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aulico    wool one piece 

color     navy

price     38500-

size      F

昨日は気圧と布団の誘惑に負けてサボったため、今日は長めの朝散歩へ。
これが秋!これまではどこかしら願望を含んでいた!というような気候と、差し入れでいただいた上品なお菓子と
なんてことない珈琲とがあまりにも合うものですから、ボーッとしながらも、この三連休の間の嬉しかったことや
思うことなどをポロポロと話したりも出来て、家に着くころには体もじんわりと温まっていて。とても良い時間でした。
ここから全力を上げて、でも焦らずに、触れるもの見るもの食べるもの、着る物も移ろいの美しさを満喫できますように。
BLOGでのご紹介も、ギアをあげて盛り上げていきますね。

AULICOから届いたばかりのウールワンピース。
鈍く深く深く製品染めで仕上げた、ネイビーブルーの妖艶さとデザインに立ち込めるさり気なくエレガントな香り。
AULICOの個性そのものが際立つ一着に、着用した際も軽く酔いしれそうになりました。
異なる生地で同様の形を展開したことはありますが、これは、また別物のように思えます。
大袈裟な装飾は無いのですが、気持ちがぐっと引き締まり穏やかに高揚するワンピースですので、特別なシーンにも
自分の中で気合を入れたい日などにも纏いたくなるような、そんなワンピースだなと感じています。

首元はキーネックのようなネックラインにスタンドカラーがミックスされ、喉下を隠すタブ襟と共生地の包釦。
留めた時と開けた時、どちらの印象もまた違って、肌が見えるとよりフォーマルな雰囲気に近づくデザイン。
インナーを重ねるとまたどのような表情になるのかと、素材や色の組み合わせも楽しみたくなります。
また、襟の付け根に繊細なギャザー。袖口にはさらに繊細なギャザーと特徴的な華やかなカフス・・・
そこに付属する共生地の釦も、同様に染め上げていることで細部にわたり滑らかな統一感にうっとりです。
全面に押し出してくるのではなく、よーく見ると実は・・・というような魅力的なディテールがそこかしこにあって
出来れば実際に近くでじっくりご覧いただくのが間違いなく揺さぶりになると思うのですが。
拙い文章をもとに、このBLOGをご覧くださっている方の想像力に委ねたいと思います。

特に、うわぁぁ好きだなと思ったのは、横から見た際のシルエット。
とろみがあるしなやかなウールの落ち感と、前後差をもたせ揺らめく裾先まで綺麗だなと見惚れてしまう。
同系色のパンツと低めのヒールで、いつもよりはちょっとだけ背伸びというか緊張感を感じながら着る服もまた良いのです。
着丈は前108cm・後116cmとなっていますので、私のように160cm後半の身長の方ですとフロントとサイドスリットの部分が
どうしても短く感じてしまうかもしれません。短い丈も問題無し◎という場合は、ワンピースとしても着用可能ですが、
インナーショーツや裾のレイヤードが楽しめるインナーパンツがあると安心かなと思いました。
バックシルエットも、光沢を帯びた生地と中央に寄せたギャザー、そして着丈の長さも手伝ってまた雰囲気抜群ですので
じっくりとご覧いただけたら幸いです。

袖口のカフス釦。留めても袖先がヒラヒラして可愛いですし、釦を外してさらにひらっとさせるか少し捲るのも格好良い。
いちいち着る時も1人で唸ってしまうような・・・あぁ、秋の服・万歳。と思える一着ですので、これから先に何か特別で
大事な日と言える予定のある方、そうでなくても見た目にビビッと来た方にお届けできたらなと思います。


今週末18(土)には、初めてのrasikuの縁側(天候によっては店内)で、珈琲田川さんの出張喫茶がございます。コチラ⇨
また毎月のお楽しみでもあるcieloさんのおやつ販売の日もご一緒いただくことになりまして、田川さんは甘味に合う珈琲を。
cieloさんは珈琲に合わせて、テイクアウトしたその場で手で摘めるようなおやつも良いかなと考えてくださっています。
涼しさに喜びそして戸惑いながら、チューニングを合わせていく季節。
あたたかな飲み物とおやつがあれば、ほっと心も落ち着くはずです。あわせての衣替えも進めていきたい。
一日が充実すること間違いなしですので、ぜひお運びいただけたら嬉しいです。

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