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大磯TE HANDELさんの出張SHOPの余韻が残りつつ、昨日は店舗の復旧作業に明け暮れていました。
結局終わらずで、二人で早起きしてなんとか無事に開店。
大磯出張SHOPのことは、また頭のスイッチを切り替えてから、じっくりとBLOGで綴りたいと思います。
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今日は、今シーズンからrasikuで新たにお取り扱いをスタートするブランドのご紹介。
二宮へ移転してもうすぐで2年が経とうとしていますが、約20坪くらいある店内もようやく空間が商品で
埋まってきて見応えが出てきたかなと。更に先日のプチ改装した事でプラスの方向になったかなと自画自賛。
足りないピースとして、頭の中に描いていたモノの1つがスペシャルな生地を使った洋服。
盛岡時代にも素晴らしい生地を使ったブランドの洋服を幾つか展開していたのですが、二宮でお店を作り上げていく
うえで、様子をみながらタイミングを見てと思っていたところに、たまたま届いたオファーのお便り。
失礼ながらも全く聞いたことのないブランドだったので、見聞きのない服のオファーで引っ掛かることは経験上、
とても稀なことだったので最初は相当に疑ってみたのですが(失礼・・・)なんだか気になる。
自分達としても今は出来るだけ感覚は開いていたい、そして生地・デザインを一度どうしても見てみたい。
そんな気持ちになって、扱うかどうかは先ずは置いておいて、展示会に行かせていただきました。
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それが今回ご紹介する”GUPTIHA”
先ず”GUPTIHA”の読み方から。グプティハと読みます。造語なのかな。きっと。
ヒンズー語で”GUP”(グプト)は秘密、まだ見つかっていない、知られていないという意味。
生産国はインド。生地・縫製と現地ですべての工程を行い、そこに日本人チームが交わることによって
年々希少価値が高まる手仕事の世界観とプロダクトとが融合した洋服を生み出しています。
久し振りに見ました!圧倒的に力強さを感じる生地。
いま並べている洋服とのギャップであったり、一見すると相反する対比みたいなのがあると服屋としての面白味
世界観が増すと思っているのですが、お店に商品を並べているだけでも空気感が変わるのが分かりました。
ブランド自体は、立ち上げからまだ数シーズンなので、知られている方が少ないのも納得。
モノ自体はかなりの本格派。セレクトしようと思った理由として、シルエットとパターンが日本人体型に
しっかりと寄り添ってくれている点。あまりにも現地に近づきすぎると、コスプレのような見え方に
なってしまうことを恐れているのですが、そんな風な空気にはならないのでご安心を。
自分達にとってはファーストシーズンなので、先ずはワンラック分、ブランドの世界観が伝えられるくらいの
セレクトをしてみました。

GUPTIHA khadi cotton twill jacket
color navy
price 49500-(TAX IN)
size 1



最初にご紹介するのは、カディコットンを用いたカバーオールタイプのジャケット。
色々と気になる点があるのですが、先ずはシルエットがゆったりとして着易い。
肩の袖付けがラグランスリーブになっているのも嬉しいポイント。袖抜けが良いので脱ぎ着のストレスが皆無。
ちょっと肌寒さを感じる時に、考え過ぎずにざっくりと着れるのもカバーオールならではの強み。
インドの生地を使ってデザインをカバオールに落とし込むって、僕の中ではとても新鮮に感じました。
今まであまり目にしたことがなく、そしてゆったりしているので、持っていたら着るよね~っていう1枚。
デザイン面の特徴をもう1つだけ言いますと、襟の付け方が前側に倒れている点。
ワークジャケット特有の土臭さみたいなのが和らいで、見え方も柔らかく、抜け感のある表情になるのが
好みでした。シャツやブラウスに羽織っても良いですが、カットソーにさらっとというのも◎




次に生地について。
カディコットンのツイル(斜め畝)の生地を使っています。
見た目よりも遥かに柔らかい。カバーオールと言えば、デニムを思い浮かべてしまうのですが
全然タッチが違います。そしてカディのツイル(斜め畝)にお会いしたのも初めてかも。
この辺りの感覚がオリジナルで生地を作るブランドの強みでもあり、若干マニアックな視点
なのかもしれませんが、シンプルに凄みを感じてしまいますね。
例えばですが、僕らが洋服を作りたいってなった際に、カディコットンのツイルという生地自体、
余程のことが無い限り、手に入らないような気がするし価格を聞いたらきっと手が出ないだろうな。
洋服を見る時って色々な角度があるので、一概には言えないのですが、餅は餅屋的な部分で生産地との
パイプや信頼関係、熱意などなど、このカバーオールを見て感じることが、山ほどあるのです。
そういうのを抜きにしても、デザインの落としどころと生地との相性の良さを実感しています。





ステッチの配色もまた絶妙。
表糸をネイビー、裏糸を白に設定することで、ハンドステッチのような白がぽつぽつと浮き出てきて
カバーオール全体のアクセントになっているのです。ちゃんと気が利いている。
この辺の繊細な感覚が日本人ならではなのかなと思ったり。



サイズ展開は1のみ。詳細はオンラインショップに掲載してきます。
ざっくりとした感覚で言うと、レディスのM-Lくらい。ゆったり着るのがお勧め。
生地が柔らかく、シャツの延長線上のイメージで着るジャケットという感じでしょうか。
実際に触れていただければ、あぁ~って(ポジティブに)なる生地だと思います。
僕が完全にそうでしたから。想像するよりも断然に柔らかく感じていただけるはずです。

GUPTIHA hand span cotton linen blouse
color navy
price 29700-(TAX IN)
size F



僕が勝手に想像する”GUPTIHA”と言えば、、、のアイテム。
フロントにフリルをあしらった、オリエンタルなムードが漂う1枚。インドらしさを感じ取ることが出来ます。
素材はコットン80%・リネン20%の中肉くらいの生地感。通年系と言えば分かり易いでしょうか。
大胆に付けれれているフリルがインパクトと柔らかさがあるので、あえて古着のリーバイスに合わせてみたのですが
個人的にはギャップが良い感じに思うのですが、いかがでしょうか。
柔らかい素材同士を組み合わせても良いのですが、あえて方向性の違うアイテムを取り入れることで
服装としての面白味がプラスされるような気がします。あくまでも個人的な見解で自己満足ですが。



肩の袖付けも独特。
ラグランスリーブで合っていると思うのですが、首横から△が充ててあったりとギミックが凄い。
釦は真鍮製で、手仕事の一端が垣間見れるディテール。




袖周りはゆったりと設定して、袖口でぎゅっとメリハリを利かせています。
何かを重ねる着方ではなく、1枚着として着るイメージが良いかもしれません。
もし羽織るとすれば、ざっくりとしたコート類かな。
合わせ方によっては、例えば黒い上品なパンツなどを合わせれば、多少畏まった場にも
着て行けそうなイメージも浮かぶので、どういう方向に持っていくかで、なかなか意外性のある
着方も出来るのかもしれません。



色はブラック、真っ黒というよりも、ややスミクロに近いブラック。きりっとした色目を選びました。
他にもリネン生地のセットアップの提案や、ワンピースなどもご用意しています。
定休日明けにまたじっくりとご紹介していきますので、楽しみにしていてください。
来週に迫った盛岡の出張SHOPにもたっぷりお持ちする予定です。
中津川の景色や街にも似合うのではと思っています♪
2026年4月8日 | 7:43 PM | GUPTIHA

