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曽田 耕    Has-H

color     CHOCOLATE(NUBACK)

price     13200-

size      縦26cm×横23cm×マチ4cm×持ち手66cm

トートーニー神田さんとの1周年企画”rough laugh rough ?”がスタートして、今日で4日目。
少しずつですが、並べている商品をじっくりとご紹介していきたいと思います。
先ずは、曽田耕さんに依頼して作製して頂きました”Has-H”というハンドルタイプのトートバッグを。
これはどうしても個人的に欲しかった、使ってみたかったバッグで、このトートーニーさんとの試みを機に
一緒にオーダー出来たことも、個人的に感慨深いものがありました。
革製品を作製するにあたり、どうしても避けて通れない取都合の関係で破棄してしまうパーツを箇所箇所で
バランス良く組み合わせながら縫製し、1つ1つ表情の異なるバッグに仕上げています。
SHEEP(羊)の特性でもある柔らかさと軽さ、そしてある側から見た時の美しさが持つ人にスッと馴染んで
それでいて、革の持つ強さもあるのに優しい雰囲気のバッグ。

先ずは茶系のものからご紹介いたします。
表革の表面を削ったヌバックタイプで、しっとりぬめりのある質感は誰が触れてもとろけます。
色目は明る目のミルクチョコレートのようなこっくりとしたブラウン。
表面にはシボがやんわりと浮き出ているので、質感に相反してとても格好いい表情をしています。
茶系のバッグは合わせやすいので、ユーティリティーなバッグをお探しの方にしっくりとくるイメージ。
ヌバックは数が多くないので、この中でも持ち比べてみた時に質感の部分では、ちょっと特別な感覚が
生まれるかもしれません。

color     BROWN

price     13200-

size      縦26cm×横21cm×マチ5cm×持ち手52cm

ラインナップの中で茶系は3色程ご用意があるのですが、その中で最も光沢が出ている素材。
艶を帯びた革の経年変化が楽しみですし、一つ目の明るい茶色ともまた違った濃い茶色の佇まいや表情を
じっくり堪能しつつ、より艶やかになっていく様子を楽しみながらお使いいただけたらと思います。

光沢とハリがあるので、持った時にも上質感が出ているというかリッチな雰囲気を演出できます。(笑)
この質感の違いもまた面白いなと思うのですが、持ってみると当たり前ですが印象が変わります。
ハリと硬さがある分、形状もしっかりとしているので、柔らかな装いの中にもキリっと綺麗さをもたらす
アクセントとして取り入れていただくのも◎
コンパクトながらマチが想像よりも広いので、最低限の持ち物(貴重品+@)は安心して入れられます。

color     LIGHT BROWN

price     13200-

size      縦26cm×横21cm×マチ5cm×持ち手62cm

3つ目の茶は明るめのライトブラウン。ブラウンベージュとも言えるくらい軽やかで柔らかい茶色。
茶系の中では、最も癖のない印象に映ります。
色目、光沢のバランス、シボの雰囲気が強くない反面、ステッチの入り方がとても個性的に映ります。
先ず色の好みから入る方が多いと思うのですが、同じくらいステッチワークもじっくりご覧いただきたい。

僕自身もこれまで様々なタイプの革のバッグを使ってきましたが、今40代も半ばでライフスタイルにも変化があり
大きさと軽さ、そして手に取り易さ(価格帯も含め)という点において、それだけではないもっと哲学的な一面からも
曽田耕さんの作るバッグはとても心地良く感じます。まだ自分の表現では至らないところも痛感したりもしていますが、
まずは僕自身が素敵に気分よくこのバッグを使っていこうと思っているところ。
SHEEPの柔らかさを知ってしまうと、他のに戻るのが難しくなるくらい、良い革だなぁということも実感しています。

color     BLACK NAVY

price     13200-

size      縦28cm×横22cm×マチ4cm×持ち手63cm

ほぼブラックに見えるのですが、自然光で見てみると深い深いネイビーということが分かります。
持っているとブラックに見えるので、感覚としてはブラックで良いのだと思います。
ふとした瞬間に奥行きのある色が美しいです。

表面にシボがあり、合わせ易さと格好良さという点においてブラック系は間違いありませんね。
実際今まで使ってきたレザーバッグは、ほぼ黒。茶色もありますが出番の多さで言えば黒が優勝。
なので、今回は違う色を・・・と思っているのですが、魅力に勝てるかどうか・・・揺らぎます。(笑)
良く揉みこまれているので、とても柔らかく、ずっと手に持っておきたいくらいの気持ち良さ。ゆらゆら。

color     BLACK

price     13200-

size      縦26cm×横21cm×マチ5cm×持ち手74cm

もう一色のブラック。表面はいっさいシボのない、まっさらな加工のブラック。
最もシンプルなバランスに仕上げられているかもしれません。
落ち着いた空気を纏い、表面もしっとりとした質感で使い勝手の良さと何にでも合わせられるという
ブラックの懐の深さを、真っすぐ感じて頂けるのではないでしょうか。

持ち手は少しだけ長めに設定されています。肩にも難なく掛けられる長さ。
書き忘れていましたが、持ち手は特に個体によって違うので、サイズ部分をご確認くださいね。
どちらのブラックも、またほかの色もそれぞれに個性があって迷ってしまいそうですが、迷ったら先ずは定番色で
汎用性の高さがあるものにいくのがベスト。
その中でも初めてレザーバッグを選ぶという方にはやっぱりブラックをお勧めします。シボ有り無しはお好みで!

color     PURPLE

price     13200-

size      縦25cm×横23cm×マチ4cm×持ち手50cm

ここからは個性が惹き立てるカラーシリーズのご紹介です!!
トップバッターはパープル。納品時に箱を開けた時に、初見では、おお!ちょっと難しい色かな?と思っていたのですが
お店に並べて洋服との組み合わせたりなどをしていると、何だか妙にしっくりくる感じ。これは不思議なものです。
バッグ自体の面積が大きくないことと、冒険心をくすぐられる深みのある色目。良いですよパープル!!

カットソー1枚の時や、プレーンなシャツを羽織った時に持つと素敵だろうと想像してしまいますね。
夏場は特に装いがシンプルになるので、小物でアクセント。大いにありだと思います。
さらにスカーフやハンカチを持ち手にくるっと結んでみたり、好きなキーホルダーもギャップで良いのかも。
個性に個性を重ねていくのも、他を引き算すればいい話でバランスは意識しつつ、楽しむのが一番。

color     GREY

price     13200-

size      縦25cm×横21cm×マチ4cm×持ち手75cm

今回入荷した中では、一番柔らかいカラーに感じる”GREY”
SHEEPの柔らかさと色目がマッチして、素材の持つ魅力が最大限に引き出されているカラーかもしれません。

ホワイトトーンのレザーは、ブラック・ブラウン系の定番カラーとの差別化が出来ることと
服装がネイビー・黒系の時に、小物で適度な柔らかさをプラス出来るので、使い勝手が意外と良かったりするはずです。

color     GREEN

price     13200-

size      縦27cm×横21cm×マチ4cm×持ち手46cm

革のアイテムで深緑は、恐らく初めて展開すると思います。
ブラックに近い感覚で持ち歩けるので、決して癖が強い訳ではなく、馴染みの良い印象を持っています。

色落ちしたデニムや、チノパンなどの王道なアイテムと組み合わせたい気分。
あぁ、定番カラーも良いけれど、折角であれば色物も欲しくなる。。。そんな時に寄り添ってくれそうなGREEN。
強すぎない差し色を入れたい方にお勧めかもしれません。

color     RED

price     13200-

size      縦30cm×横20cm×マチ4.5cm×持ち手61cm

今回のラインナップで唯一の赤系。潔くストレートなRED。
白のステッチもシンプルで、力強く大胆にレザーの上を走ります。
ネイビーやブラックのワンピースにさらっと持つのは如何でしょうか。

ワンポイントやアクセント、もしくはゲン担ぎとして装いに挿すのには間違いない赤の可愛さと格好良さ。
持っているだけでパワーが充電出来そうな気さえしているくら、色は不思議なものです。
何かの節目であったり、自分の中のスイッチの切り替わり時に、何気ないお買い物だとしても
記憶に残るようなものになって頂ければ嬉しいです。

今回展開している曽田耕さんのバッグや、神田さん作製によるクッション、オブジェなどは、生活の中に馴染む
感覚があり、いわゆるのレザー小物とも良い意味での差別化が出来ているように思います。
日常の景色にちょっとでも、穏やかな時間を感じたり、見ていてパワーを貰ったり、小さくても何か心に引っ掛かる
存在になって頂ければ嬉しいなと思っています。

rough laugh rough ? START!!

定休日の2日間を使って、無事に設営・ディスプレイまで完了。
「rough laugh rough ?」展は、本日6月27日(金)~7月8日(火)までの展示になります。
一番の見所は、盛岡時代に譲っていただき一緒に引っ越しをした教会のベンチをお店側に持ち運んだこと!!
更に言えば、展示するクッションとの相性が若干気になったので思い切って表面をサンダーで削りました。
その日は握力を使い果たしました。そして二人でふぅーふぅー言いながらベンチを持ち、家から店まで
外をぐるりと回り込んで、店内のイメージしていた場所へセットオン。
大きさも奥行きもばっちり。我ながら良い什器をセレクトしたなと。ナイスわたくし。
自分にとっては、今回の企画は新たにトライすることなので、上手く表現しきれるかどうか多少の不安もありましたが
届いたクッションのユーモア且つダイナミックさ、そして愛しさが上回り、そんな気持ちは吹き飛びました。。。
とにかく可愛いのです。考えるな、感じろ!!の、まだまだ何も知らなかった(今もですが)あの頃の感覚再びです。

因みに、クッションは〇と□の2種類で、大きさは規格として35cm×35cmを基準に1つ1つアソート。
価格は¥8800-(TAX IN)
△のクッション的なオブジェは、高さ15cm×横20cm×奥行き10cm こちらもアソートになります。
価格は¥3500-(TAX IN)

モノを売ることを生業としていると、どうしても”売る”ことばかりを追い求め過ぎてしまうとがしばしば。
あまりに偏り過ぎるとクリエーションする楽しさや、本質の部分から少しずつ遠ざかっていくような感覚。
勿論、作製していただいた作品や、じっくり吟味してオーダーした製品が売れるに越したことはないですし
唯一、自分の商売に正しさを求めるのであれば”売れる”ことだと。
ただ純粋な気持ちでモノを見ることの楽しさだったり、初めて見たモノと対峙する時に感じる葛藤や衝動など
心の動きというのは、自分自身にしか分からない揺らぎがあり、ジャンル問わず積み重ねることがとても重要で
そういったモノを見たり、体験と提案出来るお店で在り人になりたいなと思っています。
答え合わせは2年後!?くらいが僕の中で丁度良い落としどころです。

今回のトートーニー神田さんとのイベント「rough laugh rough ?」は、製品を作る(生みの苦しみも含めて)
見せる、販売するという、当たり前の流れを1つ1つ点にして、お届け出来ればと思っていました。
小さくても心の何処かに引っ掛かる何か、時間が経過した後にその時の光景がふと思い浮かぶような引っ掛かり
最初は違和感や不思議さが前面に来たとしても、この空気を先ずは感じて気に留めて頂ければ嬉しいです。
おススメするとすれば、頭の中の忙しなさを一旦スーッとからっぽにして、自分だけのフィーリングを頼りにしてみると
物事は想像しているよりもポジティブで可笑しくて、無意味で美しく見えてくることもあるから、不思議ですよね。
頭を使うことと、感性との2つの相反する感情を使い分けながら、何というかシンプルに楽しんで頂きたいなぁ。
なんて思ったりしています。

明日28日(土)と29日(日)の2日間は、トートーニーの神田さん在廊してくださるので、
楽しい時間をご一緒出来ればと思います。店内はいつもよりもボリュームモリモリです。
ちょっとした居心地の良い違和感を感じて頂ければ嬉しいです。ご来店をお待ちいたしております。

rough laugh rough ? その⓷

トートーニーの神田さんとはメールだけではなく直接会って打ち合わせを重ねて、お互いのイメージを交換しました。
そうすることで、ぼんやりとした所からはっきりとした輪郭が浮き出てきて、お互いが何を大事にしたいかも
より共有出来るので、こういう時間はとても大事。
あぁでもない、こうでもないを繰り返しながら、無事にカタチとして落とし込むことが出来ました。
日常の暮らしに、ちょっとした良い違和感や、1つ何か違うものを投じた時の空間の変化や歪みのようなもの、
その瞬間に起こる化学反応とも言い換えられる感覚が僕は好きです。
お店のレイアウト変更をしていても過去の成功体験を基に構成してしまいがちで、息詰まることが多々あるのですが、
そこに絵だったり作家さんの作品を置いた瞬間に平面的な見え方だったのが、急に立体的に浮き上がって見えるあの世界。
これは何だろう。。。と、いつも思うのですが、きっとそのモノが持つ作用的な効果なんだと今は理解しています。

機能と作用という2つの要素は、どんなモノを見ていても感じますし、生活をするうえで圧倒的に機能性の方を
重視することが多いのは当たり前の感覚。僕も普段生活している中ではやっぱり機能性を一番に考え選んでいますし、
余程のタイミングでないかぎり、作用を気にすることはありません。それが日常なんだと思います。
それでも年齢を重ねれば重ねるほどに、少しずつですが作用(心に問いかけてくるモノ)の、本質なのか、
それとも他に何か違う働きかけがあるのか、頑張って背伸びをしてちょっとずつ手にしていった絵やオブジェなどが、
自分の生活の中に小さな彩やリズム、はっとするような瞬間を持たせてくれていることに気付き始めました。

意味をあまりに見出しすぎると現実的になり過ぎて面白味が無くなりますし、かと言ってあまりに非現実的で隙の無い
モノばかりに囲まれた毎日も、それはそれで、また難しいような気もします。
どちらにも偏りず過ぎない、丁度良いグラデーションの使っても使わなくても良いアイテム。
オブジェなのか、はたまたお昼寝用や肘置きのクッションなのか、使う人のライフスタイルに合わせて変幻自在に
飾って使って見ていただきたいモノを、今回の「rough laugh rough ?」では展示販売致します。
神田さん自身が手を動かし、極力ラフに(緻密になり過ぎないように)作製したもので、過去に作っていたクッションを
発展させて、遊びゴコロをより詰め込んだ仕様になっています。
一昨日のメールでは、ミシンがご機嫌斜めになりました。。。の報告を受けた際には一瞬、青ざめましたが
早めに対処したのが良かったようで、ミシンも元気になりギリギリまで作製活動に励んでくださっています。
昨日のBLOGでご紹介しました曽田耕さんの羊のバッグ、神田さんが作製してくださったクッション・オブジェ!?と、
トートーニー×曽田耕さん共同プロダクトも、広めのラインナップで展示販売いたします。
6/27(金)イベント初日には、cieloさんのおやつ販売に来ていただけるので、あぁ~幸せが盛りだくさん。
ぜひ、気構えずにリラックスした気持ちで見て、ふふっと笑って、心が揺れ動くものに出逢っていただけたらと思います。


以下、日程の確認です。

6月
27日(金) 「rough laugh rough ?」展 初日 
       cieloさん おやつの販売会 ★おやつは12時頃から販売です。
       開店時間  10:00-17:00
       おやつ販売 12:00-17:00

28日(土) 「rough laugh rough ?」 神田さん在廊
29日(日)      ↓       神田さん在廊
30日(月)      ↓

7月
1日(火)       ↓
2日(水)      定休日
3日(木)      定休日
4日(金)       ↓
5日(土)       ↓
6日(日)       ↓
7日(月)       ↓
8日(火)      最終日

rough laugh rough ? その⓶

今週27日(金)から始まりますトートーニー神田さんとの1周年企画「rough laugh rough ?」
今回のイベントの為に、神田さんと繋がりが深い曽田耕さんにもお願いしていたバッグがあります。
耕さんとは、盛岡時代に「北のクラフトフェア」でお逢いしてから、回転寿司でのこれしかないっ!!と思う
オーダーの仕方をレクチャーして頂いたり、モノを見る目線をがらりと方向転換するきっかけを頂いた方です。
先日、東京からわざわざハンドキャリーで商品を持って来て頂いて感動。そしてまさかの欄間外しを一緒に決行。
風の周りが格段に良くなって、とても嬉しい。
その場でオーダーのバッグをチェックさせていただきましたが、やっぱり良い。いや想像していたよりも更に格好良い!!
1つ1つ個体差があるので同じものを用意するのは難しいのですが、汎用性の高いカラーと、ビビットな色目もあって
シンプルな装いになりがちな夏場にはもってこいのイメージ。

素材は全てSHEEP(羊)を用いて作製。とにかく柔らかくて軽く、持った時の肌当たりが抜群。
今までの経験でSHEEPに触れたことは、本当に数えるくらいなので自分自身の経験値としても嬉しい出逢いになりました。
持ち方はハンドルか、肩掛けのみ、斜め掛けは出来ないです。
旅先で食事などにセカンドバッグ的に持って歩くのもイメージ出来ますし、近くのコンビニや薬局にふらっとお財布を持って
買い出しに行くのにも、ちょっと心躍るバッグになるのかなっと思ったり。
日常使いに適した大きさだと思うので、想像をあれこれ膨らませていただけると嬉しいです。
耕さんのモノづくりは、1点モノであることは間違いなのですが再現性があるという点で、他とはニュアンスが違う
プロダクトになるということ。この何とも言えない絶妙なニュアンスから生まれるものの美しさと機能性。
僕がそうだったように、今までにない新しい感覚を手に入れるチャンスでもあるかなと思ったり。
モノを通して自分自身の内面と向き合う時間を作り出すことで、閉じたり開放したりと、鼻から息を吸って口から吐く
深呼吸をするように、視点という方向を無意識に作り出すこと、きっと心地良い感覚を手にして頂けると思っています。

価格は色・カタチなど関係なく13200円です。今回は限定10個店頭に並びます。
他にもいつもは並んでいない、トートーニー×曽田耕さんのプロダクトも沢山オーダーしていますので、
この機会に、それぞれの視点と、お二人で作るものの世界観を併せて、ぜひお楽しみいただけたらと思います。

6/22

River    PLAIN SHIRT S/S

color    DARK NAVY

price    24200-

size     2    /    4    /    6    /    8

家の台所横にある勝手口を開けることを覚えてから、ダイニングキッチンで過ごす時間が好きになりました。
特に朝や夕方になると海からの風がスーッと抜けて、この海側の立地ならではのアドバンテージを実感出来ます。
今ぐらいの暑さや爽やかな風のまま推移してくれれば良いのになぁっと思うのですが、本番はこれから・・・なので
油断せず、無理をし過ぎずに日々を淡々と過ごしていきたいと思います。

Riverから、継続で作り続けているプルオーバータイプの半袖シャツ。
何となく雰囲気が良いよね。。。という事で、気に入って今シーズンも素材を変えてお店に並べています。
暑さや強い日差し、冷えすぎる空調のことを思うと、僕自身は夏でも長袖をぐりぐりっと捲る着方が多いのですが、
半袖は半袖の良さと楽さがあるのですよ。やっぱり涼しいですし。
プルオーバー型は被る面倒くささと引き換えに、デザインの妙があって、ばふっと着る感じも悪くありません。
AULICOの布帛素材のタンクトップを挟んだり、もう駄目だ・・・という暑さの時はインナー無しで着てもOK。
シャツを直接着るのに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この着方はとても涼しいですし生地と身体に
適度な空間が生まれて、そこを風が抜けていくのが最高なのでお試し頂けると嬉しいなと思っています。

素材はRiverで定番的に使っていきたいと思っているリネン76%・和紙24%の中肉の混紡生地を使用。
強さと柔らかさの2つの要素を持つ素材で、くったりなり過ぎない(多分、和紙の強さ)が効いているところが好み。
肌当たりもざらっとした感じもなく、塩梅が丁度良い配合だと思っていてリピートしたくなるような生地です。
カラー・DARK NAVYは、黒に近いネイビー。
このカラーは僕が買い占めて生産終了のようなので、あぁ残念と思いつつも、また次の何かを探したいと思います。

デザインは、襟を大きすぎないように設定しトップ釦を楽に留められるように工夫をしています。
ちゃんと見えるけど、着心地はリラックスしているところを目指しつつ、布帛にしか出せないムードってありますし
夏場は特に半袖TEE一辺倒になりがち、いや、普通に考えればなるところをシャツを着る選択肢を出したいなと。
単純な涼しさの比較をすると、生地の厚みや素材感によって違いはあれど布帛を纏う方が断然涼しさは勝ると思います。
今日はカットソー気分だなぁ~。とかシャツ着たいなとか、天候や気温・湿度などによっての使い分けが出来るようになると
外に出掛けようという気持ちが盛り上がり、装うことの楽しさや、自分の内面まで考える時間も一緒にやってくるはずです。
素材選びって、とてもとても奥深くて選択肢が無限に出てくるのですが、触りだけでも知っていただけると洋服の面白さは
一気に開けてくると思います。それまでは多少の投資と経験を積み重ねる我慢の時間も必要になりますね。

今年はいつごろまで半袖のシャツを着ることになるのでしょうか。
きっと10月に入るころまでは、半袖を普通に着ているのかな、、、なんて想像をしています。
ぜひ、涼しくて少しだけ気持ちが引き締まる半袖シャツで夏本番をお迎えください。お勧めです~!


サイズ展開は幅広くの4サイズをご用意しています。
大まかな目安は。。。↓
小柄な方向けのサイズ2 = レディースのSとMぐらいのサイズ感 
もう一回り大きくした4 = レディースM~L ※今回着用しているサイズです。
メンズよりなイメージ6 = メンズM
一番大きいサイズ  8 = メンズL~細身のXL体系の方。

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