1/7

SOWBOW    蒼氓シャツG

color       FADE BROAD CLOTH

price        33000-

size        1    /    2    /    3

久し振りにまとまった雨が降ったことで、空気の乾燥が落ち着いて湿度計は70%を指していました。
そして春のように暖かい空気に包まれている二宮。まさかこのまま春になってしまうのではないかと心配しましたが
週末は最低気温がマイナス予報で、しっかりと冬の気候に戻りそうです。
陽気な気候に誘われて、春に着たいと思ってオーダーしたSOWBOWのシャツをご紹介します。

コットン100%のブロードクロスを染色した着丈の長さが特徴的なデザイン”蒼氓シャツG”
前立て・襟の大きさ・ポケットなどアメリカのブランドが作るシャツをイメージしながら、SOWBOW流にアレンジ。
釦を留めて着るのも良いですが、カーディガンのような感覚で羽織る。という事に特筆しているデザインに思います。
僕自身もシャツの釦は出来るだけ留めて着たい派だったのですが、シャツGを半信半疑な気持ちで袖を通してみたら
最初の頃は釦をしっかりと留めていたものの、少しずつ自分なりの着方(イメージ)が湧いてきて
前を開けて羽織って着るのも何だか良いですねと、考えも着こなし方の幅も広がるきっかけになった1枚です。

いつか展開したいと思いつつもオーダーのタイミングを逃し続けて、ようやくブロード染色バージョンを丁度良い時期に
お店に並べることが出来ました。春夏シーズン入荷でオーダーすると届く時期が5月頃になってしまう為、微妙にずれてしまう。。。
ので、秋冬シーズンにオーダーしたことで、ちょっと早いですが12月に無事に納品がされました。
今日みたいな天気(陽射しが注いでいる)ですと、シャツ1枚で出かけてしまいたい気分になりますが、流石にまだ早い。
特に透明感のあるFADEは、これから太陽の日照時間が長くなって半袖Tシャツの上からざっと羽織れる、そんな季節は
最高に気持ち良いだろうなと、あれこれと想像しつつラックに並ぶブルーを眺めています。

肩線はしっかりと落ちた位置に、着丈の前後差をつけることと、たっぷりとした生地使いで優雅な着心地を実感出来るはず。
上から何かを重ねるよりも、このシャツをメインに1枚で着る方が雰囲気が良いシャツだと思います。
もし羽織るとすれば春先と秋の入口に、風を通し難いナイロン素材のアウター類くらいが組み合わせとしてお勧めです。

AULICOによる染色で表現される薄い水色のブルー。
先染めの生地とも違う、何とも言えないノスタルジーな空気と明るい色目は、ネイビー・ブラック・グレーなどの
安定したカラー一辺倒の方にトライして頂けると、色合わせの自由さと面白さに触れられる可能性があると思います。

color       DK INDOGO BROAD CLOTH

price        33000-

size        1    /    2    /    3

もう1色のダークインディゴ。きりっと深く染め上げられているので輪郭がはっきりしているのが特徴的。
昔も今も、変わることなく好きでい続けているダークインディゴの魅力。
SOWBOWを初めて知るきっかけになったのもインディゴ染のシャツでしたし、温度が変わらずにというよりも
何度も訪れて実際に染色の工程を見る度に新しい発見と提案したい気持ちが強くなっているような気がします。
盛岡の奥深い静寂さを持つ街の雰囲気にもとても合っていたなと思いますし、二宮の開放的な土地の空気にも
インディゴの青のグラデーションはとても良くマッチするのです。

春先はやっぱり色落ちしたデニムを無性に穿きたくなる。身体が山菜を欲するのと同じ現象ですね。。。
デニムにTシャツ、その上からばさっとインディゴ染のシャツ。春の鉄板な組み合わせでもあり、年齢を重ねても色褪せることのない服装。
サイズ感であったり、着方のバランス、あとはアクセサリーなど、気分に応じて変えるくらいが丁度良い納まりになると思います。

サイズ展開はFADE/DK INDIGOどちらも1・2・3のフルサイズご用意。
サイズ感はメンズS-M M-L L-XL と思って頂ければ間違いないはずです。
※身長178cm 体重62キロ 着用サイズ2で丁度良いです。

まだ春をイメージするのは早いですが、二宮の春は想像よりも早くきそうな気がしています。きっと。
冬の着こなしを楽しみつつも、春の装いを考えるのもこの時期ならではかもしれません。

12/2

SOWBOW   EZ PANTS WIDE

color      TYE-DYE A

price       47300-

size       F

早起きチャレンジをして4日目。三日坊主にならずに今日も日が昇る瞬間に出逢うことができました。
目覚ましが鳴って、お布団の吸引力に負けそうになる気持ちをなんとか奮い立たせて散歩に行ける服装にお着換え。
お湯を沸かし暖かい飲み物を詰めて好きなお菓子を1つ握りしめて、外に出る。
朝早起きして薄暗い中で歩くという行為自体の心地良さが出てきたので、天気の良い日は出来る限り続けたい。
次の目標は、早起きからの吾妻山に登る。です。

SOWBOWの秋冬オーダーした商品が、クライマックスを迎え最終便が届きました。
とは言っても素材はコットン70%・リネン30%の綿麻素材を用いたパンツなので通年素材。
ダイナミックに施されたインディゴのタイダイ染は、迫力を通り越して芸術的な空気を纏える一本。
洋服を着ることに喜びや嬉しさという感情がプラスされる気がして、オーダーせずにはいられませんでした。
デザインはお馴染みのイージーパンツワイド、シルエットのボリュームに負けない染色の強さが堪りません。

キナリベースの生地に輪郭のはっきりとしたインディゴタイダイが立体的に浮き上がってくるようなバランス。
SOWBOWでここまで大胆に染色をしているのは、いままで無かったと思います。
一般的なタイダイ染めの印象は「和」な印象が全面に押し出されているようなアイテムを多く見かける中で、そのイメージを払拭するような
染色を施しつつ、日常着という側面をしっかりと残しているところにより惹かれました。
ここまで大胆さになると、恐らく好みははっきりと分かれるのは当然だと思いますし、価格もそれなりにアップするので
機能と作用の2つのイメージが合致した方に手に取って貰えたら嬉しいです。

シルエットはお尻周りからワタリ、裾にかけてボリュームをキープ。
もうどんな形かも分かっているのに、その都度感じるのが全体のなんとも言えない納まりの良さ。
ウエストは総ゴム+アジャスター、体系的には普段32~36インチくらいのサイズを穿かれる方ですと
心地良く感じて頂けると思います。

染色は当然ランダムになってしまうので、選択肢を広げる為に2本オーダーをしています。AとB比較して頂ければと。
其々に色の出方の違いがあって、好みのバランスを見つけて頂ければと思います。
盛岡のような、綺麗な川が流れる街にもAULICOの染色はマッチしているなと思いましたが、二宮の空と海の見渡す限りが
突き抜けるようなブルーの町にもインディゴの色目は合うなと、毎日ラックに掛かっている洋服を眺め続けています。
ファッションという一面は頭の中では理解つつも、自然が多く残る場所で好きな洋服に袖を通して近所を散歩したり
スーパーに食材を買いに出かけたり、ただただ毎日やってくる日常のグラデーションを自分にしかない方法でアレンジをしながら
気持ちにメリハリをつけつつ生活をするのも、段々と慣れてきたのかなと思います。
そういう意味においては洋服って当たり前過ぎる部分があって、大切さや凄みに改めて向き合い実感するようになりました。

color      TYE-DYE B

price       47300-

size       F

SOWBOWの新しい取り組みは、シーズン毎に必ず1つ以上驚かされることがあります。
自分の想像を超えてくるので、ハッとさせられたアイテムは出来る限り(予算の都合もあり)オーダーするように心掛けていて
それは作り手のクリエーションを応援したいという気持ちもあるからです。
今回のタイダイ染はまさにそれにあたる、気持ちが揺さぶられたアイテム。
洋服の持っている面白さや凄みを、少しでも間近で感じて頂ければ嬉しいです。

11/17

SOWBOW    EZ PANTS WIDE(裏付き)

color      別注WOOL CHECK

price       30800-

size       1    /    2

とある人の文章の影響をもろに受けて、昨日から再び読書をする時間を意識して取るようにしました。
季節が進んだことで読書がし易い環境が整ったというのも後押しの理由ですが、人の影響を受けることと、改めて本はとても良いなと。
購入して読めないでいた本を自宅2階の本棚に入れておいたのですが、それをお店に置くことにして時間があればいつでも手に取れるように。
昨日読み進めていた島田潤一郎さんの「電車の中で本を読む」は、心に染みわたる言葉が多かったなぁ。
盛岡の本屋さん「BOOKNARD」の早坂さん(11月11日に移転オープンして、僕たちがお店をしていた大手先ビルの1階へ)のことも書かれていて、
その土地の情景が頭に浮かんできたのが本の醍醐味だと思いました。

秋冬物の入荷も終盤戦。今週中にはRiverの新作も届くと朗報があったのでとてもた楽しみ。
SOWBOWに別注してお願いしていたEZ PANTS WIDE(WOOL CHECK)も無事に届きました。
個人的にぐっと気分にマッチしたブラウンベースのウールチェック。暖かみと生地のタッチも抜群。
シャツGという羽織物に適したデザインで別注をお願いして、さらに折角だから精神でEZ PANTS WIDEでも作製して頂きました。
今回は裏地(メッシュ)付き、パンツのシルエットがふっくらと見えた方が良いと思い2枚仕立て。
メッシュの肌あたりが苦手(自分がそうなのですが)という方もいらっしゃると思います。
秋の終わりから真冬にかけて穿くことを想定したパンツなので、インナーにレギンスの類を着用する確率が増えることを
視野にいれつつの仕様にしています。肌触りが気にならない方はそのままで、気になる方は気持ちの良いインナーを組み合わせて
保温性とちょっとドン臭さのあるチェックパンツを試して頂ければ嬉しいです。

あまりにも登場回数の多いパンツだけに、これまで相当同じことを書いてきて、書くことが無くなってきましたが。。。(汗)
2枚仕立てにしたことで、肌との生地離れが良くワイドシルエットがより際立っているような気がします。
ウール地ですが水を通してから納品をして頂いているので、大きな縮みは出にくくなっていますが
気になる方はドライクリーニングを推奨します。
今シーズンは自分の中でチェックパンツが穿きたい気分で、インナーはプリントの入ったスウェット、その上から
きちんとした空気を感じるナイロン素材のコートなどが頭に思い浮かびます。
今季のholkからリリースされたM-51との組み合わせはイメージ通りですね。

当たり前ですが、ウール素材のパンツは暖かい。
岩手に拠点をおいていた頃はウールパンツ無しの生活は考えられず、ひたすらに暖かくて気持ちが上がる素材を探し続けていました。
寒いところ(北海道・岩手)に身を置いたことで得られる知識や経験値がぐっと上がったのは間違いないですし
二宮での冬の生活・服装がどんな風になるのかは、半年程度ではまだ見出せてはいませんが、冬は冬らしい食事と服装を
今まで通りに楽しみたいですし、少しずつ今の自分たちに合わせてアップデート出来れば良いなと思っています。
既に同素材のシャツは自分用に購入して着ていますが、ウール95%・ナイロン5%の生地はやっぱり暖かくて安心しますし
冬に向けても気分が上がりますね。イージーパンツワイドも間違いなくお勧めしたい1本です。

サイズ展開は1と2の2サイズ。
サイズ1は女性の方が挑戦する姿を見かけるようになって、個人的にはとても嬉しい。
サイズ2はイージーパンツなので、おおらかなフィッティングになってしまうのですが普段32インチ~36インチ位の方まで
カバー出来ると思っています。ウール素材が縮みが出ているので着丈は若干短めになっています。
サイズ1=総丈95cm    サイズ2=総丈99cm

個人商店らしく偏りあるセレクトですが、自分が良いと思ったものを健全な心で勧める。うん。それで良いのだと思います。
パンツのシルエットを変えると、トップスのバランスが大きく変わるきっかけになるはずなので、少しでも興味が湧いてきたり
なんだか服装に面白さが足りないなと思う方がいましたら、ぜひ挑戦していただきたいです。
今週中ごろから、最低気温が一桁になる予報です。いよいよ冬の準備を進めても良さそうです。

11/2

SOWBOW   蒼氓シャツJ 

color      FLANNEL DK INDIGO

price       37400-

size       1    /    2    /    3

今日は朝から一日雨模様の二宮。気温も上がらずなので流石に半袖では過ごせない気温。
長袖Tシャツにもう一枚、羽織ったくらいが心地よい。
3連休の初日は雨スタートですが、明日からは天気が良さそうなので、各地でのイベントや
色鮮やかで澄み渡る景色だったり美味しいものだったり、様々な秋の行楽を楽しんで頂きたいです。

もう少し遅く入荷する予定だったSOWBOWのインディゴフランネルシリーズ。1か月くらい早まって届きました。
フカフカ具合、まさに今から丁度良い生地感、春先にももう一度出番がくる着用期間が長い素材。
お洗濯も気にせずに洗えるのがフランネル(コットン)のメリットで、ウールほどの保温力はありませんが
ほんのりとした暖かみがあって、万能素材という意味でもトータルバランスに優れているのが魅力です。
新型のフラップ付きシャツJと、勝手に名品と呼んでいるイージーパンツワイドのセットアップにしてのご提案。
勿論、単品で着るのも格好良いですし、折角だから精神でセットアップにしています。

大きなフラップポケットが両胸に叩きつけられているデザイン。
フロントボタンの間隔が大きく、通常は6個なのに対して5つで構成されている点が見え方のアクセントに。
フランネルの生地感も相まって羽織の要素が強く、カーディガン感覚で着れるシャツと捉えて頂くと
どんな塩梅で着ようかな・・・の落としどころが見えてくるかと思います。
季節がもう一段階進めば首元をタートルネックに変えたりしつつ、上からはダウンベストあたりがイメージにしっくりとくる気がします。
インディゴ染色することで、色のトーンに奥行きが生まれて存在感のある仕上がりに。
デニム・チノ・オリーブ系のパンツ、ベーシックなアイテムには抜群の相性で着て頂けると思います。

SOWBOWのブランドコンセプトには、着流し。という言葉があり、人と服との間にある空気感・雰囲気を大切にすること。
全体的なフィット感はジャストサイズではなく、どこかに空間が生まれるものが殆ど。
ブランド立ち上がり当初は大きすぎるのではないか。。。という感覚も正直あったのですが、時代の変化が段々と追いついてきて
今では当たり前にゆとりのある着方が好まれるようになりました。
最初に袖を通した時にはフィット感が妙に落ち着かないという方もいらっしゃると思うのですが、今まで袖を通してきたシャツとは
全く違うアプローチで作製しているので、羽織るシャツという感覚をぜひ体感して頂きたいです。
サイズ展開は1・2・3のフルサイズ展開。
メンズS-M M-L L-XL と思って頂けると間違いありません。
※身長178cm 着用サイズ2

SOWBOW   EZ PANTS WIDE

color      FLANNEL DK INDIGO

price       35200-

size       1    /    2 SOLD

もうお馴染みになりました(笑)イージーパンツワイド。
SOWBOWと言えば、このパンツです。
今回はサイズ1を作製して頂いたので、小柄な方にも挑戦して頂けたらという気持ちで展開。
生地感によってボリュームや見え方が変わるのですが、全体的にすっきりとしたムードに上がっていると思います。
昨日たまたま女性の方に試着して頂いたのですが、太さのバランスがとても良かったです。

中肉の厚みで肌あたりもコットンという点で、ウールが苦手な方にも手が出しやすい素材感。
インディゴで染めているので、日常着としての視点で言えばワークパンツの様な穿き方が可能。
秋・冬・春と3シーズンまたげる素材感は、心強い1本になるのは間違いありません。

シーズン毎にどれだけ同じカタチのパンツを手にすれば気が済むんだ。。。と自分に突っ込みを入れてしまうくらいに
SOWBOWのイージーパンツワイドを穿き続けています。インディゴのフランネルは展示会では出ていなかったのを
リクエストして作製して頂きました。後染めしているにも関わらず、生地のタッチが抜群ですし今年の冬は相当にお世話になる予感。
トップスはナイロン系のアイテムで合わせながら、冬はインナーパンツを組み合わせて上はダウンジャケットで越冬するイメージです。

秋冬にオーダーした製品の納品もいよいよクライマックスに差し掛かってきました。
あとは気温が下がって、暖かい鍋をつついたり、セーターを着てほっとした気持ちになるだけです。
今週末からは、二宮でもしっかりと防寒対策をした服装をしないと過ごせないくらいの予報がようやく出てきているので
美味しい食べ物を摂取して、着心地の良い服装で秋から冬へと変わる季節を堪能していただきたいです。

10/27

sowbow    EZ PANTS(WIDE) 

color     DOUBLE CLOTH BLUE

price      31900-

size      F

耳の感覚がいつもと違ってなんだか気になるので、少しずつ気圧が下がってきているサインかな。
天気予報を見ると明日から3日間くらいはしっかりと雨予報。
今日のうちにシーツを洗ってしまうのがベストだと思って、慌てて洗濯機に入れて天日干ししています。
シーツも洗って投票にも行ったので、いつもぐっすりですが、今日はさらに気持ちよくぐっすりと眠れると良いなぁ。

SOWBOWが提案するイージーパンツワイド。
rasikuで一番初めに何をお勧めしたいか。。。となった場合に思い浮かぶ一本でもありますし
僕がオンオフ問わず穿き続けていて、勝手に名品と呼んでいる非の打ちどころのないパンツでもあり。
なので、シーズンを通して多種多様の素材でセレクトしています。
僕が細身のパンツを全くと言って良いほどに穿かないので、お店に並べる他のパンツもワイドパンツ一辺倒。
かと言って、だぶだぶなのが好きということでもなく、服装をちょっと引いて全体で見た際に体型に問わず
パンツのシルエットを変えるだけで、トップスのバランス、更に言えば合わせる靴も確実に変化すると思っていて
そうなると自分の中で決めつけていた似合う似合わないも、良い意味で崩されていく面白さがあります。
僕はそれが好きなので、ワイドシルエットのパンツを二宮でも変わらずに提案していきたいと思っています。
イージーパンツは、ある程度幅広く体系をカバー出来ますし、ゆとりを持って穿くのがやはりベスト。
僕の肌感覚で普段32inch~36inchくらいの方であれば、程なく良い感じに穿いていただけるはずです。

今回は秋冬素材・通年系のリネンと2種類。
先ずはチェック柄が目を惹く秋冬素材の”DOUBLE CLOTH”から。
商品名に書かれている通りの、表裏のダブルフェイスの生地を使っています。タッチはガーゼのような肌あたり。
ふわふわ系。素材はコットン100%。空気の層があるので、穿いていて気持ちが良いし暖かさも兼ね備えていますし
コットンなのでお洗濯のことを神経質に考える必要がありません。
秋口はそうでもないと思いますが、冬から春先にかけて服装が必ずマンネリ化する時期があると思います。
一癖あるパンツは全体をフレッシュにしてくれる効果がありますし、どう攻略するかという楽しみもあったりして
デイリーに使えるものと、そうでないものがタンスの中に入っていると洋服を着ることにゆとりが生まれるので
明るい色のチェック柄はとてもお勧め。

僕自身の体型はもやしタイプで(笑)一般的に見ればひょろっとしています。
細身のパンツを穿くと細身体系がより際立ってしまうので、出来る限り体系がくっきりとしないシルエットを好んでいます。
普通は自分が穿くことの出来る最小サイズのウエストや、入ったサイズが合っているという感覚だと思います。
それはそれで間違いではないですし正解でもあるのですが、その一歩先なのかチャレンジなのかは分かりませんが
最初はすこし違和感を感じるくらいのサイズ感で、とにかく着ていて気が楽になるのも一つ。
洋服を面白く着こなしたり思ってもいなかった一面を提案することが、店頭で僕が販売をする意味でもあり
リアル店舗ならではの醍醐味だとも思っていますので、おおらかな気持ちでチャレンジして頂けると嬉しいです。
最初は疑いの目で見られているなぁ。。。って感じることが殆どですが(笑)
人の影響を受けるのも案外良いものですよ。きっと。
かくいう僕も作り手の方の影響を大いに受けて真似したり勝手に近づこうと努力してみたり、そんな風にしてちょっとずつアップデートを繰り返しながら色々が形成されている訳です。

極端なシルエットではないですし変形でもないので、一度足を通して頂ければそう大きな違和感などはないと思います。
細身中心のパンツに慣れている方ですと、当たり前ですが単純に見慣れないというのが理由。
色にも同じことが言えると思いますが、見慣れてくると何も思わなくなりますし確実に鈍感になります。意識の部分が。
それまで多少の時間と勇気みたいなものがいるのかもしれませんが、今まで選ばなかったものが選択肢に入ってくる楽しさ。
一度覚えてしまうと、自分自身の感覚の広がりや視野の広げ方、ポジティブなイメージがより一層膨らむと思います。

早く冬がこないかなぁっと待ち遠しくなってしまうくらいに良い色、そして柄。
特に着こなしがマンネリ化もしくは単純化している方に、お勧めしたい1本。
これから寒くなる季節に、ばきっとしたチェック柄、如何でしょうか。

sowbow    EZ PANTS(WIDE) 

color     FRENCH LINEN BLACK DYE

price      27500-

size      F

確か2年前くらいに展開していた、ガチっとした中にも柔らかさを感じるフレンチリネンの生地。
盛岡にいた頃に好評だった生地というのを記憶しています。
元々はベージュの色目なのですが、ブラックに製品染めを施してより凛とした表情に。
熱を入れて製品染している為、通常のものと比べると若干縮みが出てハーフサイズくらい小さく上がっている印象。
丈の長さに関してもすっきりしているので、案外このサイズ感がベスト!という方もいらっしゃるはず。
穿く時期としては、今日くらいの二宮の涼しさと暑さが入り混じっている気候にはちょうど良いですね。
一年を通しても、ストレスなく長い期間穿ける生地感です。
しっかりとハリがあって、リネン特有のざらざらとしたタッチもなく品質の高さを実感させてくれますし
着回しにおいてもブラックは優秀な色目なので、毎日でも穿きたいという方にはリネンブラックはとてもお勧め。
ウェイトがあるので、ニット類と合わせても遜色ないですし足元に革靴を合わせれば秋冬のムードが高まります。

海沿い特有なのか、肌はそう感じなくても湿度の高い日が多いように感じます。
そうなるとリネンの持っている性質がよりプラスに働きますし、また反対に乾燥して肌寒くなっても
開放感のある町には、カラフルで保温性のあるコットンも似合うなぁと思いますね。
肉厚で素材がしっかりと立つ感じが良い生地の特徴でもあるので、どちらの素材(DOUBLE CLOTH・LINEN)にしても
甲乙つけ難い良さがあります。
さらには来月以降に、まだ2種類の生地(別注)で同型イージーパンツワイドをオーダーをしていますので(!)
どうぞ、懲りずにお付き合い頂ければ嬉しいです。どれくらいお勧めかが一瞬で伝わるラインナップです。笑

ページトップへ戻る