rough laugh rough ? その⓷
トートーニーの神田さんとはメールだけではなく直接会って打ち合わせを重ねて、お互いのイメージを交換しました。
そうすることで、ぼんやりとした所からはっきりとした輪郭が浮き出てきて、お互いが何を大事にしたいかも
より共有出来るので、こういう時間はとても大事。
あぁでもない、こうでもないを繰り返しながら、無事にカタチとして落とし込むことが出来ました。
日常の暮らしに、ちょっとした良い違和感や、1つ何か違うものを投じた時の空間の変化や歪みのようなもの、
その瞬間に起こる化学反応とも言い換えられる感覚が僕は好きです。
お店のレイアウト変更をしていても過去の成功体験を基に構成してしまいがちで、息詰まることが多々あるのですが、
そこに絵だったり作家さんの作品を置いた瞬間に平面的な見え方だったのが、急に立体的に浮き上がって見えるあの世界。
これは何だろう。。。と、いつも思うのですが、きっとそのモノが持つ作用的な効果なんだと今は理解しています。
機能と作用という2つの要素は、どんなモノを見ていても感じますし、生活をするうえで圧倒的に機能性の方を
重視することが多いのは当たり前の感覚。僕も普段生活している中ではやっぱり機能性を一番に考え選んでいますし、
余程のタイミングでないかぎり、作用を気にすることはありません。それが日常なんだと思います。
それでも年齢を重ねれば重ねるほどに、少しずつですが作用(心に問いかけてくるモノ)の、本質なのか、
それとも他に何か違う働きかけがあるのか、頑張って背伸びをしてちょっとずつ手にしていった絵やオブジェなどが、
自分の生活の中に小さな彩やリズム、はっとするような瞬間を持たせてくれていることに気付き始めました。
意味をあまりに見出しすぎると現実的になり過ぎて面白味が無くなりますし、かと言ってあまりに非現実的で隙の無い
モノばかりに囲まれた毎日も、それはそれで、また難しいような気もします。
どちらにも偏りず過ぎない、丁度良いグラデーションの使っても使わなくても良いアイテム。
オブジェなのか、はたまたお昼寝用や肘置きのクッションなのか、使う人のライフスタイルに合わせて変幻自在に
飾って使って見ていただきたいモノを、今回の「rough laugh rough ?」では展示販売致します。
神田さん自身が手を動かし、極力ラフに(緻密になり過ぎないように)作製したもので、過去に作っていたクッションを
発展させて、遊びゴコロをより詰め込んだ仕様になっています。
一昨日のメールでは、ミシンがご機嫌斜めになりました。。。の報告を受けた際には一瞬、青ざめましたが
早めに対処したのが良かったようで、ミシンも元気になりギリギリまで作製活動に励んでくださっています。
昨日のBLOGでご紹介しました曽田耕さんの羊のバッグ、神田さんが作製してくださったクッション・オブジェ!?と、
トートーニー×曽田耕さん共同プロダクトも、広めのラインナップで展示販売いたします。
6/27(金)イベント初日には、cieloさんのおやつ販売に来ていただけるので、あぁ~幸せが盛りだくさん。
ぜひ、気構えずにリラックスした気持ちで見て、ふふっと笑って、心が揺れ動くものに出逢っていただけたらと思います。
・
・
・
以下、日程の確認です。
6月
27日(金) 「rough laugh rough ?」展 初日
cieloさん おやつの販売会 ★おやつは12時頃から販売です。
開店時間 10:00-17:00
おやつ販売 12:00-17:00
28日(土) 「rough laugh rough ?」 神田さん在廊
29日(日) ↓ 神田さん在廊
30日(月) ↓
7月
1日(火) ↓
2日(水) 定休日
3日(木) 定休日
4日(金) ↓
5日(土) ↓
6日(日) ↓
7日(月) ↓
8日(火) 最終日
2025年6月24日 | 4:27 PM | toe to knee