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トートーニー △クッション⓵
color グレー×イエロー / グレー×ブルー
price 3500-
定休日はお隣の町の初めましての場所をはしごして、兼ねてから噂には聞いていて行きたいなと思っていた場所へ。
その場所・建物については、まだ自分の中で咀嚼中なので、また改めて。
建物内での展示の運営にも関わりご案内をくれたのが、先日ジュエリーの展示をしてくれたSuwa Okiさんで
ちょうど観に行ったタイミングで、二宮仲間でお世話になっている方ともばったり。
来る人、来る人がゆるやかに繋がっていたり顔見知りだったり、静かで美しく光が柔らかに揺れ動く展示を見ながら
自然に会話が広がります。当たり前ですが、小さい町ならではの良さがあるなぁと感じる時間となりました。
いただいたアイスティーも、ハーブティーを使った杏仁豆腐も、色と薫りが素晴らしく、美味だったぁ。
五感をフルに刺激し、心地良い空間を作ってくださるお店だったり表現する人達が隣り合う小さな町にあることの嬉しさと、
お店と空間の使い方など自分自身にも置きかえ、同じことは出来ないですが表現をすることの大切さを学ぶ時間でした。
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トートーニー神田さんとの企画 “rough laugh rough?” 展、今日から後半の部がスタートします。
展示販売期間は来週7/8(火)まで。気合の追加クッションも本日到着しています★
展示が終了後、その週は模様替えや出張なども含めて、7/9―13(水~日曜日)の定休日もあわせて5日間
少しだけお休みをして 7/14(月)から、またフレッシュな気持ちで営業を再開したいと思います。
InstagramやHP営業カレンダーの方、ご確認をよろしくお願いいたします。
そんな訳で、今日ご紹介するのは・・・
BLOGでご紹介しました〇・▢の大ぶりなクッションの他に作製していただいた、小ぶりな△のクッション。
実はこの△クッションの方が、今回の企画の構想的には前面というかメインにあって、打ち合わせを重ねる中で
現段階ではこの状態に着地したというもの。
意図的な何かとはなく、いや、スタート時にはもっとデザインと機能性を付ける方向で考えていたのですが
一度その必要性をあえて無くして、見た目はクッション?オブジェ?とも捉えられる、用途や使い方を限定しない
機能性を持たせないことを目的とした、その人が何かを感じたり見立てることの出来るラフな「△」にしました。
単体でも可愛いですが、三つくらい集合させても何だか良いのですよ、小さな△は。
1つ1つ使用している革や生地は元々神田さんがストックしていたもので、個体によって異なります。
端材や素材の使い方や組み合わせ、配色には作る人ならではの世界観があり、より詳しく見てみようと思います。
シンプルなグレーの△シリーズは柔らかさでいうと、イチバン!くらいに感じるシープ(羊革)を使用。
底面はコーディロイとのコンビネーション。
ステッチ糸も所々に変化を持たせていて、見れば見る程に個々の特徴や面白さがズームアップされます。
あえて革屋さんから購入する際に付いているタグ㊲もチラッと入れてくるあたりも◎
同系色のふたつを並べてみると、似てるけど違う意外な発見があったりして、撮影していても面白かったです。
とにかく色々な場所へ置きながら、そのモノが本来持っている輝きを放つ場所に着地した時の心地良さは格別。
あちらこちらに置いて眺める。その繰り返しのなかで、きっとモノと空間と自分の距離は確実に縮んでくると思います。
因みに、底面がイエローのタイプはヌバック、ブルーは毛羽無し。どちらもうっとり系のツベツべな柔らかさ。
トートーニー △クッション⓶
color ブラウン×キナリ / ブラック×キナリ
price 3500-
DEER(鹿革)のシリーズ。クッションでも人気な鹿さんですが、△バージョンもとても心地良いです。
ブラウンはピンクの蛍光テープがポイントで可愛らしく、神田さんならではの配色センス。ナイスです!!
ブラックは耳のような曲線をあえて残していて、見ていて思わず笑顔になれる存在。
裏地はオーガニックコットンとのコンビネーション。贅沢の極みです。
デスクの横に置いて、疲れたら触るのもストレス発散方法ではないですが、そんな使い方もイメージ出来ます。
クッションという機能を自分なりに考えると、作用と機能との比重が揺れ動いていくはず。
トートーニー △クッション⓷
color ブラック×ピンク / ナチュラル×キナリ
price 3500-
こちらもDEER(鹿革)を使ったシリーズ。
天然素材で鞣しを施したナチュラルは、なかなかお目にかかれない色目と質感。
そこに差し込むステッチのブルーや蛍光グリーンよ。
ご自宅の何もないところに”ポンッ”と置いた時に、僕の中では絵とかを飾った時の空気感に近いニュアンス。
気兼ねなくお手軽に楽しく試せる(価格面と大きさ)オブジェやアートとしての効果や役割もあると思います。
トートーニー △クッション⓸
color ブラック×ブルー / ブラウン×イエロー
price 3500-
ここからは迫力のある革シリーズ。
それもそのはず、お馬さんの表革を使っているので厚みと表面にしっかりと感じさせてくれる光沢が特徴的。
底面はコーディロイの生地との組み合わせ。
鹿や羊との質感として真逆な印象。どっしりとした質感が好きな方にはお馬さんシリーズはお勧め。
特にブラックは存在感が抜群。遠くに置いていても気付くくらいの革の強さがあります。
トートーニー △クッション⓹
color グリーン×ブルー / グリーン×ピンク
price 3500-
深緑シリーズ×2。こちらも革はお馬さん。
深い色目も相まって、迫力という点においては、こちらも負けず劣らず。。。格好良い。。
ワイルドな質感がお好きな方には、ぜひお馬さんをお勧めします!!
トートーニー △クッション⓺
color グレー×ブラウン(とさか)×イエロー / グリーン×イエロー
price 3500-
ここからはミックスシリーズ。とさかがあるような△や、配色と蛍光ピンクテープが効いたモノ。
空間の良いアクセントになりますし、ハッピーな配色が◎
トートーニーのお財布にも使われている革が散りばめられていて、そんなのを探すのも面白いなかと思ったり。
トートーニー △クッション⓻
color マルチ×ピンク / マルチ×イエロー
price 3500-
トートーニー △クッション⓼
color 蛍光イエローテープ×ブルー / マルチ×ピンク
price 3500-
ミックスシリーズは、神田さんの創作することへのポジティブなマインドや手を動かすことの意味や意義が
ぎゅっと凝縮したようなバランスに仕上がっています。
モノを見た時に自然と考える機能性という一面を、あえて最小限に無くすことにより、そのモノ自体がモノとして
意味することを問う面白さ。。。自分から問うのではなく、モノから問いかけてくる逆説的な捉え方。
人間は自ずと考える生き物だからこそ、直感や、気になるというあやふやな感覚を手に取り信じてみることも
ポジティブな感情ではないかと思うのです。
今回の△のクッション!?オブジェ!?は、自分達にとっても見てくださる方にとっても心の揺らぎや葛藤を
問うようなきっかけになる展示を目指しました。
お店で色々な場所に置いてみて、自宅側にも置いてみて空間の適度な隙間を埋めてくれる存在になることは
間違いないですし、革の持っている魅力を改めて感じる良い機会になりました。
見た方がハッとするような、小さな気付きやモノの見る角度を再発見するきっかけになれば嬉しいです。
2025年7月4日 | 8:20 PM | toe to knee