盛岡出張SHOPの思い出 ③

1日目、駅前のホテルメトロポリタン
2日目、花巻 大沢温泉 湯治屋・自炊部
3日目、北ホテル

3日目の宿泊は内丸にある「北ホテル」です。
僕らのお店があった内丸16-16大手先ビルから歩いて2分くらいの、あまりに馴染みがあり過ぎる場所に
ついに、ついに初宿泊となりました。北ホテルへ泊った方が皆さん丁度良いというので、知らないのに盛岡へ来る方に
お勧めしていましたが、言葉がようやく理解出来ました。部屋の規模感と清潔さ、そして何と言っても立地が丁度いい。


話は戻って、出張SHOP2日目も朝から閉店まで、ありがたいことに沢山のお客様に足をお運びいただきました。感動。
土曜日ということで秋田や山形からも来てくださって、何と言っていいのやら。ありがたいしかないな、本当に。。。
この日の閉店時間は18時まで、でも一応21時までは部屋を借りています・・・という、曖昧なご案内をしていましたが
そこまで遅く来る方はいらっしゃらず、ほぼほぼアナウンス通りにクローズ。品出しをしたり整えたりして力が尽きてしまい
せっかくの盛岡の夜にも繰り出すことが出来ませんでした。
僕らはお風呂とパワーチャージをしたいと思って、搬入の日に行けなかった近くのお馴染みの食堂に行こうかと前を通ったら
駐車場も入口付近も、車と自転車でいっぱい。そのまま車を走らせて上堂にある地元系・老舗とんかつ屋「むら八」さんへ
相変わらず店主さんの素晴らしい接客がきらりと光っていて、物価高にも関わらずキャベツのお替りも進んでどしどしサービス。
ちょっとした声掛けがあたたかくて、良いお店ってやっぱり人だと改めて思いました。パワーもらいました。
お腹をしっかり満たしてからの、ここも通い慣れたスーパー銭湯「ゆっこ」(サウナが高温)で温まって最終日に備えて就寝。

3日間お世話になりました「岩手県公会堂」
1927年に竣工とのことでしたので、もう間もなく100周年。
今回お借りした22号室は、自然光がしっかりと入る良い空間でした。
実際にこの場所に初めて入ったというお客様もいましたし、出張SHOPの様子を見て建物が素敵ですねと
気になってくださった方もいらっしゃいました。
ライブや展示などの催しも様々行われている場所で、もし盛岡へ旅をしたり訪れるタイミングがあれば
何かやってないか調べてみるのも一つ、何もなくてもぜひ立ち寄っていただけたら。

最終日の朝は、ちょっと(大分)早起きをして界隈を散歩&キャッチボールをすることに。
この時期の盛岡、まだ朝はひんやりとした空気できりっとしていました。
ようやく中津川にも面と向かってご挨拶。相変わらずに良い流れ~。雪解けの水の緑色。春はすぐそこまで来ていました。
この川の景色を見てどれだけ救われてきたことでしょう。街中にこんなにも綺麗な川があること、空気が美味しいこと
なかなか無いですよね・・・もう少し気温が上がって水温が高くなると鮎や山女が釣れるなんて、奇跡に近いです。
一度だけ興味が湧いて中津川を流れてみたことも、今となっては何だかとっても懐かしい思い出。。。

大銀杏も冬の季節は葉を落として裸になりますが、秋は銀杏の葉が色付いて黄金アフロヘアになるのが毎年の楽しみでした。

12年間通い詰めた思い出しかない場所。と僕たちにとって切っても切り離せない素晴らしい喫茶店と人。に出逢えた場所。
自分でも思ってもみなかったのですが、この場所を通ったら色んな景色を思い出して早朝からじ~んとしてしまいました。
今は其々にそれぞれの場所で違う表現をしているのも、きっと未来が期待しているからでしょう。と思ったり。

ちょうど梅の花が咲き始めるタイミングでした。
ここの梅が毎年立派で、お客様の子供たちを連れて梅採りに励んでおりました。
冬はソリをして体力をがっちりと奪われたり、プロペラ飛行機を飛ばしたりと、大変お世話になった公園。
朝野球を始めるきっかけになったのも、お店の近くに整備された芝生があったからこそ。

上の橋から見る、この角度の中津川も好き。
鮎が泳いでいる姿を目で追うのが夏がやってくる前のお楽しみでもありました。

朝8時。颯爽と現れた友人。
この出張SHOPのタイミングで朝練のお誘いがあって、最初は冗談だと思っていましたが本気な空気。
よしそれなら!と出発寸前まではやる気だったのですが、荷物が多すぎてグローブは置いてきたし
当日の朝も、あ、サンダルしかない。とそのまま来てしまってごめんなさい。
しかも盛岡を離れて一度もやっていなかった野球。結局ボールが一球も指に掛からなかったのが相当に凹む。
いつものメンバーが集まれなかったけど、久々のキャッチボールは嬉しかったです。
朝野球を通じて知り合った方も数多くいました。神奈川でも朝野球やれると良いな・・・あるのかな。

最終日にして、ようやく店内の写真を撮ったと言えるのか・・・撮ることが出来ました。
亮子さんの紅茶は相変わらずマニアックなものから、今回のイベントに合わせて持ってきて下さった和紅茶のカップ。
お茶っこ文化が根付いている岩手ならではの光景がとても良かったです。
3日目の営業も朝から閉店の17時まで、人が途切れることなく来ていただき感謝という言葉しか見つからない
凱旋出張SHOPとなりました。おかげさまで沢山お買い物もしていただけたので発送した商品の段ボールも減ると思いきや
皆様からのお土産でまさかのパンパンに(汗)嬉しい悲鳴が出過ぎました。
二宮に帰って全て美味しくいただきましたが、とにかくお土産も、僕らが知らないものが県内でもまだまだまだまだあり
岩手県の広さとマニアックさ?を改めて感じる出来事になりました。(餅系のお菓子のジャンルの多さも岩手ならでは!)

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