10/28

River    WOOL CHECK PANTS

color    GREY

price    16500-

size     1    /    2

田川さんから購入した珈琲豆、色々と試しながら淹れているのですが、今日は何だかしっくりときた感じがします♪
気候が良いからなのか、何かの偶然が重なったからなのか、理由はあまり分かっていません。そして上手くいったらいったで
何だか少し寂しい気もするのは、きっと上手くなるまでの過程や試行錯誤することが結局のところ楽しいからではないか・・・
という自問自答をする火曜日の午後。何はともあれ、今日も良い天気で珈琲が美味しくて、それだけで良い日。
いよいよ11月の盛岡行きも近づいてきて、持っていく商品のための段ボールを発注をせねば!!と気付く・・・
秋冬ものは当然ながら嵩張るのですね。色々ご用意していくので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。

真冬に穿けるとにかく暖かいパンツを!という気持ちで作製したレディスのイージーパンツ。
コートに用いられる千鳥格子柄の肉厚なウール生地は、歩く”こたつ”とも言えるくらいにとにかく保温性が抜群。
生地も軽いので、これはもう無敵と言っても過言ではないくらいに、真冬でもストレス無く外を闊歩出来ますし、
ご近所の散歩から、気ままな旅行まで良い距離感を保ったまま穿いて頂ける防寒パンツに仕上がりました。
何よりも千鳥のチェックが大ぶりで可愛いのです。
季節のグラデーションが感じられる機構の時は、服装もちょっといつもとは違うニュアンスを試してみたり
こんなのはどうかな?と、ファッション的な要素を取り入れたいなぁっと思うのですが、それに反して真夏と真冬!
この時期はとにかく機能性を重視します。涼しさ、暖かさの2つにぎゅっと焦点を絞って、出来れば可愛さや格好良さを
ほんのりプラス出来たとすれば十分ではないでしょうか。先ずは厳しい季節を乗り越えることを優先に全力投球だと思います。
これは20年以上北国に住み続けてみて理解したことでもありますし、神奈川県内の中でかなり温暖とされている二宮でも
真冬(1月と2月)はしっかりと寒かったので、ウールパンツは必須アイテムです。

とにかくリラックスして穿けるのが良いなと、身体に締め付けのないバランスを意識してイージーパンツを作りました。
ただ、ゆるやかな雰囲気にも寄り過ぎず、さらっとした感じで、裾口に少しボリュームを持たせたシルエット。
昨日のaulicoのパンツもそうでしたが、合わせる靴にボリュームが出てくるタイミングでもあるので
負けないくらいの太さが欲しいなと思う訳です。
股上を深めに設定したのは、季節的にはパンツの中にさらにレギンスなどを合わせることも想定されるので、
少しでもストレスフリーな着心地になればと思い、するっと足が通ルようなカタチに落とし込んでいます。

color    BROWN

price    16500-

size     1    /    2

色は3色展開。GREY・BROWN・BLACK どれを選んでも間違いないカラーだと思います。
個人的にはGREYが一押しです。まず、雰囲気が可愛いのと、どうしたってトップスにダークトーンが増える季節になるので
パンツを明るい色目にすることで、色々と考えなくても服装を成立させられるメリットがあるのかなと思います。
サイズ展開は1と2の2サイズになります。
身長で選んで頂けると良いのかなと。160cmくらいの方ですとサイズ1 160cm以上の方でしたらサイズ2が妥当。
因みに身長166cmで着用サイズ2で、上記のイメージです。 

生地の表面を肌に当たる側、裏面(起毛)を外側にすることで、見た目の暖かさをプラスします。
表使いか裏使いにするか、相当に悩んだのですが、冬らしいパンツということで起毛感のある見た目になります。
洗いをかけて、生地の縮率を最小限にとどめているのでお洗濯も安心。
乾燥機などを使わない限りは、この感じをキープ出来ます。
ウールパンツあるあるとしては、洗って生地がぎゅっと縮んで着丈がつんつるてんになってしまった。。。(僕は良くある)
のを防ぐためと、洗ったことで生地がふっくらと膨らんでボリュームがアップ。これは良い生地の共通項。
実際に触れていただけば、ウールが持っているクオリティの高さとどっしりとした肉感を感じて頂けると思います。

color    BLACK

price    16500-

size     1    /    2

恐らく一番人気かなぁと勝手に予測しているブラック。
夏場もそうだったのですが、チェックパンツが何だかとても気になる。これは何とも言えない気分でもあり現象なのです。
服装にどうしても可愛らしさが欲しくて、チェックを取り入れたいという願望。
トップスにチェックでも良いですが、割と普通になってしまう可能性が高くてパンツに取り入れる事でより可愛さが
際立つと思っているのは気のせいでしょうか。。。
本当はメンズでも作りたかったのですが、レディスで生地を全て使い果たしてしまったので、それはまたの機会に。
盛岡に住んでいた頃は本当に冬の寒さが厳しかった。寒さが圧倒的に厳しい故に、本当に暖かい素材を見る目が
逆に養われました。中途半端なものは全くもって通用しませんでした。それ位の底冷えと冷たい川からの風。
今回選んだ生地は、まさにその経験が活かされたパンツと言っても過言ではりません。
11月の盛岡出張にもたっぷりお持ちしますので、ぜひお試していただきたなぁ。
妻も自分用のを持って行きますが、真冬の中津川の遊歩道を歩いてもへっちゃらだと言っています。
そのくらいに保温効果と絶対的信頼度が高いパンツなのです。

洋服も食べ物と同じように、旬があって、その時期にしか着れない素材を取り入れること。
通年系の素材感で押し通そうと思えば、ある程度まかり通る。というところがあったとしても、季節に合わせた装いを
意識することは洋服屋として、というのもありますが、生きている中で大切にしていきたいのです。
例え着用できる季節が極端に短かったとしても、毎シーズン必ずその季節は巡ってやってくる訳で。
今年がとっても短くても、来年の楽しみになる。
二宮でウールパンツを穿くのは、きっと12月に入ってからだと思いますが2月末頃までは無理なく穿けると思いますので、旬な素材を取り入れつつ、季節の移ろいを楽しんで頂ければ嬉しいです。
ギリギリのタイミングでRiverのコートも届いたので、それはまた定休日明けにBLOGに載せたいと思います。
お楽しみに~~~。

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