企画の吉村さんも気になる部分って言っていたのがまさにそうで
深さ・大きさ問題を心地良くクリアしています。裾口にかけて穏やかなテーパードラインですが、
裾口にボリューム(サイズ1で約25cm サイズ2で26cm)残るので、太さをしっかりと感じて頂けるはずです。
パンツのシルエットを大きく変えるのは、実はけっこう勇気のいることなのかなと感じます。ですが、
夏場はシンプルに暑さという部分で、肌に纏わりつきにくいシルエットのものをお勧めしたい気持ちがあります。
パンツのバランスを変えると、服装ががらりと変わることは間違いありません。
逆に今まで着用していた洋服が合わない。。。ということもあったりするので、絶対にお勧めしたいとまでは言いませんが、
着こなしのポイントと服装の幅を広げるのは、やっぱりパンツなんですよね。しつこいと思ってもらっても良いので(笑)
このパンツを提案し続けていきたいなと思っています。
生地の縮率によって、多少の前後差はありますのでオンラインショッピングにスペックの詳細を載せておきますね。
僕の感覚としてはいつも通り、大きくもなく縮んでいなく丁度良い感じです。
夏にリネン素材の涼しいパンツ、今回は特にこの色目に注目です。雰囲気抜群ですのでぜひお試しください。
2025年4月27日 | 8:20 PM | sowbow