rough laugh rough ? START!!
定休日の2日間を使って、無事に設営・ディスプレイまで完了。
「rough laugh rough ?」展は、本日6月27日(金)~7月8日(火)までの展示になります。
一番の見所は、盛岡時代に譲っていただき一緒に引っ越しをした教会のベンチをお店側に持ち運んだこと!!
更に言えば、展示するクッションとの相性が若干気になったので思い切って表面をサンダーで削りました。
その日は握力を使い果たしました。そして二人でふぅーふぅー言いながらベンチを持ち、家から店まで
外をぐるりと回り込んで、店内のイメージしていた場所へセットオン。
大きさも奥行きもばっちり。我ながら良い什器をセレクトしたなと。ナイスわたくし。
自分にとっては、今回の企画は新たにトライすることなので、上手く表現しきれるかどうか多少の不安もありましたが
届いたクッションのユーモア且つダイナミックさ、そして愛しさが上回り、そんな気持ちは吹き飛びました。。。
とにかく可愛いのです。考えるな、感じろ!!の、まだまだ何も知らなかった(今もですが)あの頃の感覚再びです。
因みに、クッションは〇と□の2種類で、大きさは規格として35cm×35cmを基準に1つ1つアソート。
価格は¥8800-(TAX IN)
△のクッション的なオブジェは、高さ15cm×横20cm×奥行き10cm こちらもアソートになります。
価格は¥3500-(TAX IN)
モノを売ることを生業としていると、どうしても”売る”ことばかりを追い求め過ぎてしまうとがしばしば。
あまりに偏り過ぎるとクリエーションする楽しさや、本質の部分から少しずつ遠ざかっていくような感覚。
勿論、作製していただいた作品や、じっくり吟味してオーダーした製品が売れるに越したことはないですし
唯一、自分の商売に正しさを求めるのであれば”売れる”ことだと。
ただ純粋な気持ちでモノを見ることの楽しさだったり、初めて見たモノと対峙する時に感じる葛藤や衝動など
心の動きというのは、自分自身にしか分からない揺らぎがあり、ジャンル問わず積み重ねることがとても重要で
そういったモノを見たり、体験と提案出来るお店で在り人になりたいなと思っています。
答え合わせは2年後!?くらいが僕の中で丁度良い落としどころです。
今回のトートーニー神田さんとのイベント「rough laugh rough ?」は、製品を作る(生みの苦しみも含めて)
見せる、販売するという、当たり前の流れを1つ1つ点にして、お届け出来ればと思っていました。
小さくても心の何処かに引っ掛かる何か、時間が経過した後にその時の光景がふと思い浮かぶような引っ掛かり
最初は違和感や不思議さが前面に来たとしても、この空気を先ずは感じて気に留めて頂ければ嬉しいです。
おススメするとすれば、頭の中の忙しなさを一旦スーッとからっぽにして、自分だけのフィーリングを頼りにしてみると
物事は想像しているよりもポジティブで可笑しくて、無意味で美しく見えてくることもあるから、不思議ですよね。
頭を使うことと、感性との2つの相反する感情を使い分けながら、何というかシンプルに楽しんで頂きたいなぁ。
なんて思ったりしています。
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明日28日(土)と29日(日)の2日間は、トートーニーの神田さん在廊してくださるので、
楽しい時間をご一緒出来ればと思います。店内はいつもよりもボリュームモリモリです。
ちょっとした居心地の良い違和感を感じて頂ければ嬉しいです。ご来店をお待ちいたしております。
2025年6月27日 | 9:00 PM | toe to knee