
aulico NO COLLAR LONG SLEEVE SHIRT
color NAVY
price 28600-
size M / L



一度暑くなって、夏もしくは梅雨モードかなと思っていましたが気温が落ち着いて長袖シャツがとにかく心地良い。
良いじゃないか5月。二宮の天気と、まだ習慣が抜けきれず盛岡の天気と気温をチェックしてしまうのですが
まだ朝晩が相当に寒いのですね・・・でも、春を抜けてみどりがどんどん濃くなる盛岡も良いのですよねーと、思いつつ
住む場所によって服装は明らかに違うことを実感する土曜日の昼下がり。
・
aulicoから届いた青い色のシャツ。
少し前にご紹介しました白いシャツの青色のバージョン。インディゴ染料を使い化学反応を利用し染めているタイプ。
ホワイトにはホワイトにしかない良さがあり、ネイビーにはネイビーの良さがある。当たり前ですが。。。
製品染めをすることで、ほのかにですがプロダクトから手仕事の空気に触れることは間違い無い部分ではありながら
そういったことを前面に押し出さずに、染料を入れることで色が付く。というシンプルな考えに基づき行われる作業。
僕自身も最初は、当然のように”染めている”ということに対して、特別であると想像し、実際にそういう売り文句で
販売した時期も長くありました。ですが、平原さんとの出逢いによって、上記のことを頭にいれつつも、少しだけ違う視野と
物理的な角度で染色した洋服を販売し、より一層、服と言うものを楽しめるようになったことが実感としてあります。
そんな気持ちを持ちながらも、ネイビーのシャツもやっぱり良いよね。という事で店頭に並べています。



デザインは、ここ何年かで定着してきたドルマンスリーブ仕様のシャツ。
肩線が無いことでシャツを着た際のストレスを大きく軽減。加えて表側には殆どステッチが入らない仕様。
背中の中心で剥ぎを入れていますが、それ以外は最低限の縫製で仕上げた1枚となっています。
袖口・首元なども芯地をあえて使わないことで生まれる、布を羽織るだけのような着心地とカタチを形成しないデザイン。
当たり前に考えているシャツの概念をリフレッシュさせてくれる存在になると思います。
今まで袖を通してきたシャツの中でも、SOWBOW・SUNSHINE+CLOUD・aulicoのシャツは、僕にとってはかなり特異的で
価値観をよりポジティブな方向へと進めてくれた存在。恐らく人から勧められなければ、自分から着ることは無かったと思いますし
続けていればまだまだ新しい感覚に出逢える。ということを実感させてくれた思い入れのあるシャツばかり。
やっぱり何度見ても良いものは良い!!と思いますし、シャツでお困りの方はぜひ一度袖を通して頂きたいです。



僕は1つめと2つめの釦を外して着るのが好み。少し首元を広く開ける方がストレスが少なくて落ち着く感じがあります。
気温によって、丸首のTシャツもしくはaulicoのタンクトップと使い分けながら着ることがほとんど。
袖は少し長めの設定なので、くるっとしても良いですし、どうしても気になる方はお直しの対応も◎
肩回りから身頃にかけてゆったりとしたパターンなので、肌に生地が密着せず風がしっかりと抜けてくれます。
涼しさを感じるには、生地そのものの他に、風抜けがどれくらいあるかがとても重要な要素です。

aulico LONG SLEEVE SHIRT
color NAVY
price 28600-
size M / L



襟付きタイプもご用意しました。
オープンカラーシャツの様な雰囲気になる襟型で、釦を2つ目まで外すと雰囲気ががらりと変わります。
最初はすっきりとしたスタンドカラーが好きだなと思っていたのですが、自分なりの着方が分かると襟付きタイプも
同じくらいの頻度で着用が出来るようになりました。洋服は自分のイメージと違う面や、思い通りにいかないからこそ
面白さがあるような気がしますし、自分の中でしっくりとくる心地良さが見つかった時の喜びは一入。
そして一番は、人からの良い影響を受けるということなんだと思います。






着用しているサイズはLサイズ。身長178cm・体重62キロをいったりきたりの体型です。
どこも何も気にせずに、丁度気持ち良く着られます。袖はやはり長めではあります。
サイズ欠けしていたホワイトも欠品が補充されたので、色・サイズずらりと勢ぞろいしています。
これからの季節は気温の上がり方も気になりますが、それ以上に湿度対策も重要になってきますね。
タイミングよく、本日Fischerの温・湿度計も再入荷しましたので、日々の温度と湿度に目を配りながら
その日にその日で違う自分が、心地良く過ごせる、お気に入りの服装を見つけて頂ければ嬉しいです。
2025年5月24日 | 5:30 PM | aulico

SOWBOW REVOMAX VACUUM INSULATED BOTTLE 16oz・12oz
color cube
price 7150- / 6050-
size 27cm×6.5cm(473ml) 24cm×6.5cm(355ml)




昨日は台風のような雨と風が一日中吹き荒れていました。
駐車場の看板がしっかり倒れて、徒歩一分のクリエイトにすら行きたくないくらいの荒れっぷり。
今朝は風の向きも南風に変わり湿度は70%を軽々超えていて気温は26℃予報。半袖にショーツを今日から解禁です。
適温!丁度良い!(笑) 5月も中盤を超えてくると、初夏の空気に入れ替わって夏が近づいてくるのを実感します。
ガラッとは変わらないにせよ、あともう少し涼しいと暑いの狭間を堪能しながら、今年着たいと思う夏服を想像して、
暑くなることを前提に、折角だから精神で楽しんでいこうと思います。
・
数年前、使っていた水筒があまりに保冷も保温も効かず、買い替えようとした時のこと。
いざ選ぼうと某ショップに行くと、数があり過ぎるくらいの選択肢があって、そこまで下調べもせずだったので
直感と、炭酸飲料を持ち運べるという点とシャープなデザイン性に惹かれて、一つの水筒の購入を決めました。
実際に使ってみたらとても良くて、朝野球だったり畑や川遊びに行く時にも、水・炭酸・コーヒーを持って行くのに
とても重宝しました。その後、もう少し量が入る大きいサイズ(950ml)が欲しくなってもう一本サイズ違いを追加。
去年、両親と源氏山へハイキングする際には大量のビールを水筒に忍ばせて登り、頂上でキンキンに冷えたビールを
父が喜んで飲んでくれたのがとても印象的でした。(下りで転げ落ちないか心配になるぐらい飲んでいた。笑)
そして今回、そのメーカーと同じ水筒がSOWBOWの展示会に並んでいるという偶然か必然か。。。
これは展開するしかないと思い意気込んでオーダーしたものをご紹介いたします。
SOWBOWのロゴを表と裏?二面にプリントしていて、サイズは2種類ご用意しています。
473mlと355mlの、どちらも日常使いにもってこいの容量です。




一番の魅力は何と言っても蓋の構造にあります。
特許を取っているダブル密閉構造の蓋は、どれだけ振っても炭酸飲料の吹きこぼれが無く、ワンタッチで開閉が出来ます。
明ける時にポンップシュッというガスが抜ける音が特徴。
機能性に関しては、冷たい飲み物で36時間・暖かい飲み物で18時間の保冷・保温効果があります。
何度も開ければ温度も炭酸も弱くなっていくのは当然のこととして、個人的に炭酸飲料が水筒で持ち運べることが嬉しいのは
これからの季節は梅シロップを自家製で作って、シロップと炭酸水と氷を入れて、山を登ったり海へ行ったり出来るからです。
好きな飲み物と、穏やかな景色のある場所で癒されながら、夏も元気に乗り切ろうと思います。


蓋の開け閉めは3点を押しながら上げるだけ。唯一、コップが付いていないので直接飲むようなカタチになります。
誰かとシェアする場合や熱々な飲み物の時は、僕らは別で小さなコップを持って出掛けたりしています。
慣れてしまえば、そこまで面倒ではないかなと思います。
蓋自体も3つに分解が出来て、衛生面の部分もしっかりとカバーした作り。
どのサイズにも同じ蓋が採用されているので、組み合わせが自由になるのと、蓋のみ別で購入も可能な点も気に入っている理由。
最初に買ったものは数年ヘビーに使った後、恐らく蓋の劣化で中が零れてしまうようになったので、新しい蓋に買い変えました。





機能性とデザイン性の丁度良い落としどころを探し始めると、迷宮入りするくらいに悩ましい問題がついてまわります。
何かに特化すること、REVOMAXで言えば炭酸飲料が持ち運べること、そして蓋のデザインがとても可愛いこと。
機能性に関しても日常使いをしていて困ったことはないですし、何処かへ出掛ける際には暖かい飲み物、冷たい飲み物を
必ず持っていくので、自分達の生活に無くてはならないアイテムの1つになっています。
あとは海へ行ってのT- timeですかね(笑)自宅で淹れたコーヒーを持って、梅沢海岸で飲むのは最高の幸せです。

aulico ROTARY HOOK
color BRASS
price 4620-
size 20cm → 11cm

入荷と完売を繰り返しているaulicoの”ROTARY HOOK”
商品名にある通り、継ぎ目の部分が回転するフック。元々は平原さんが洋服の検品をする際に便利なS字フックを
探していた時に思いついて作製した経緯があります。これがとても良いのですよ。
先ず何処を探してもこんなS字フック見たことないですし、小さく折り畳める構造も面白い。
植物などを掛けてみるのも良さそうですし、バッグ類を纏めて吊り下げておくのも想像できます。
ちょっと気の利いたプレゼントなんかにもおススメしたい逸品。



前回までは箱包装でしたが、今回から巾着が付きます。
置いておくだけでも、佇まいがね。素敵なのですよ。


どんなモノを選ぶかはそれぞれに価値観や審美眼があるのは当然のこと。機能と作用と2つの視点から出来る限り物事を見る事を
心掛けているのですが、てんびん座だから(笑)かもしれませんが、個人的にはあまり偏りのないモノが好きなのかもしれません。
機能性に特化し、デザインがイマイチだったり、逆も然。ある程度バランスの取れたモノに惹かれる性格なんだと思います。
洋服をメインに扱うことは変わらないですが、生活に纏わる身の回りのものも少しずつご提案出来れば良いなと考えているので
自分なりのお気に入りを増やすお手伝いが出来れば嬉しいです。
2025年5月18日 | 1:56 PM | aulico - sowbow

aulico SHOULDER SACK S
color WHITE+NAVY
price 13200-
size 31cm×31cm 紐の長さ113cm




時は満ちた・・・というような、何か一つ飛び越えたのか脱した感覚。満月が満月たる所以。
満月当日はやっぱりヘロヘロ気味でしたが、翌日の朝、急に早起きできるようになって
朝散歩モードにスイッチが入りました。
海、波音、風、太陽・・・朝の海の何にも変え難い極上感を久々に全身で味わっています。
先日の定休日は家族のお祝い事があり朝早くから出掛けたのですが、普段は確実に渋滞の道もスムーズだったり
77歳を迎えた父と妻がほぼ2人でシャンパンを一本開けていたり、とにかく元気で何よりな良い1日に。
その次の日のお休みも出かけた先々で、思いがけず新しい発見と勇気をもらう様なシーンが多くありました。
温泉にも行って疲れがどばどば出過ぎて、肩が尋常じゃなく痛いですが、それも含め切り替わりの合図。
いろんな支えにも感謝しながら、5月の折り返しを神棚を綺麗にリセットするところからはじめました。
・
3月の末に一度入荷があったのですが、盛岡出張SHOPで全て完売となっていたaulicoの新作BAG。
掴みどころがありそうで、何とも言えない空気を放っているのが流石だなぁっと関心してしまうデザイン。
今回入荷したのはXSサイズとSサイズの2種類。
デイリーに日常使いすることを想定するとSサイズは容量的な部分で一番しっくりとくるような気がしています。
素材はSサイズがコットンキャンバス・コットン・XSサイズがリネン×キュプラとそれぞれに変えているので
表情の違いと染色したものと、ぐっとくるものに出逢えて頂ければと思っています。




ショルダーの長さは113cm、調整するアジャスターは無く、襷掛けが出来る丁度良い長さに設定。
お財布・スマートフォン・ハンカチ、あまり荷物を詰めすぎずに持つのがお勧め。
マチがないので、荷物を入れすぎるとカタチが綺麗に保てなくなってしまうことと、上手にお付き合い頂ければと思います。
両サイドの紐をぎゅっと絞るザ・巾着な仕草も、このバッグの動きを感じさせる部分。
使い方を限定し過ぎない揺らぎのあるモノづくりはaulicoの得意とするカタチなのかもしれません。

aulico SHOULDER SACK S
color NAVY
price 18700-
size 30cm×31cm 紐の長さ107cm




コットンキャンバスを染色して、濃く染めたバージョン。
生地の厚みもあるので、コンパクトなサイズの割にどっしりとした空気と存在感。
カットソーやシャツを1枚着で着られる季節になると、軽やかな装いと木々や花のグラデーションや光と影、
様々な景色の中にインディゴ染色したネイビーの色目がぐっと映えるように思います。
特に濃い緑と、抜けるような空との相性は抜群。






生地が肉厚になる分、使い始めた頃は紐の滑りに抵抗があって力が必要かなと感じますが、
次第に紐もこなれてきて、きっと心地良く開け閉めが出来るようになるはず。
旅先でちょこっと出掛ける際に持つのも良さそうですし、機能性を重視し過ぎないスタイルを優先する方には特にお勧め。
使っていく過程でモノとの距離が少しずつ縮まっていく感覚や素材が当たり前に起こす変化など、そんなことに面白味や
自分なりの解釈を楽しめる方には、コットンキャンバスの醍醐味を満喫して頂けるかもしれません。
僕も一回り大きなサイズ感を使用していますが、完全に攻略出来ていない点に面白さとモノとの付き合い方を探るの堪らない。
最初から100点満点よりも、60点とか70点くらいスタートくらいの方が、結局長く使い続けていたりするものが多く、
そういった物のバランスや塩梅って何だろうと常々思い巡らせています。

aulico SHOULDER SACK XS
color SAX
price 7700-
size 19cm×19cm 紐の長さ107cm


XSサイズはリネン64%×キュプラ36%をインディゴで染めた生地を用いています。
とても小さく、いたってシンプルに作られた巾着バッグですが、キャンバスに負けず劣らず抜群の雰囲気。
用途は・・・と書くのも野暮かもしれませんが、やっぱり飴ちゃん入れ。
であったり、コンパクトミラー・リップ。小さなカードケースぐらいのサイズ感の財布なら入りそうですし
サングラス入れなどにも良いかもしれません。とにかくミニサイズの収納力なのは間違いないので
それ以上に見た目のインパクトや引っ掛かりとして、服装に取り入れたい方の元に届くと良いなと思います。



服装のアクセントとしてもそうですが、単純に生地感や真ん中に配されたaulicoのロゴ刺繍も魅力。
アクセサリー感覚で身につけて、はたまた、実際にお出掛けの日のアクセサリーを入れたりに使うのも◎

aulico SHOULDER SACK XS
color NAVY
price 7700-
size 19cm×19cm 紐の長さ107cm






aulicoは洋服をメインに提案するブランドですが、西都城駅に併設するお店に行くとそこにはジャンルに囚われずに
不思議でユニーク、気持ち良さや新鮮さだったりと、人の感覚を刺激しながらも、そっと生活に彩と発見を与えてくれる
小物や布ものがあちこちに点在しています。そして今回はバッグ。
aulicoのジャンルやカテゴリーに捉われず、その物をフラットに見る姿勢と、使い方を相手にある程度委ねてくれる感覚が
服でも小物にも静かに浸透していて、全く押しつけがましくなく好きなんです。
4つのバッグが店頭に並んでいますので、手に取って頂ければ嬉しいです。
2025年5月17日 | 2:58 PM | aulico

aulico SHORT SLEEVE SHIRT
color NAVY
price 19800-
size M / L / XL

昨日は閉店間際になって気温が上昇していることに気付き、少しの時間だけ冷房をつけました。
これは・・・閉店後に海で飲むビールは最高だろうと思いつき、冷蔵庫で待機していたビールとノンアルビール、
いただき物のいぶりがっごとスナック菓子をバッグに詰めて、梅沢海岸へいそいそと歩き出す。
想像していた通り、抜群過ぎる気候。太陽の陽射しが柔らかく海岸の石は太陽の熱が少し残ってあたたかく
冷たい飲み物がすすむすすむ・・・。一日のはじまりもおわりも、浄化とリセットされる海。
思うようにいかないことや葛藤も全部大したことなくて、沈黙しながらも燃えていて、ただ生きているーと
思えるのが素晴らしい。
・
aulicoから、こちらも昨シーズンに引き続きショートスリーブタイプのシャツが届きました。
昨年まではサイズ展開がMとLの2サイズのみだったのですが、自分がどうしてもこのシャツを着たいということを
平原さんにご相談。なんとかしてみますとのお返事頂けてから約半年。
ワンサイズアップのXLサイズまで展開が伸びました。ひゃー嬉しい。普段L・XL(細身の方)体系の方に朗報。
見た目がとても簡素な感じに仕上がっているのが好みで、オープンカラーシャツの開放的な一面は持ちつつも
何処かのユニフォーム・制服的な工業製品ならではの冷たさがあって、その塩梅がとても絶妙なのです。
今年ようやくデビュー出来ることに、今からワクワクしています。
□身長178cm 体重62kg 着用サイズXL


今シーズンは素材をコットン85%・LINEN15%のややライトな生地感(後日ホワイトも入荷を予定)
フロントの釦は全部で5つ。通常のシャツと比べると釦の感覚がやや広めなのも特徴。
肩線のないドルマンスリーブを採用しているので、生地の落ち感が無理のない表情に見えるはずです。
夏はTシャツで過ごすのも良いですが、布帛を着る方が俄然涼しいですし、シャツを羽織るだけで気分的にも
お洒落をして出掛けるきっかけになったりもするので、最近になって半袖シャツに対しての気持ちがぐんと上がって
そんな気持ちをさらに押し上げたアイテム。



二宮に拠点を置いて1年が経ち、自分がしたい提案してみたい服装のイメージも少しずつ湧いてきたところ。
海が近くにある生活は今まで経験が無かったので、いろんな部分において違いを実感するとともに
ポジティブで力強いエネルギーを貰うことが多く、風が良く抜ける布帛素材は、この場所に身を置いているからこそ
より好んで着るようになったと思います。というのか、理に叶っているなとも思うのです。
さらっとした質感はカットソーには出せない部分ですし、年齢を重ねたからこそより体質の変化などもあって
素材の持つ特性を理解出来たのかもしれません。
あとはシンプルに暑いですね・・・夏、今から冷や冷やしています(汗)頑張れば長袖シャツでも過ごせなくないですが、
半袖の方が圧倒的に涼しいことを、昨年の夏を経験してみて実感しました。




曲線的なシルエットで丸みを帯びていて、身体を包み込むイメージ。
特に年齢を重ねると、体重は変わらずとも身体のラインに変化は生じるもの。
それはデメリットだけではありません。どちらもあるのです。
これは僕の勝手な解釈なのですが、選ぶサイズ感とシルエット(特にパターン)と全体のバランスはとても大切。
最小で着れるサイズを選ぶというのは若い頃であれば正解ですし、大した違和感はないかと思うのです。
少しずつ年齢を重ねて日々トレーニングをして鍛えるとか、もちろん大事なことだと思うのですが、僕も然でほぼ何もせずに
過ごしている方の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。そうなると重力には逆らえずに体型に丸みを帯びてくるものです。
毎シーズンとまでは言いませんが、最低でも3年に一度くらい、手持ちの洋服を見返しなら心地良く袖を通しているかどうか
確認し直すだけでも、洋服の感じ方や見方は変わってくるはずです。
aulicoの洋服は、着る人に適度な距離感を持たせつつも、その人自身が持っている個性を引き出してくれる要素が潜んでいるので
何かのきっかけでも一度袖を通して頂きたいです。洋服を生業として提案する側としては、その土地に馴染む感覚や
年相応な着方や、ちょっとしたことで見え方は変わったりするということ。着ることが面白くなったり落ち着くなどの
ちょっと背中を押す様な、些細な助言をする役割になれれば良いなと常々思っているので、そんな場所に並ぶ服に
少しでも興味を持って頂ければとても嬉しいです。

aulico HI NECK LONG SLEEVE SHIRT
color BLACK
price 20900-
size S / M / L



洋服の輪郭がぼやっとして見える”HI NECK LONG SLEEVE SHIRT”
あえて芯などを付けずに首の立ち上がりも不安定にさせていることからも、着る人の自由度と感性を刺激する1枚。
着る季節も、今頃からがベストなタイミング。何かを重ねたりはあまり向かないので、1枚着として着るハイネックのシャツ。
今までの服装に飽きてしまっている、とか、気温が暑すぎず・寒すぎずの20度前後の日に何を着るか迷うなど、
ぽっかりと穴が空いてしまう日に手元にあると便利に感じるシャツなんだと思います。
秋冬にリリースされたウールバージョン(バッファローチェック)を手にしたのですが、まさにそんな感じの着方になりました。
掴みどころの無いところがメリットであり、頭で考え過ぎない方が良い方向に進んでくれる存在になると思います。




昨年はラミー×リネンでしたが、今シーズンはリネン100%のブラック。
光沢が殆ど無くウェットな見え方のするブラック。季節が進んでアクセサリー類が登場する場面が増えるタイミングで
シルバーを合わせると静けさの中に小さな動きが出てリネンの表情をより引き立ててくれそうです。



着用しているサイズはL。
身長166cmで、ゆったりと着るイメージでLサイズを着用。個人的にはこれくらいゆとりがある方が生地が揺らぐので
とても好きなバランス。S・M・Lの3サイズ展開、Sのみサイズ感がコンパクトな印象。特に小柄な方にお勧めです。
生地がゆらゆらと動きのある素材が心地良くなる季節、装いに関してもう一段階春から夏へ移行するなかで選ぶ素材感や
外へ出る場所によっても、長袖にしたり半袖を着たりと目まぐるしく変わるタイミング。
今日は立夏なんですね。とは言えまだ日によって気温の差が大きいと思いますので、湿度と温度を確認しながら服装で
調整しつつ暑い夏の訪れを待ちたいですね。
2025年5月5日 | 10:23 AM | aulico

aulico NO COLLAR LONG SLEEVE SHIRT
color WHITE(LINEN100%)
price 24200-
size M / L



昨日の雷雨は凄かったですね。
雷が鳴るたび家が揺れ、昨年の二宮で起きた洪水を思い出すくらいにしっかりとした雨量でした。
打って変わって今日は朝から青空が空一面に広がり、雨上がりの晴れ間は何もかもが洗われて気分一新。
空気に透明感があってとにかく心地が良い。最高気温22℃予報なので服装はコットンを着てもリネン素材でも
素材を限定せずに、何を着てもストレス無く過ごせそうなゴールデンウィーク後編の初日?です。
・
aulicoから昨年に引き続き、定番でリリースしているシャツ(ノーカラー・レギュラカラー)が届きました。
明日の天気を見てみると最高気温26℃予報なので、リネン素材の持っている吸水性・速乾性が欲しくなる気候。
生地のウェイトも厚すぎず薄すぎずの丁度良い質感、得意とする洗いを施したリネンキャンバスは適度な張りと
身体を包み込む柔らかさを持ち合わせています。生地が肌に纏わりつきにくいパターンで、風の抜けが良く
シャツのようでカーディガンのような性質を持ち合わせていると思います。見え方として肩線がないこと、
襟に芯がないこと、全体の落ち感が独特な表情とバランスを保っているのが面白いなと感じています。
なかなかこういうシャツを作ろうという発想に辿り着かないですし、シャツに対して当たり前に持っている概念や、
こうだろうなという安心感をくらくらと揺さぶる1枚になると思います。




背中は出来る限り縫製が目立たぬように繋ぎ合わせて、袖はドルマンスリーブなので肩回りのストレスはほぼありません。
前立てはフレンチフロント、表側に縫製の始末を極力省くことでミニマムな表情を作り出しています。
素材の持つ空気も相まってシャツの角みたいなものが無く、全体に丸みを持たせたシルエットを構築し身体のラインを
拾い過ぎずに生地との距離感がとても心地良い。気持ちとしてシャツは着ているけれどシャツを着ている感覚は
とても薄れているかもしれません。インナーはやっぱりaulicoの布帛素材のタンクトップとの合わせが
気温が上がる季節にお勧めしている組み合わせです。


新しい感覚や、ハッとするような心の揺さぶり、それは他人や外からの影響以外に感じることは出来ないのかなと思います。
日常と非日常のちょうど境目にあるような感じのシャツ。
物事の面白さとは何とも言えず曖昧で絶妙な匙加減で成り立っていることが多く、一人一人の違う見方や感じ方によって
面白味を増していくのかもしれません。季節が進むにつれて風の冷たさが無くなり、生地が揺らぐことがポジティブに
前向きに季節に移り変わっていく中で、aulicoのシャツは機能・作用と2つの役割を担いそうな存在です。



着用しているサイズはL。
出来る限り生地との接地する面を減らしたいので、ゆったりとしたサイズ感で着用するのがお勧め。
明日あたりから、僕が持っている(昨年購入済み)シャツの出番がやってくる予感。
真夏のもう駄目だ。。。という気候以外は、期間も長く着る機会があるように思います。
ご自宅でお仕事している方や、電車に乗る方など(冷房対策)は長袖の方が着る機会があるという方にもお勧めです。

aulico LONG SLEEVE SHIRT
color WHITE(LINEN100%)
price 24200-
size M / L



デザインは2種類あって、こちらはレギュラーカラーのもの。
フロントの釦をもう1つ外すと、オープンカラーの様な見え方になって涼し気な印象がプラス。
襟型に関しては好みだと思いますので、ご自身のイメージに合うものをお選び頂きたいです。




ここ数年の間に、自分の中で洋服のバランスが大きく変わったような気がしています。
ちょっとでもストレスになるデザインや重さのある洋服は、殆ど着なくなったというよりも着られなくなった・・・
という表現が正しいかもしれません。何年かおきにやってくる現象(イヤイヤ期と名付けていますが)ですが、
自分に今必要なものは何か。手放すものは何か。を考えた上で、それでもまた自分の気分とイメージする着心地のものに
出逢うもしくは見つかるから不思議なものです。
常に更新していくこと、頭の中に描いているものを探し続けているからだと思うのですが、お洒落をすることとも
また違う視点であり、自分が拠点を置く土地で、日々生活をしながら感じることや気分を素直に服装にも
落とし込みたいのだと思います。
aulicoのシャツは、二宮の海の風にゆらゆらと揺らぎを感じながら着られるお勧めの1枚です。



オンラインショップにもリネンバージョンと、ラミー×コットンバージョン(Lサイズのみですが)掲載しております。
ラミー×コットンは、更に薄い素材感で身体が透けるくらいの生地なので別格の涼しさです。良い意味でほぼ裸。
それはそれで真夏にお勧めなのです。
新しいシャツを羽織って、皆さんは何処へ出掛けますか??
近くでも遠く離れた場所でも、お気に入りのものを身に着けてご機嫌に過ごして頂ければ嬉しいです。
2025年5月3日 | 8:28 PM | aulico