半年が過ぎました。

みなさま、こんにちは。お元気ですか?

今日は12月14日土曜日。
二宮へ移住をして移転オープン日が6月14日(金)だったので、あっという間に半年が過ぎました。
盛岡から引っ越しをしてきたのが2月14日。先ずは不具合だらけの自宅側の修理・修復からスタート。
シロアリ・ねずっち・水道関連の詰まり・トイレの水漏れとありとあらゆる故障と修繕、
自然動物達との知らぬ間の共同生活を終わらせて、ようやく店舗側の内装に取り掛かりました。
内装工事に関しても結構すったもんだがあったなと思うのですが、ほぼ記録に残していないというのが
自分たちの詰めが甘いところでもあり、前しか見ずに後ろを振り返らない良いところでもあり・・・?。
当初の計画よりも1か月遅れになりましたが、色んな方の協力とアドバイスと、出来る部分は自分たちの手と身体を使い
築100年の石場建てつくりの素晴らしい建物のパワーをお借りして、何とかrasikuの第二章が始まりました。

二宮へ来てから、一番変わったこと。盛岡にいる時には叶わなかった「海」を近くに感じながらの生活。
半年が経ってようやく朝早起きをして、自宅から梅沢海岸まで歩いて帰ってくる朝散歩が習慣化してきました。
大した距離ではないのですが、薄暗い中を少し遠回りをして海岸へ降りていくと、ちょうど江ノ島方面の水平線から
太陽が朝陽を照らしながらじわじわと昇ってくる瞬間に立ち会えます。これはもう格別というか、奇跡にも思えます。
水筒にいれたインスタントコーヒーをフーフーしながら、1つ手に持ったおやつを食べ、静けさの中に身を置くと
二宮にいることを実感すると同時に、自分という存在への問いが生まれては、たいしたことはないと波に流されていく感覚も良いのです。
なぜか、寒くなってからやる気が出た朝散歩ですが、春・夏も違った気持ち良さや情緒があるはず。
ストイックになり過ぎずに自分たちのペースを崩さずに、楽しみながら散歩を続けられれば良いなと思っています。
そんな訳で、僕たちも猫も元気で過ごしています。


先日、盛岡のお店の時に出逢ったご夫婦が二宮へ遊びに来てくれた時の話。
旦那さんの方が、東京駅に着くと何だか気持ちが”はかはか”するとのこと。心拍数が上がって落ち着かない。
理由を尋ねると、盛岡は四方八方を山に囲まれているから、何時何処を見ても山が見えると。
東海道線に揺られて景色が都会のビル群から自然が多く残る平塚・大磯・二宮あたりで落ち着いたようで
盛岡に12年間住んでいて、その景色が当たり前になり過ぎて、自分では気づかなかった点でしたし、その視点はとても興味深いなと思いました。
故郷の景色という観点で振り返った際に、僕は何が思い浮かぶだろう・・・と改めて思いを巡らせてみました。

僕の地元は鎌倉で正確に言えば大船駅、さらに細かく言えば湘南モノレールの富士見町という駅から歩いて15分くらいの場所に
5階建ての社宅があり、そこに住んでいました。
湘南モノレールを足として使ったり、免許を取得すると車に乗って江ノ島へドライブがてら行ったりしていたのですが
つい先日、20年振りくらいにその道を通ったことで、記憶が鮮明に浮かび上がってきた懐かしい景色。
湘南深沢を越えたあたりからのうねうねとした細くてアップダウンの多い道路と、その上を並走するモノレールの線路。
モノレール終点の江ノ島駅から江ノ電の線路を跨くと、急に視界が開けて国道134号線と目のまえに広がる波が穏やかな海。
その道を車で懐かしなと思いながら(ナビ無しでいけるもんですね)海が見えたときに、僕の中に眠っていた地元と呼べる景色は
この感じかもしれないと思った訳です。だからこそ、折角であれば一度は海の近くに住んでみたいと考えたのかもしれません。

こうして神奈川に来たことで必然的にそんなことを振り返ってみたり、休日には信頼出来る方に教えていただいた
素敵なお店情報を便りに足を運んでみたりして、こんな辺鄙な場所(少年野球ではお馴染み「笛田球場」の近く)で
小商いをしている方がいるんだなぁ・・・と、とても勇気や元気をもらったりして、元々過ごした土地だからこその
変わったり変わってなかったりの一つ一つの全ての事柄が新鮮で、驚きも切なさも感動もあって感情が揺さぶられます。
44歳という年齢になって、自分が今こんな経験をするとは思っていなかったのですが、これもまた僕に対して届けられた
意味がある時間と受け止め、少し近くなった地元や家族との距離を大切に過ごしていこうと思います。
それにしても、初めて知る・改めて見る、むしろ殆ど知らないことばかりの神奈川県は、地形などもとても面白く興味深いです。。。
少しずつ探検地図を広げていこう。


もう1つ別なお話を。
以前からお話を聞いていた、秦野にお店を構える老舗の洋食レストラン。
お店の前を何度か車で通過したのですが、今は完全予約制のみの対応になっているとのこと。
少し前から一緒に行きたいです~と話していたら、急遽連絡が入ってご近所さん仲間4人でランチにお伺いする機会をいただきました。
とても楽しみに、そしてドキドキしながら店内に入ると、使い込まれた調理道具が綺麗に並ぶ厨房の中には
正装とも言える縦長のコック帽を被った、絵にかいたような佇まいのコックさんがいました。
これでもかっていう素敵すぎる笑顔のご夫婦が出迎えて下さり、初めましてのご挨拶をしました。
創業は1976年・昭和51年。僕は当たり前ですが生まれていない。お店は今年で48年目。
無理のない、でもすべてが魅惑的なお料理のラインナップから、それぞれに食べたいものを選んでお話をしながら待ちます。
まだ何も食べていないのに、もう、何というか満たされた気持ちになっている自分が居ました。
人参のラぺからスタートしたのですが、初めて出会うラぺがそこにありました。先ずその美しさに惚れ惚れします。
食べ終えてしまうのを惜しむ気持ちと、美味しくてどんどん食べたい気持ちに挟まれながら、一口を堪能します。
続いて、スープとメインと食後のデザートまで。
食事はどれも繊細なタッチながらも、お客さまに沢山美味しいモノを食べて貰いたい気持ちが溢れるコース料理。
お昼からビールを飲みつつ、4人それぞれの近況だったり、何気ない話の中で思わずぽろっと漏らした気持ちに対して
「人間っぽくて良いじゃない」という言葉が返ってきて、その時にふっと閊えていたものが取れたのでした。
店主の長谷川さんとも、ゆっくりお話をしながら楽しい時間はあっという間に過ぎました。
1つのことを半世紀近い時間をかけてやり続ける、実直な生き様と柔らかく包み込む料理と笑顔。そして何よりも人柄。
ご馳走様をして外へ出ると、駐車場まで見送りに来てくださるお二人の姿。
言葉にしきれないのですが、人間が人として生きることの意味と美しさを、人生の先輩に見させていただいた。と心から感じましたし
一緒に行った仲間も同じように、自分の出来ること(いいものを作る)で誰かに喜んでもらえたらという心を持った生き方をしているので
私たちもそう在りたいなと、揺れ動くこともあるけど真心を尽くすことを忘れずにいたいと思えた、とてもたいせつな時間でした。


大分、長くなってきましたし、着地が見えなくなってきたので最後に。
嬉しいこと、自慢を1つだけ言うと、盛岡・秋田から沢山の方がお店に足を運んでくださっています。
一番来ている方で半年しか経っていないのに二宮へ3回も!(笑)これはもう本当に涙が出ますし、行動力に感動しています。
ここは、二宮ですよ?鎌倉とか桜木町とか中華街とかそういう場所では一切ないのですよ。とツッコミを入れたくなってしまうのですが
それも出来ないくらい、目指してだったり、旅の途中の寄り道で訪ねてくださる方が多すぎて、やっぱり泣けてきます。
更にオンラインショッピングでお買い物をして下さっていたりと、物理的な距離としては600キロ離れてしまいましたが
それを忘れさせるくらいの応援の気持ちもいただき、やり取りは無くても心を飛ばしてくださっているのをいつも感じています。
出張SHOPへ行った際には鳩サブレー沢山持って配りますから!!(笑)
そんなことでしかお礼は伝えられませんが、少しでも笑ってもらえるようなネタと情報収集した神奈川グルメ&温泉マップ(仮)を
お伝えしたいなと思っていますので、北東北の長い冬が明けて太陽の日差しが心地良く感じられる季節にお逢い出来たら嬉しいです!


最後の最後。
毎日必ず訪れる今日を、眠い目をこすりながら起きて、太陽を拝み、猫にご飯をあげる。
僕はトーストにあんことバターをたっぷりとのせたパンにインスタントコーヒーを合わせながら妻と他愛のない話をして
自宅とお店の掃除を済ませて、朝の10時にお店を開ける。何でもないような事の繰り返しです。
それは半年だろうが1年、もしかしたら10年続いたとしても変わらずに同じことを淡々と続ける。
根本的なことを変えないために、変化を受け入れながら毎日を積み重ねたいと思います。

みなさま、いつもありがとうございます。
ここまで読んでいただいた方にも、ありがとうございます。
今年も残り半月です、どうか風邪をひかずに元気に過ごせますように。
明日15日(日)は満月だ。体調が悪くならないと良いな。。。(笑)

和歌山遠征 二日目

今回宿泊したホテルは「和歌山市駅」直結のCANDEO HOTEL。
さらに隣に並ぶのは綺麗な和歌山市民図書館。この立地はとても良いですね。
部屋からは明け方、まだ薄っすら暗い中の始発が動き出す前の駅のホームと始発に乗る人の姿を眺めることも出来ました。
ちなみにホテルの売りはスカイスパと呼ばれる、最上階に設置されたお風呂とサウナ。ここでもお風呂登場です。
夜と朝の2回お邪魔しましたが、露天風呂からは和歌山市内が一望出来る開放感。
その時々で値段が変わるとのことですが(居酒屋さんで居合わせた地元の方情報)部屋も広くて清掃も行き届いていて
駅直結の利便性と快適さを求めるのであればお勧めしたい宿泊施設です。

今日の目的地は「和歌山城」と「和歌山県立近代美術館」と本町文化堂さんに教えて頂いたうどん屋さん。
そしてそして・・・もし時間があれば気になる、銭湯で〆たい。
というメニューを組み立てたので朝早くから動き出します。
和歌山城は駅から1.7キロ・徒歩で約25分ぐらいの場所にあり、県庁・市役所に近いということもあって
朝の通勤途中のかっちりとした服装の方々やお仕事前のクリーン活動(素敵!)に紛れつつ、いざお城を目指します。
立派なお堀が目に留まりました。時間と労力とお金をかけて作られたお城が守られ、重要な拠点であったという証拠。
また海が近く川に沿って街が作られている地形で、船を使い人や物の行き来が盛んに行われてきた場所なんだろうなと
歩いていても、想像を掻き立てられる街だなぁと感じました。
和歌山に関しては全く予備知識がなく足を運んだこともあって、目に入るものが全て新鮮。興味がそそられます。

と、その前に朝ごはん。
和歌山市は30万人都市。朝食の選択肢はそれなりに出てきたので、旅の醍醐味の一つでもある
モーニングのある喫茶店を目がけていったのですが、オープン時間になっても開いていない・・・。
そんなこともあろうかと、お城近くにロイヤルホストがあることをリサーチ済みなのでした。
なかなか行けるタイミングが無いので、行けるときには行きたいロイヤルホスト。
ほぼ貸し切りの贅沢な空間、心地よい空気。食事も気が利いていて美味しく、目玉焼きは両面焼きで注文。
ホットケーキとモーニングセットで英気を養い、いよいよお城を攻めに向かいます。

和歌山城は、紀州を平定した豊臣秀吉が弟の秀長に築城をさせたのが始まりと言われています。
その後、徳川家康の息子「頼宣」が入場。紀州55万5千石の城となり、水戸・尾張・紀州と徳川御三家として長い歴史を刻みました。
立派な石垣は「青石」と呼ばれる石で構成されていて、見ているだけでとても楽しい。
重機のない時代に、これだけの量の石を1つ1つ崩れないように高さを出しつつ積み上げる労力。。。
当時は方法が限られているから、お殿様がやるぞ!!と言えば従うだけだと思うのですが
その当時の人の忍耐力と底力に圧倒されてしまいます。和歌山城の周辺にあちらこちらにある石垣は本当に凄い!!

お城の中にあるグランド。ライト側は石垣のフェンス!?石垣を登ってキャッチも可能!?
いずれにせよラバー(クッション性は0)ではないので激突注意です。

お殿様は庭園を眺めながら、どんなことを思っていたのでしょうか。
今日の夜ご飯は何かな??とか、意外とシンプルだったりして。
季節の移ろいを感じたり、鳥や虫など生き物の活動を観察したり。
今も昔もそう変わりはないのかなと思ってしまいます。

いよいよ本丸へ。
お城までの階段がなかなかにきつい。そして長い。みんなではぁはぁ息をきらしながら励ましながら前へ進みます。
敵がもし攻める場合には、この階段を駆け上がりながら攻撃を搔い潜っていく・・・ということを考えると
余程の作戦と体力ではない限り、攻め落とすことは難しいだろうとシンプルに思いました。
当時、僕がもしこの場にいたらこっそり逃げていただろう・・・そういう人もいただろうななどと
想像したりしなかったりしながら天守閣がそびえる頂上を目指します。
城はいざ目の前に現れると割と気持ちが覚めるというのか、遠くから見るのが爽快な感じで良いのかもしれません。
それはどこのお城を見てもそういう気持ちになるのですが、その土地に暮らす庶民にとってのランドマーク的な
シンボルでありお守りのような存在なんだろうと。城下町には城下町にしか出せない空気があるので、歩きながら
街がどのようにして作られていったのかを想像したり、感じながら過ごす時間がとても楽しいのです。
前にBLOGにも書いたと思うのですが・・・
僕の手相は天下人(信長さん秀吉さん家康さんも同じ手相)と言われている両手マスカケ。
根っからの将軍体質・・・?城を見ると興奮するのはそのせいかもしれません。。。(汗)

和歌山城を後にして、お城の隣に併設するように建てられている「和歌山県立近代美術館」へ。
幅広い階段に特徴的な手すり、設計は黒川紀章。入り口前には黒川氏の代表作とされる中銀カプセルタワービルの
解体された一個A908がたまたまイベント中で展示がされていました。
とても立派な外観と美しい構造から、城と美術館の並びに何とも言えない共通点を感じながら展示を観ます。
仙境というタイトルで南画を集めた展示と、月映というタイトルで刊行されていた木版画と詩集の二本立て。
南画も木版画もどちらも初めて見るので、理解したりするのは難しかったのですが、時代が変わるにつれて
描くものや、色彩、紡ぎだす言葉、人間の生きる中で生まれる感情をコントロールしつつも絶望と希望が映し出されていました。

館内の至るところにボルネードのサーキュレーター。素晴らしい。

館内には食事をしながら、本を選べるBRING BOOK STOREさんが入っています。
あまりに早く動き過ぎたために、今回はオープン時間まで居ることが出来ず。。。
次回来た際には、食事とお茶をしに来たいと思います。開放的でリラックス出来る空間であることは間違いありません!!

美術館を後にして、昨日「本町文化堂」の店主さんに教えて頂いた食堂「富士」さんを目指します。
ついさっき朝食を食べたばかりですが、旅をしているときはお腹が減っていなくても食べられるのです。
途中、気になるお漬物屋さんがあって「めはりずし」と梅干を購入。和歌山と言えば梅干。
ですが、今年は天候不順で相当に不作だったらしく、価格が安定しないとのこと。
梅干しは自宅用に、お寿司は帰りの新幹線で食べるということで、初めて訪れる場所はとにかく気になるものが多すぎます。。。

和歌山遠征のラストを飾るのはうどん・そば・丼物・定食のお店「富士」さん
佇まいが完璧。到着時間も完璧の11時ジャスト。口開けで入れると思ったら、何やら既に食べ終えた様子のお客様がお店から出てきていて(笑)
お勧めされた「天玉丼」と、居酒屋さんでお酒をご馳走してくださった方のお勧め「カレーうどん定食」の二本立てを注文。
見ての通り、ものすごいボリューム。そして熱々。汗をかきながら食べていると人が吸い込まれるように次から次へと店内になだれ込みます。
入店してくるお客様は作業着姿の方と地元の方っぽい雰囲気。こういう現代の癒しのお店、本当に大切です。
お腹はそれなりにいっぱいだったにも関わらず、美味しいモノは別腹。二人で無心になって食べ続けます。
本当は、目と鼻の先にあった銭湯に浸かって帰ろうと思っていたのですが、あまりにもお腹がいっぱいなのと時間制限で断念。
バスの時間を調べて無事に和歌山市駅へ戻り、JR和歌山駅へ。最後に目的のお土産を探しつつ、あっという間の2日間が終わります。

初めて足を踏み入れた和歌山の旅。
まだまだ面白いお店や食べ物、見てみたい場所が沢山ありました。
一つ目の和歌山遠征のBLOGを読んでくれた方々から、感想やら和歌山のおすすめスポットの情報が届きそれもまた嬉しい。
自分が思い描いているカットソー作りに関しても少しずつですが、前へ進めていければと思っています。
また定期的に訪れたい場所の1つになりました。
良い旅にしてくださった今回のきっかけをくれた大西さんと、地元のみなさまにも感謝の気持ちを込めて
また行きますー!和歌山!

和歌山遠征

いつか必ず訪れてみたいと思っていた場所 ”和歌山県”
有田みかん、熊野古道、和歌山ラーメン、智弁和歌山高校(ジョックロック)・・・そしてカットソーの聖地。
足を運んだ方からは、いろんな文化があって面白い場所ですよと話は聞いていたものの、では、行こう!!と
背中をぐっと押すようなきっかけが訪れずにいましたが、最大のチャンスがようやく巡ってきました。
久しぶりに足を運んだ東京での合同展示会から、トントン拍子で話が進んだのは9月の末頃のこと。
小田原駅から発車する朝一番の新幹線「ひかり号」に飛び乗り、先ずは新大阪駅を目指します。
今までは新幹線と言えば東北新幹線を利用していたので、東海道山陽新幹線がなんだかとても新鮮な気持ち。
過ぎていく景色、車内で流れてくる音楽、乗り込む人々・・・東北新幹線はのどかな風景(田んぼ川や山)が中心ですが
東海道新幹線は太平洋ベルトと呼ばれる工業地帯、いわば日本の心臓部とも呼べる場所を颯爽と西へ駆け抜けていきます。
東京⇔盛岡間と、ほぼ変わらないぐらいの2時間弱で新大阪へ到着。

新大阪からは、特急「くろしお」287系に乗り換えて、目的地である「JR 和歌山駅」を目指します。
全席指定で、287系は振り子式ではないため、目的地までの到着が5分くらい遅くなるそうです。
この車両以外にも”パンダくろしお”や”オーシャンアロー”など地域色濃い車両があります。
くろしお、ネーミングも良いし、配色もGOOD。初めて乗る特急電車は自然と胸が高鳴ります。
電車は出発すると大阪のビル群を抜け、やがて下町の情景に変わり、オリックスの本拠地京セラドームを通り過ぎていきます。
和歌山駅到着までの所要時間は1時間5分。思っていたよりも近いのです。
景色が途中から一気にみどりに入れ替わり、そして山間部を抜けていくと、その先に小さな街が見えてきました。
いよいよ和歌山県、初上陸です。

無事に到着しました「JR 和歌山駅」
思っていたよりも!・・・こじんまりとした駅の印象。
和歌山県総人口89万5千人。和歌山市人口35万4千人。僕が勝手に思っている街の規模としては理想的な人口。
因みに現在拠点を置く神奈川県。人口922万2千人。二宮町の人口2万6千人。
和歌山市の規模感や経済、歴史的背景を考えると、城下町ならではの街並み・老舗個人店がある程度の数あるだろうと推測。
駅を降りると、暖かいを通り過ぎて暑い。。。湿度が立ち込めるもぁっとした空気が身体を包み込みました。
ここで今回の旅をアテンドしてくださる、ohh!の大西さんとも合流。
ご紹介していただく工場のスタッフの方が和歌山駅まで迎えに来てくださり、今回の目的であるカットソー工場の現場へと向かいます。

中に入ると、もちろん想像はしていたものの想像以上の生地の反物と機械が所せましと置いてあり、
その量に圧倒されながら、奥の打ち合わせをする部屋へ通されます。
事前に大西さんからは何も通達されておらず、行けば分かります。という言葉の意味をここで理解。
訪れなければ、分からない理解出来ないことばかり。最初はメールでやりとりすればある程度、イメージも出来て
やり取りが出来るのかなと思っていたのですが、大間違いでした。
打ち合わせというか、ざざざーっと工場のこと、糸、素材、生地、機械などなどの話を伺いながら
持参したサンプルを見せて何を作りたいかの問いに、再び糸、素材、生地の選択肢。開始1時間くらいで頭の中はもうパンパン。
その道のプロの話は、当然ですが知識と経験値が圧倒的に違いますし、瞬時に理解できない事も多々ありました。
自分の最初のこんな感じのもの・・・というイメージが、どんどんブレていくというか、転回していって何が何だか分からなくなって
それでいて、時間の経過とともに、ぼんやりとしていたモノとコトが、徐々にクリアになっていく感覚。
ちょっと分かっていたつもりが見事に打ち砕かれましたが、それも嬉しく感じるくらいにやっぱり物作りって凄いなと思う時間でした。
なんとか必死に食らいついていき、午前中の部は終了。
お昼ごはんを食べに行きましょう!!という話になり、当初はうどんの予定でしたが、急遽和歌山名物のラーメンに変更。
しかも、この旅の前に秋田からご来店いただいたお客様(以前、和歌山へ行かれた)から聞いていたお店へ行けることに。
(歩いていくにはちょっと距離があるなぁと思っていたところ)
ラッキーが重なります。

連れて行っていただいたお店は和歌山ラーメンのお店「丸三さん」
秋田のお客様から聞くまでは和歌山ラーメンは正直ノーマークでした。和歌山ラーメンには大きな特徴があります。
それはラーメンとは別に、はや寿司と呼ばれるお寿司・海苔巻き・お稲荷さん・ゆで卵がテーブルにのっています。
ラーメンを注文し届くまでの時間に食べる。もしくはラーメンと一緒にお寿司を頬張るとのこと。
ほぉ~。今までの概念には全くないスタイル。半信半疑な気持ちを持ちながら食べるとこれが実に良かった。
しめ鯖ののったお寿司はゆず風味でさっぱり、巻きずしは王道の甘じょっぱい系。
ラーメンは豚骨ベースで味は少し濃い目に感じましたが、全然嫌な感じがしない。
僕ははや寿司(しめ鯖)のお寿司をラーメン前に、巻きずしをラーメンと一緒に頂きました。お会計は食べたものを自己申告制。
丸三に来る方はほぼが地元の方、この空気ですよ。痺れます。全てが完璧でした。
平日だったのでスムーズに入れましたが、土日などはお店前の道路に渋滞が起きてしまうほどの人気店だと後からお聞きしました。
エネルギーチャージも完了、ドライブしつつ次の目的地へ向かいます。社長、美味しいラーメンご馳走様でした!!

海沿いのリゾート地をドライブしつつ、途中に見えてきた立派な建物を指さし、あれが智弁和歌山高校だよと。
和歌山の高校野球界を常にリードし続ける常勝軍団。ここだったのかと興奮しつつ、目的が変わってしまいそうだったので通過します(笑)
つぎに向かった場所は、実際にニット生地を作っている現場を視察。
今までは雑誌やインターネットで見た画像や聞いた話などを参考に、自分の想像の中の世界でしかなかったものが
実際に本物の機械で動いているのを見ると、構造や仕組みがより解像度を上げて理解出来、日本の製造業の根幹を肌で感じることが出来ました。
お話を聞いていて気が遠くなるような作業や古い機械の調整のことを、現場はこんなものですよと。
さらりと言われて、またまた数時間前まで分かっている気になっていた自分と、生で現場を見て感じる世界。
店頭に製品が当たり前の様に並び、一部だけを切り取り説明するのとは、全くもって違う感覚を得たような気がします。
色々が乖離して感情が追いつかなかったというのが正直な感想です。
二宮へ戻って冷静になり振り返ると、先ず知ることが出来たというのが第一歩だと思えるようになりました。
あまりにも奥が深すぎて、今後どこまで自分が出来るか分かりませんが、定期的に足を運ぶことだったり
一緒にものづくりをして何かかたちに出来れば、自分の想像するものがより鮮明になっていくでしょうし
和歌山のことをもっと好きになるような気がしました。

最初の工場に戻り今後のことなどを話し合いをして、今日の打ち合わせは終了。
情報が想像を超えて次から次へと千本ノックのように飛んできましたが、たくさんお話してくださった工場の社長さんや
一緒に動いてくださった大西さんの優しいサポートがあったお陰で有意義な時間になりました。
ここからは事前に下調べしておいた、各名所巡りへと向かいます。
ご厚意に甘えて、どうしても行きたいと思った「花山温泉」まで車で送り届けて頂きました。
出張や旅行に行くと、先ず調べるのは温泉もしくは銭湯。
街中に温泉があるというのは稀でしかも厳選かけ流し。さらに関西一の炭酸泉。お湯が茶褐色。言うことありません。
気を付けるべきは、調子に乗って長く入り過ぎること。強めの温泉は湯あたりする可能性があるので、心して温泉と対峙します。
前回行った鹿児島の温泉よりもさらに鉄の匂いがしました。成分がお風呂の釜一面にびっしり。
これを削るために週一回のお休みを設けているそうで、どんどん積もっていってしまうとのこと。
今回はどっぷり行くと動けなくなりそうで控えめにしましたが、また機会があれば訪れたいと思う温泉でした。

花山温泉を後にして和歌山駅へと戻ります。が、タクシーを呼んでも出はらっていますと、1台も掴まらず。。。
バスはあてになりませんよと言われていましたが、少し歩けばバス停が近くにあるのが分かったので向かいます。
確かにあてにしてはいけない本数ですね、ギリギリセーフでした。。。
和歌山県も1人1台、車を持たないと動けない町というのを聞いていたことをここで納得。
運よく、バスの時間が近かったこともあり無事にJR和歌山駅へ戻ることが出来ました。

今日、自分たちが宿泊する場所は「JR和歌山駅」ではなく、「和歌山市駅」という場所。
ここからJRに乗り換えて2つ目の駅。南海電車とJR線の2つの電車が行き来する駅へ移動します。
わたくし、少し鉄分が多めなので、可愛い電車を見ると興奮してしまうのです。。。(笑)

今日の目的はまだあります。
気になっている本屋さんがあることを事前情報でゲットしていたので、和歌山市内を歩きます。
お風呂に入ってリフレッシュしているものの、頭の中はまだ興奮状態。
その状態で本を選べるのか。。。不安もありつつ目的の場所を目指します。

絶対に良い本屋さんだろうなと思っていたのですが、中に入るとそこはもう驚異的なお店でした。
お店の名前は「本町文化堂」さん。
アーケードのちょっと奥まった場所にあって、吸い込まれるように入店。
入った瞬間から圧倒される本の量とジャンルの広さと奥行き。一瞬でノックアウトされました。
二人で夢中になって店内にある本を物色。午前中の頭の疲れが抜けきれず、判断能力が落ちている。。。
最後の力を振り絞って気になる本を一人2冊ずつ、合計4冊の本を選び購入。
お会計の際にお店の方ともお話出来て、和歌山でのモノづくりが完成したらぜひイベントしてください~(!)
というありがたいお話まで頂けて感無量。地元の方ならではの美味しいご飯屋さんもレクチャーしてくださり
街に欠かせない文化を生む素晴らしいお店に出逢えたことの幸せを感じつつ、またきっと必ず再会できると確信しました。
人と人との出会いや、お店のスタンスには通ずるものがきっとあって、ここはきっと人も本もその他の色々なものも
自然と集まってくる場所なんだろうなと感じました。久しぶりに心が震えるような感覚の場所と人でした。

本日のラストを飾るべく、夕食に選んだお店が「酒の道場」さん。先ず名前が優勝です。
ガラガラと扉を開けると、カウンターに常連さんらしき方が4名並び、先ず全視線が集まります。
何処に座ろうか・・・と一瞬迷っていると、すぐさま4人の視線が隣に座りなさいと(笑)
その圧力に負けてなのか、他にも席は空いていたのにも関わらず、促されるまま席につきました。
メニューはおでん、お刺身、魚も焼きから煮つけ、一品料理まですべてがイメージ通り。そしてビールは赤星の瓶。
旅先の生ものは控えているのですが、あまりにもお刺身が美味しそうで思わず注文。おでんあれこれ注文。
何を食べても美味しいしか言葉が出てきません。その間、完全に出来上がっている常連さんとの会話も挟みつつ
とにかく夢中でごはんとお酒をいただきました。1時間くらいで食べ終えてお会計を済ませて席を立とうとしたときに
常連さんから一杯おごってあげるからもう少し居なさいと。
僕はお酒を殆ど飲まないので、妻が和歌山の地酒3種類飲み比べセットをごちそうになることに。プラスで酢の物を追加。
和歌山県には来客の方を良く遠くから来てくださいましたの精神が根付いるように思いました。
どこに行くにも、受けいれてくださる側がとても親切で優しい。そして関西弁が心に染みわたる。
飲み比べセットをごちそうになり、今日はこれにて終了。あと一日あるのでホテルに帰って就寝。
次回へ続く。。。

2024 夏休みの思い出

まだまだ暑い日が続きそうですが、夏休みが終わり今日からお店を開けております。
夏休み期間中は、まだ手を付けていなかった部屋のペンキ塗りを中心に店舗の修繕をコツコツと。
気になっていた箇所も少し手直しをしたりして小さな変化かもしれませんが、お店の空気がより
お店らしくなっているような気がしております。
折角のお休みということで、以前から気になっていた場所を巡ろうと出掛けてきました。
岩手にいる頃にもお客様からお勧めされていた場所。そして気になっていた地域。
その場所に実際に身を置くと、聞いたり想像していたものやことがより鮮明になり
また違った感情が生まれたり、その時の自分の状況にも何かが響き合うように
五感が揺さぶられてじーんとしたり、頭が混乱したり、後からゆっくり反芻したりと
1つ1つの体験がやっぱり大切だなと思う時間となりました。

二宮に来てから、ずっと行きたいとその機会を待ち望んでいた「江之浦測候所」
場所は小田原市に位置していて、僕の住む二宮から車で大よそ40分くらい。
途中には、ブラタモリの鉄道スペシャルというテーマの回で「JR全駅の入場券セット」が
紹介された際に、タモリさんが4368駅の中で1つだけ選んで切符にハサミをいれるなら?
と言われて選んだ根府川駅(無人駅)を越えて(とても長い駅の説明)
さらにグングンと山の方へ登っていきます。道すがら気になる看板やお店が幾つかあって
場所も場所ですが、かなりディープな印象を受けました。
因みに根府川駅は相模湾を一望出来るスポットとしても有名。
標高約45メートル場所にあるこの駅を選んだタモリさん、流石としか言いようがありません。

細くてうねうねとした国道を登っていくのですが、この辺りは他の抜け道が無いため
大型のトラックもそこそこ通るので、擦違いはけっこうひやひやしました。
岩手⇔秋田の奥羽山脈を貫く「仙岩峠」よりももう少しだけストイックで
高知の祖父母が住んでいた仁淀村の更に奥地に向かう山道にも似た景色にも感じました。
うねうねとした山道を登りきった先に「江之浦測候所」が現われます。
入場するには事前予約が◎。最低でも2日前までには予約しチケットを持って行きます。
当日券も発券されるようですが、人数制限があるようなのでご注意を。

江之浦測候所は、現代美術作家である杉本博司さんが江之浦に広がる柑橘畑を最大限に活かしながら
一部を切り開き、所有しているアート作品と融合させ展示している施設。
美術品鑑賞の為のギャラリー棟、石舞台、光学硝子舞台、茶室、庭園、門、待合棟などから構成。
僕が想像していたよりも圧倒的に広大で、目の前には相模湾と透き通る空が果てしない奥行を作り出し
そんな中にダイナミック且つ繊細さも併せ持つ展示の仕方・方法で、見る人を飽きさせずに五感を
フル回転させ、各々自由に好きなルートで展示を見て歩くことができます。
ただ、この日は相当に!暑さが厳しく。。。広い敷地をひたらすらに歩いて回るので
消耗(脳と身体どちらも)も激しく、眼下に広がる海、一つ一つ意識ある場所に配された
考古遺物や美しい石造品。竹林・みかん畑を含む庭園と呼応する建築物はじっくり見たいと思う反面
歩を進めるほどに意識が薄れていきそうだったので、行き過ぎないように注意して回りました。

樹齢400年の奈良春日大社の御神域である御蓋山にあった春日杉。
平成30年に台風で倒れてしまったものを、今年この場所へ移送されてきたとのこと。
盛岡から二宮までの引っ越しに伴い、お店のレジカウンター(樹齢100年の1枚板を2枚組み合わせた)
推定180キロが無事に運ばれてきた時のことを、この展示を見て思い出しました。。。(汗)
400年経過している春日杉のパワーと、この木に着目した点、点と点が線になるには
マンパワーの凄味を感じますし、そこに横たわっているのが当然のような姿をしていますが
人の手によって(重機は使うにせよ)ここへ辿り着いたと思うと色々な感情が湧き出てしまいます。

さくさくと見て回っても時間にして2時間くらいだったでしょうか。
もう体力も底を尽きかけたところに、救世主が待っていました。
入り口付近にあえて簡易的な設計で建てられている「stone age cafe」
この「柑橘山」で収穫されたミカンを使ったフレッシュジュースとジェラート。
柑橘の酸味が身体全体に染みわたり、70%まで体力回復。
ここが無かったら。。。と思うほど、生き返ったのは間違いないでしょう。
ドリンクを提供して下さったスタッフの方とお話できたのも、とても良かった。
メニューにはコーヒーの提供もあったので、次回はお勧めして下さった
暖かいドリンクが美味しい季節に(冬至の日に訪れてみたい!)
また来ます。と心に近い、次の目的の場所へ移動します。

江之浦を後にして向かった先は足柄下郡「真鶴町」
小田原市と湯河原町に挟まれていて、突起のような半島があるのが特徴。
町の名前の由来も、半島の形が飛び立つ直前の鶴に似ている。からきているとのこと。
人口規模は6700人(二宮は26000人)と比べるとより小さな町ですが、何処からともなく
良い町だよという声が僕の耳に入ってきていました。
事前にチラッと予習していると、気になるお店がポツポツと出てきて、人口規模に対して
これだけお店が出てくるのは何か理由がある。と確信しこれは訪れてみなければと思いました。
先ずは腹ごしらえということで、幾つか候補があったのですが、海の町ということでお魚を。
真鶴駅からすぐの場所にある「福寿司」さん。
カウンターのガラスケースには、その日の朝に仕入れた魚がずらりと。
お寿司も良いなと思いつつも、旅先の生ものは要注意な、自分たちの胃腸を思って断念し
煮魚と焼き魚定食を。一心不乱に食べ進めてしまい、お腹と心は一瞬で満たされました。

人口が7000人に満たないということは、きっとお店がある場所はある程度纏まっているはずと
推測して次の目的場所へ移動します。
福寿司さんからそう遠くない場所に行きたかったパン屋さん「パン屋秋日和」さん。
たまたまお店の方の体調不良ということで、その日はパンの種類が殆どなかったのですが
前日焼きの田舎パンがどすんと鎮座。これは購入可能ということで座布団くらいある
まん丸で見るからに美味しそうな田舎パンを1つ購入。また次回来る楽しみが増えました。
自宅に帰って翌日の朝食に頂きましたが、酸味がしっかりと効いていて本当に美味しいパンでした。
(湯河原のお豆腐屋さんで購入した、黒豆クリームチーズをのせて★)

絶対に町歩きが楽しそうな気配はぷんぷんなのですが、一秒でも外に出ると体力が減ってしまい
身が持たないという事で、たまたま通りがかりに見つけた「あけび屋珈琲」さんでコーヒーブレイク。
老舗らしい空気感の中、出てきたコーヒーは本格派で美味。
もう少しゆっくりしたかったのですが、行きたい場所がまだ幾つかあったので汗がひいたところで
お店を後にします。

そしてそして、ずっと名前はお聞きしていた「真鶴出版」さんへ。
良いお店(僕が良いと思うお店)は看板が小さい!!という暗黙のルールにしっかりと合致。
店内に入ると、流れている音楽、什器の雰囲気、空間の使い方、直ぐに落ち着く感覚。
好きな感じだぁって勝手に共感しながら、運営の方にも町のことなど色々聞けて良い時間。
真鶴出版さんは”泊まれる出版社”をコンセプトに、真鶴の情報にまつわる出版物を出しながら
興味を持った方に実際に足を運んでいただき泊まることもできる宿泊業の両方をされています。
ご夫婦で2015年に真鶴に移住をして、この場所を作られたとのこと。
面白い場所には必ず、面白い人がいる。たまたま居合わせた、町の大工さんも相当にユニークでした。
二宮も住んでみると色々と面白い活動をされている方が、実は多く居て、盛岡もそうですが
其々の規模感は違えど、地方や小さい町だからこそ出来ること伝えていけることがあると実感しました。

色んな本屋さん(個人店)で目にしてた!と思って、これはついに買うタイミングでしょと
“小さな泊まれる出版社”という、真鶴出版が出来るまでをまとまた本を選んで自宅に帰ると・・・
え、あれっ、本棚に同じタイトルの本が!!思わず二度見しました(汗笑)
そういえばBOOKNARDさんで購入して、早坂さんと移住について話したことをうっすら思い出し
恥ずかしいやらなんとやら。積読・・・だったのを休み中に一気に読み終えたのでした。(汗笑2)
とても良い本なので、もし何かきっかけになりそうな人が来たら一冊お渡ししてみようと思います。

最後の目的地は温泉。私、温泉が大好きです。
ということで向かったのは真鶴のお隣、湯河原町。人口23000人。二宮と同じくらいの規模。
ですが、温泉街ということもあって駅前はしっかりと観光地の空気が流れます。
前に温泉好きの方に聞いていた、知る人ぞ知る系の温泉「ままねの湯」さんへ。
佇まいも完璧ですし、価格、お湯の質(厳選かけ流し)間違いありません。
ちょうど同じタイミングで治療目的で来ている方がいたのも、うんうんと頷けます。
温度は恐らく40度中盤あるかないかの熱めのお湯だったので、今日一日の暑さと疲れが一気に吹き飛びました。
神奈川県に住んでいたにも関わらず、真鶴・湯河原は全くの未踏の土地だったので
今回初めて足を運ぶことが出来、自分の中の探検地図を広げられてとても嬉しい。
行く事で自分の中の点が繋がって線になったり、どこの場所にも人がいて営みがあって
それぞれ違うけれど生き方や考え方に共感したり、発見があったり。
まだ行けなかったお店や場所を知っていきたいと思いましたし、さらに進んで伊豆方面の情報も
チラホラ耳に届いているので、次の旅先を探りながら、また二宮での日々を過ごしていきます。

夏休みのお知らせ


どこまでも海と、夏だ。

明日7月31日(水)から8月8日(木)まで、夏休みをいただきます。
店舗改装の続きと、見てみたいと思っていた場所・食べてみたいもの
自分たちにとって小休止&インプットする時間に充てたいと思います。
8月9日(金)から、また場を整えてみなさまのお越しをお待ちしております。
尚、お盆週の14日(水)15日(木)は、通常定休日ですが営業いたします。
ぜひこの機会に、足をお運びいただけたら嬉しいです。

以下、日程となります。

□ rasiku 夏休み

7/31(水) 定休日
8/1 (木) 定休日
 2 (金) 夏休み
 3 (土) 夏休み
 4 (日) 夏休み
 5 (月) 夏休み
 6 (火) 夏休み
 7 (水) 定休日
 8 (木) 定休日

8/9 (金) 通常営業 10:00-17:00
※8/14(水)・15(木)はお盆期間で通常営業致します。

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